行雲流水の如くに

硬派な男は少数派になったようだーーこのところの国会風景

昔は「女・こども」という言葉があった。

いま、こんな言葉を使おうものならこっぴどく叩かれる。

身近なところで言えば、かみさんに猛烈な反撃を食らう。

明らかにこの言葉の中には「男尊女卑」の考えがあるからだ。

逆に軟弱な男を評して「女の腐ったようなやつ」という言い方もあった。

これも、もはや禁句だろう。

最近、特定の政党のなかにこのようなタイプが増殖しているようだが。

何事も他人のせいにして、自分の言動に責任をとらない男たちだ。

 

「硬派」というのは、その組織の中で強く自説を主張して、他と安易に妥協しない人たちを言うらしい。

これは三省堂の辞書の見解だが、私が学生時代のころはもう少し違うニュアンスで「硬派」を重んじる風潮があった。

どちらかというと無口で芯が強いタイプだ。そう高倉健がぴったり。

次のような歌も流行っていた。

流れ流れて 東京の そぞろ歩きは軟派でも 心にゃ硬派の血が通う

花の一匹 人生だ ああ東京流れもの

 

成熟社会になって男女平等が広まったが社会全体が幼稚化してしまった。

本当にこれで良いのか?硬派な男でも女でも出てきてほしいものだ。


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コメント一覧

megii123
飲兵衛さん、こんにちは。
そうですね、飲兵衛さんの解釈も有りですね。
私はどちらかというと「硬派」もしくは「バンカラ」でした。

女房殿が自称軟派の「飲兵衛さん」のどこに惚れたのか、お聞きしてみたいですね。
「後姿のとても素敵な女の子」いいですね。
このような文学的表現に当てはまる方だったのでしょう!

歳をとると概して「おんな」の方が強くなりますね。
我が家も、一言言えば十か二十になって帰ってきます。
ほんとにトホホです。(苦笑)
suishaalbum
行雲流水の如くにさん~お早うございます。

硬派に軟派という言葉、飲兵衛が学生の頃も良く使われて
ましたね。
ちょっとばかりニュアンスが違っていて、
・女性に興味はあるものの無い振りをしてバンカラを装う
 のが硬派。
・女性に対する興味を即態度、行動に移すのが軟派。
 今でいう「ナンパ」でしょうかね?

ちなみに飲兵衛、典型的な軟派でして、
ある日街角で後ろ姿のとても素敵な女の子に声をかけた
のが運の尽き!
後ろ姿は美人なのに前から見ると並みの並み、
現在の女房殿です。
今では前後左右どこから見ても鬼瓦みたいな顔して飲兵衛を
苛めるんです。
もうトホホホなんだから。
(涙・・・)
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