いよいよ解散総選挙の火ぶたが切って落とされた。
ポイントは自民・公明が過半数割れをするかどうかだ。
もし割れれば自民党の混乱は必至。
総裁選で敗れた高市早苗に麻生太郎がささやいたという。
「俺も菅も長くなかった。石破も長くないだろう。
勉強はしなくていいから仲間を作れ、勉強をしたければ英会話でもやってろ」
これが総理大臣を経験した人間の言葉だとしたら悲しくなる話だ。
マンガばっかり読んでるとこうなるのだろう。
2世紀後半の弥生時代末期に、日本列島で大規模な内乱が起こった。
この時に卑弥呼という女性が共立されて何とか争乱がおさまったという。
麻生太郎や茂木敏充は高市早苗を再度担ぎだして主流派に戻る魂胆だ。
何ともすさまじい権力欲だ。
しかしこんなことをしていれば日本はますます劣化する。
石破政権の維持のために「安部派」つぶしが行われた。
非公認になった議員はもとより、公認になっても比例復活は認められないので怨嗟の声が渦巻いている。
だが、「盗人猛々しい」とはこのようなことを言うのだろう。
自分たちが脱税まがいのことをしたという反省は無いようだ。
党内野党だった石破茂をもってしてもこの辺りが限界だ。
やはり、政権交代が最大の政治改革なのであろう。