口が軽いというのか自分の手柄話をしたかったのか、
何ともあけすけな暴露話だ。
馳石川県知事の発言、
これから話すことはメモ取らないでください。
東京五輪の招致について安倍総理から「カネはいくらでも出す。官房機密費もあるから」と厳命があった。
そこでいろいろ知恵を絞って「思い出アルバム作戦」と称してIOC委員105名に20万円のアルバムを配った。
これが大問題になるのはIOCの倫理規定に違反するからだ。
事実誤認で撤回して済む話ではなかろう。
この話から浮き出てくる次の問題点は「官房機密費」なるものの存在だ。
年間約10億円位の予算があるという。
いつ、どこで、誰に使ったかなど一切メモしないという不文律があるようだ。
官房長官だった野中発言によると、マスコミ対策でかなり使ったようだ。
受け取らなかったのは田原総一朗だけだったという。この時のカネは1000万円。
このような不明朗なカネの使い方は先進国で日本だけだ。
BSTBS報道1930
更には自民党5大派閥によるパーティを利用した錬金術も大問題。
この構図から見えてくるのは、自民党と業界、そして一部マスコミとの癒着構造だ。
この構図をぶち壊さないと「国民生活重視」の政治は行われないだろう。