「桜を見る会」問題が散りきらぬうちに、今度は「河井案里」問題が浮上してきた。
自民党本部から参院選の選挙資金として1億5千万円の資金が振り込まれていたという。
同じ広島選挙区から立候補していた溝手顕正氏は1500万円だから10倍だ。
どう考えても異常な金額だ。
案里という名前だがつい杏里をイメージしてしまう。
というのは、杏(あんず)は私の好きな色で、薔薇の花を選ぶときにあんず色(アプリコット)をよく選ぶ。
またあんずと同系統に李(すもも)がある。
李下に冠を正さずーースモモの木の下では頭の冠が曲がっていても手を挙げて直さない。
(あたかもスモモの実を盗むように見えるから)
しかし河井案里氏は杏(あんず)とは似ても似つかない人のようだ。
薔薇(ディスタント・ドラムス) 遠くに聞こえるかすかなドラムスの(音)をイメージ
この問題は根が深そうだ。
安倍首相は参議院の自民党幹事長だった溝手顕正氏に遺恨がある。
その溝手氏を落としても河井案里氏を当選させたかった。(広島選挙区から2名の立候補になった)
選挙対策本部に安倍事務所から秘書4名を派遣し、軍資金として破格の1億5千万円を振り込んだのだ。
通常選挙期間中の資金としては4千万円位だという。
だとしたらこのような多額のカネはどこに流れたのだろう?
11月ごろに河井案里氏から広島県議の何人かに、当選祝いと称してカネが配られたという情報が流れた。
安倍首相ぐるみでカネにまみれた選挙を行っていたとしたら、これは大スキャンダルになるだろう。
広島地検がどこまで切り込めるか、暫し見ものだ。
野党やマスコミも徹底した追求を行ってほしいものである。