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行雲流水の如くに

三方良し」の精神が見直される時代が来るだろう

「三方良し」は近江商人が大事にした考え方で、「売り手」、「買い手」、「世間」をいう。

自分の事だけを考えて商売を行うのは、マルチ商法レベルの話。

伊藤忠商事はいまや堂々たる総合商社だが、近江商人出身の初代社長伊藤忠兵衛は次のように述べている。

「商売は菩薩の業(行)、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し世の不足を埋め、御仏の心にかなうもの」

 

これぞまさしく「公益資本主義」の原点。すべてのステークホルダーに益をもたらす考え方だ。

ステークホルダーー企業に対して利害関係を持つ者。株主・従業員・取引先・地域社会などー

アメリカ型の資本主義は、「株主資本主義」でとにかく株主が儲かれば後はどうなろうが構わないという主義だ。

これはもうすでに限界に来ている。アメリカから反省の声が沸き上がっているのだ。

 

今の時期、本州では椿の盛りだと思うが、北海道では温暖な地方以外自生できない。このあたりはまだ雪景色。

温室でしばし楽しむことができた。

港の曙

 

消費者の立場から言えば、「三方良し」を心掛けている会社の商品を買いたいものである。

一見して会社の利益にはならないが、世のために「おかね」を出している会社が、数多く日本から出てきて欲しいものだ。


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