情報通信技術の発展とその最先端の利用方法を学ぶため、メディカルコミュニケーションズ社の原島功社長を講師に迎えて、「インターネットで集客（集患）するとは？」をテーマに、検索サイト上位表示SEOの基礎知識について講義頂きました。
①当社は2006年10月に設立した、歯科業界を中心にシステム開発とマーケティング支援の会社です。私は楽天リサーチというITマーケティング企業の副社長を経て、当社を創業致しました。検索サイトの上位に表示される方法を研究し、歯科クリニック情報のポータルサイトを運営しております。
②2007年4月の医療法改正によって、広告規制緩和という大きな変化が医療の世界に生まれました。インターネット情報の増加に合わせて厚生労働省は法整備を整えようとしていますが、何分、まったく新しい技術のため、暗中模索のようです。今回の改正の要点は、第1に自費診療広告（インプラント、ホワイトニング、レーザー治療）が許可されたこと、第2に説明表現や料金表示を始めとした幅広い情報提供が許可されたこと、第3に「無痛治療」などの薬事未承認食品使用に関する診療広告が禁止されたこと、があげられます。
③厚生労働省は医療機関に対して、診療情報を受診者に積極的に開示するように推奨をしております。ここで行政が推奨している基本的概念で重要なのが「不特定多数性」です。例えば、トップページ上で特定の歯科医院をバナーで告知することに対しては、注意が必要という表現で抑制をかけています。都道府県は各医療機関に対して行政指導で対応するように厚生労働省は通達を出していますが、罰則規定は明記されていません。当社もどこまでが許されるのか、厚生労働省の担当者の方々と頻繁に連絡を取りながら、業務を進めております。
④2007年度中に、インターネット上への情報開示におけるガイドラインが策定され、公開される予定です。ただしネット上の情報に規制を設けることは非常に困難であり、行政としては各企業の動向を見ながらルール作りを進めていく方針のようです。
⑤SEOというのはSearch engine optimizationの略で、検索サイト上位表示と訳されます。GoogleやYahooという検索サイトに、検索キーワードを入力したときに、その上位に表示されるようにページのサイトを構築することを意味します。大多数の受診者は、まずこれらの検索サイトにキーワードを入力して、ポータルサイトなどを経由して、各医療機関のサイトに到達しますから、受診者数の増加のためには上位表示が決定的に重要になってきます。
⑥検索サイトの結果表示画面には、純粋な検索結果であるナチュラルサーチと、広告主が料金を支払って広告枠を購入するキーワード広告の2つから構成されています。キーワード広告は、料金を支払えばすぐに上位表示されて予算上限を設定できるという利点と広告料の支払いが永遠に継続し、支払いをやめれば表示が消える、という欠点があります。ナチュラルサーチはある程度の予算をかけて、上位表示される際と構築をすれば、以降の月額固定費はかからないという利点と、初期費用がかかり、また上位表示までに時間がかかるという欠点があります。
⑦YahooやGoogleという検索エンジンはそれぞれ独自のアルゴリズムと呼ばれるサイト評価基準を持っており、それらを意識した上でwebsiteを構築することが重要です。そのためにはサイト内要因とサイト外要因の両面から最適化を図る必要があります。サイト外要因というのは被リンク数のことで、どれだけ他のサイトからリンクを受けているかが上位検索の重要なポイントとなります。
⑧消費者がある商品を購入するまでには、注意attention→関心interest→欲求desire→記憶memory→行動actionという5段階のステップを踏みます。楽天という会社はテレビ広告を打たないのですが、それはテレビ広告というのはこの注意attentionから入るため余り効率が良い広告方法ではないからです。関心interestの地点からスタートする方がより効率的な消費者行動に繋がります。
⑨有効な広告を行うためには、目標の明確化が必要であり、(1)目標をしっかり見据える(2)ターゲットを定める(3)最適手段を吟味する(4)目標の最終値を想定する(5)効果測定を行う、というステップを踏んできます。医療機関の内部にこのような業務を専門にした人員を持つことはなかなか困難ですから、当社はその支援サービスを提供させていただいております。
①当社は2006年10月に設立した、歯科業界を中心にシステム開発とマーケティング支援の会社です。私は楽天リサーチというITマーケティング企業の副社長を経て、当社を創業致しました。検索サイトの上位に表示される方法を研究し、歯科クリニック情報のポータルサイトを運営しております。
②2007年4月の医療法改正によって、広告規制緩和という大きな変化が医療の世界に生まれました。インターネット情報の増加に合わせて厚生労働省は法整備を整えようとしていますが、何分、まったく新しい技術のため、暗中模索のようです。今回の改正の要点は、第1に自費診療広告（インプラント、ホワイトニング、レーザー治療）が許可されたこと、第2に説明表現や料金表示を始めとした幅広い情報提供が許可されたこと、第3に「無痛治療」などの薬事未承認食品使用に関する診療広告が禁止されたこと、があげられます。
③厚生労働省は医療機関に対して、診療情報を受診者に積極的に開示するように推奨をしております。ここで行政が推奨している基本的概念で重要なのが「不特定多数性」です。例えば、トップページ上で特定の歯科医院をバナーで告知することに対しては、注意が必要という表現で抑制をかけています。都道府県は各医療機関に対して行政指導で対応するように厚生労働省は通達を出していますが、罰則規定は明記されていません。当社もどこまでが許されるのか、厚生労働省の担当者の方々と頻繁に連絡を取りながら、業務を進めております。
④2007年度中に、インターネット上への情報開示におけるガイドラインが策定され、公開される予定です。ただしネット上の情報に規制を設けることは非常に困難であり、行政としては各企業の動向を見ながらルール作りを進めていく方針のようです。
⑤SEOというのはSearch engine optimizationの略で、検索サイト上位表示と訳されます。GoogleやYahooという検索サイトに、検索キーワードを入力したときに、その上位に表示されるようにページのサイトを構築することを意味します。大多数の受診者は、まずこれらの検索サイトにキーワードを入力して、ポータルサイトなどを経由して、各医療機関のサイトに到達しますから、受診者数の増加のためには上位表示が決定的に重要になってきます。
⑥検索サイトの結果表示画面には、純粋な検索結果であるナチュラルサーチと、広告主が料金を支払って広告枠を購入するキーワード広告の2つから構成されています。キーワード広告は、料金を支払えばすぐに上位表示されて予算上限を設定できるという利点と広告料の支払いが永遠に継続し、支払いをやめれば表示が消える、という欠点があります。ナチュラルサーチはある程度の予算をかけて、上位表示される際と構築をすれば、以降の月額固定費はかからないという利点と、初期費用がかかり、また上位表示までに時間がかかるという欠点があります。
⑦YahooやGoogleという検索エンジンはそれぞれ独自のアルゴリズムと呼ばれるサイト評価基準を持っており、それらを意識した上でwebsiteを構築することが重要です。そのためにはサイト内要因とサイト外要因の両面から最適化を図る必要があります。サイト外要因というのは被リンク数のことで、どれだけ他のサイトからリンクを受けているかが上位検索の重要なポイントとなります。
⑧消費者がある商品を購入するまでには、注意attention→関心interest→欲求desire→記憶memory→行動actionという5段階のステップを踏みます。楽天という会社はテレビ広告を打たないのですが、それはテレビ広告というのはこの注意attentionから入るため余り効率が良い広告方法ではないからです。関心interestの地点からスタートする方がより効率的な消費者行動に繋がります。
⑨有効な広告を行うためには、目標の明確化が必要であり、(1)目標をしっかり見据える(2)ターゲットを定める(3)最適手段を吟味する(4)目標の最終値を想定する(5)効果測定を行う、というステップを踏んできます。医療機関の内部にこのような業務を専門にした人員を持つことはなかなか困難ですから、当社はその支援サービスを提供させていただいております。
