行雲流水の如くに

予測不能なトランプに振り回される安倍晋三ーーー交渉は着実にすべきだ

26日にワシントンで日米首脳会談が行われた。
トランプ大統領は早々に農産物に対する関税引き下げを日本に求め5月中にもサインする意向を示した。
一方の安倍首相は想定外の発言に首をかしげ、顔を一瞬しかめた。
例えていえば「アクセルやブレーキお構いなしの暴走老人(トランプ)が運転する車に同乗して怯えるゴルファー(安倍晋三)」という図式か。

このところの日米首脳会談と言えば必ずゴルフ付きだ。
一緒にプレーしている姿がテレビに映ったが、どんどん先に進むトランプ大統領を何とか追いつこうと焦る安倍首相の姿が何とも象徴的であった。
いくら蜜月ぶりを演出しようが、一方的な要求にたじろいてまともな交渉になっていない。
自動車に対する25%の関税を阻止するため、今回は防衛装備品の購入を申し出たようだ。
本当に日本の国防に資するかわからないF35戦闘機100機購入に続く大盤振る舞いである。
F35戦闘機は欠陥商品ではないか?という疑いもある。
どうもまともな貿易交渉を行っているようには見えない。

トランプ大統領出現で世界はますます無法化しつつある。
アメリカファーストを掲げて自由貿易のルール無視が甚だしいからだ。
今のところヨーロッパはトランプの言いなりにはなっていない。毅然と対応している。
中国も粘り強く交渉している。日本やヨーロッパとの連携を重視している。
日本も朝貢外交的なふるまいを改めてしたたかに交渉すべきだ。
公正で自由な貿易の原則を日本は主体的に主張すべきなのである。

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