政治家の言葉ほど軽いものはなくなった。
政治家から「謙虚に反省して」などの言葉が飛び出すとテレビのチャンネルを切るようにしている。
謙虚の反対語は自己顕示(いわゆるナルシズム)だろうか。
トランプも安倍晋三もゴリゴリのナルシストだ。
最近の傾向はどの国でもナルシスト度が上昇しているという。
この日本でも例外ではない。
夜行性なので姿は見かけないが、エゾユキウサギの足跡が良く目につく。
この辺では走るのが一番早い生き物だ。
「謙虚」
自分の能力や置かれている立場をありのままに受け入れ、相手の意見を認めて素直に取り入れたり相手を抑えるような自己主張を控えたりする様子をいう。
個人主義が進むとナルシスト度も進むようだ。
集団主義がまだ強い日本でも「謙虚なタイプ」は、なかなか評価されなくなった。
ナルシストが持つ「自信、カリスマ性、楽観主義」などはリーダーシップにとってはプラスだから、一概に否定ばかりもできない。
ほどほどにというところだろうか。
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