オーディオ&真空管の部屋

~気仙沼市で再起をかけるオーディオ店『ミュージック・クラブ&真空管』店主の奮闘日記~

WE300Bの測定。  測定器の色々、、、。

2019-03-30 16:15:40 | 日記
 真空管を測定する測定器は回路に真空管を使っているものがほとんどです。それでも結構正確に測定ができます。
デジタル時代の測定器はより正確に測定できます。
 実際の話、真空管の種類があまりにも多いため、一台で全部の真空管を測定できる測定器などは存在しません。
震災前はアメリカ製、イギリス製、日本製の特注、など何台もの測定器を使って測定していました。
 測定器が市販されていない真空管や、ほとんど入手が出来ない測定器を使わなければ測定出来ない真空管も測定する必要があり、その際には特注の測定器を使っていました。結果、10台ほどの測定器を使っていましたが、それでも、手持ちの真空管で測定できない真空管はありました。
 
 真空管式の測定器は1950年代から1970年代頃のものが多かったので、何とか探して、手入れをして使っていました。
それらが全部津波で使えなくなったので、替わりを探すのが大変でした。実際、まだ探している最中で入手できていない
測定器もあり、震災前よりも測定出来る真空管の種類は少ないままです。

 WE300Bの測定にはデジタル式の測定器を使用します。こんな感じで、スイッチオン!で測定が出来るのでらくちんです。

WE300B 1960年代 オリジナル。

2019-03-28 15:24:21 | 日記
 1960年代に製造され、今まで使用されることなく50年以上(古いもので1962年製、新しいものでも1968年製)の
時を過ごしてきた新品のWE300Bのエイジングを始めました。
 一度に2本しかエイジングが出来ない上、エイジングに24時間を
かけているので、丸一日で2本しかエイジングが出来ません。

ウエスタンの真空管274A。

2019-03-20 17:34:40 | 日記
 ウエスタン社製の真空管は、おそらく数ある真空管の中でも ダントツの人気と信頼性があり、入手が難しく、もともと希少だったこともあって、とてもとても高価です。(業者の私が言うのもなんですが、、、、。)
 いつまで使えるのか分からない?位に長寿命な300Bが高価なのは、わかりますが、整流管の274Aや274Bも高価です。こちらのほうが300Bよりも更に入手が困難なので仕方がないのかもしれません。
 結局、音が、、、と突き詰めてゆくと、何とか入手して使用したい、、、となってしまい、またまた入手が困難になります。
かつて、WEの274Aは274Bよりも仕入れ価格が高かったです。今はどちらも、高い、安い、ではなく、あるか無いかです。極端な話、状態の良いものであれば、いくらでもいいから仕入れるくらいの覚悟がないと全く入手が出来ません。しかし、それでも入手が出来ません。海外の業者に持っていかれてしまいます、、、残念。

気仙沼の昭和時代を楽しむ!「昭和展」まもなく準備開始。

2019-03-20 17:25:10 | 日記
 今年の9月頃に 気仙沼の昭和時代 をテーマにしたイベントを企画中です。昭和から震災前にかけての気仙沼市内の風景画や写真の展示、昭和30年頃の気仙沼のビデオ上映、レコード試聴会、昭和の駄菓子屋、昭和の模型飛行機展、などなど、色々と企画中です。
 準備が始まりましたらこのページでお知らせいたします。