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行雲流水の如くに

春眠暁を覚えず

だいたい朝は5時ころに目が覚める。

眠りも浅くなったようで、「春眠暁を覚えず」などという感覚はもうない。

泥のように眠りこけていた若いころが懐かしい。

 

春眠暁を覚えず 処々啼鳥を聞く

夜来風雨の声 花落つること知らず多少  孟浩然(689~740)

 

この世にし楽しくあらば 来む世には蟲に鳥にわれはなりなむ 大伴旅人

家持の本音は、「生きているうちが花なのよ、死んでしまえばおしまいよ」

この辺りの感じがじわりとわかってきたのが古希(70歳)を過ぎたあたりだろうか。

 

クロッカス

数日前に融けた雪の中から顔を出して元気に花を咲かせている。

 

若いころのように多く食べる必要もない。

なるべく素材の味を生かした料理を作るのも楽しみの一つ。

厚岸産のあさり、網走産のホタテ、そして道産のキノコ類でアヒージョを作る。

アヒージョはスペイン南部の伝統的小皿料理。

ビールは北海道限定のクラシック。切れがあってうまい。

 


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コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

megii123
文化系さん、おはようございます。
このクラシックは北海道限定で、サッポロビールからです。
キレがあるので飲みやすいのです。
札幌周辺には札幌ビールの工場があり、札幌から新千歳空港までのJR区間に「サッポロビール公園駅」があります。
(急行は止まりませんが)

本来なら原文を当たるべきなんでしょうが、私が参考にしたものは「来む世には蟲に鳥にも」となっていました。
確かに蟲は虫の旧字ですから同じことかと思いますが、世なのか生なのかでは少しニュアンスが違いますね。
今度調べておきます。

それにしても大伴家持の歌はいいですね。
9vs9qvsq
 楽しく読みました。孟浩然も旅人も、そして何よりもビールとアヒージョ! この写真が本当に美味そうだ。僕が、貝には目がなく、キノコ大好きと来ているから。
 なお、このクラシックって、どこの会社の? こちらでは見ない缶なんでね? クラッシックラガーなら麒麟ですが。

 また、『来む世には蟲に鳥に』は僕の事典には『来む生には虫に鳥にも』とありましたが、ムシはともかく他はどっちなのかな? お互い大好きな歌だから、確かめたくって、よろしく。
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