教育無償化を推進する会の代表前原誠司と国民民主党代表の玉木雄一郎とはキャラクターが似通っているように感じる。
男前だし、なんとなくさわやかな感じを受ける。
ただ政治家にとってこのような評価を受けることは必ずしもプラスにはならない。
性格に陰影が無いから下心のあるしたたかな政治家に乗せられる。
前原誠司は2017年民進党代表の時に東京都知事小池百合子が代表の希望の党と合流を模索した。
だが、性格の良さが出たのか主導権を小池にとられた。
順風満帆だった小池だが、あの有名な「排除します」宣言で一転暗転してしまった。
希望の党は惨敗、またしても安倍晋三がしたたかに勝利をおさめた。
まさに前原がどんぐりになって小池にはまった瞬間だった。
東京15区補選における玉木雄一郎の小池への接近は、またもや小池にはまるどんぐりのイメージが湧いて来る。
実質都民ファーストの候補乙武洋匡へ国民民主は推薦を出した。
自民党も公明党も推薦せずに引く中でいったいどんな成算があるのだろう?
小池という強力な磁石に引っ張られる砂鉄のようなものだ。
前原も玉木も根が善人なんだろう。
つねに善人であろうとする者は、善人でない大勢の人びとの中で破滅せざるを得ない。 マキァベリ
これでは善人と思っている人は救われない。
次の言葉の方が良いだろう。
旧年寒苦の梅 雨を得て一時に開く
20~22日、旅行のためブログ休みます。