30年にわたって賃金の上がらない国というのも珍しい。
その責任は自民党・経団連・連合にある。
物価が上がらなければ賃金が上がらなくてもそれなりに生活はしていける。
このような状況にあってもあまり文句を言わない国民性に甘えていたのであろう。
この数年の物価上昇に国民は「何かおかしい」とやっと気が付いた。
24か月にわたって実質賃金はマイナスである。
「うまい汁を誰かに吸われているのではないか?」
この間、自民党は裏金作りにせっせと励んでいた。
経団連は従業員の給与を上げもせずせっせと内部留保をため込む。
そして連合は労働貴族を謳歌して経営者や自民党に良い顔を向けるのだ。
困窮する非正規労働者をほぼ無視だ。
このもたれ合いの構図を底支えしていたのが日銀だ。
特に前任の黒田総裁は自分の功績を誇っているというから、
まさに「散りゆくものは道義なりけり」
もはやこの国は大掃除が必要だろう。
「日本をせんたくいたし申し候」 坂本龍馬