オーディオ&真空管の部屋

~気仙沼市で再起をかけるオーディオ店『ミュージック・クラブ&真空管』店主の奮闘日記~

japanese model airplane の 色々。

2020-04-26 16:45:05 | 日記
50から60年位前に販売されていた模型飛行機(ライトプレーン)のキットの中身は、翼は曲げた竹ひご、胴体は 檜棒 または 桐の棒、リブ(羽の骨組み)か薄い桐の板、プロペラは朴の木、翼紙は薄い和紙等の材料と図面、これらが50から60cm位の長い紙袋に入っていました。今でも、プロペラなどがプラスチック製に替わったりはしましたが、同じようなキットが販売されています。
オークションなどで入手できる、昔のキットに入っている材料は曲がっていたり、劣化していたりと、実際には使えるものはあまりなく、もっぱら、図面を頼りに完全自作する事になります。しかし、たまにですがキットに入っているゴムが溶けてしまって、図面にくっ付き、図面もボロボロな時もあります、これはまず図面の修理から始めます。
そんなこんなで、苦労を楽しみながら昔、設計されたライトプレーンを図面を頼りに作ります。
竹ひごを使ったこの様なライトプレーンは海外ではあまり見ることはなく、日本独特の模型飛行機と言ってもよいのではないでしょうか。韓国でも同じようなキットが作られましたが、日本のキットをモデルとして作られたようです。
多摩川1型 です。翼台が特徴的なライトプレーンでデサマ(飛行機を強制回収する装置)が着けてあります。胴体はバルサにカーボン貼り、プロペラはバルサで自作しました。

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