黒ダイヤ。

　炭坑節などで歌われている　黒ダイヤ　は石炭ですが、気仙沼で黒ダイヤと言えば私は絶対に　鮑　だと思います。
土の中から取れる黒ダイヤを石炭とするなら、海の中から採れる黒ダイヤは　鮑　で決まりです。（勝手に私が思っているだけです。）
　今年はこの海で採れる黒ダイヤが大変な事になっています。
例年、11月から12月にかけて３～４回位、「開口」（鮑を採って良い日）があり、毎年、知合いにお願いして5キロ位購入して、お世話になった方々等に送ったり、お正月に食べたりしていました。
　今年は1回目、2回目、共に不漁で昨年の６割程度の水揚げ、2回目でなんとか２～３キロほど購入できましたが、3回目ではゼロキロ！！
全く買えませんでした。4回目の開口はなく、今年は終了！どうしても送らなければならない方の分は1キロ当たり13000円で購入し発送。
自分で食べる分の鮑は買えず、ついに来年は鮑なしのお正月を迎えることとなりそうです。

　鮑も1つ1つに個性？があり、これは旨そうだ！と確信出来る個体やまあまあかな～と思う個体など色々です。
お店に行っていけすの中の鮑をよく見てみると半分は判ります、もう半分は下から見ないと判りません、、。
お店によって仕入れ先　「産地」が違いますのでお店を選んだ時点である程度決まってしまいます。
　
　今回も、4件回って、さらに選ばせていただいて購入し、送りました。
16000円越えでした、、、。