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英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
メタルマンはメタルブレードで死ぬ

名探偵コナン 隻眼の残像(2025)

2025年04月25日 01時14分32秒 | 映画レビュー
子供の頃、「名探偵コナン」のアニメ放映が始まった。
コナンの流行はすさまじいもので、俺もコナンに熱狂したものだ。
俺が知った頃は6巻ぐらいまでしか出てなくて、殺人事件を解決するコナンにとんでもなく憧れたものだ。
将来は探偵になりたい!と強く願ったが、まぁ流石に無理だわな。
探偵になったら警察と一緒に捜査する、と思っていたがそんなわけない。
毛利小五郎さんは警察と一緒に行動することも多いが、警察はそれでいいのか?

現在は既刊107巻を越えており、もうこち亀みたいになってきた。
俺自身は103巻ぐらいまで読んでいるが、一気読みしているため、50~90巻ぐらいまでの記憶があまりない。
まぁ世良家族と長野県警、あと将棋名人?とかそこら辺の人物が分かっていれば何とかついていけるだろう。
そういや最近(といっても2年ぐらい前?)、すし屋の出っ歯が実は黒の組織の一員だとわかった。引っ張りすぎだろう。

話が横にそれたが、我が家ではコナンは人が死ぬので見てはいけない、と言われてしまいアニメは見せてもらえなくなった。同様にクレヨンしんちゃんを見るとバカになると言われそれも見られなくなってしまった。
クレヨンしんちゃんは観ていなかったが俺はバカになってしまった。
さらにコナンも見せてもらえなかったが、猟奇殺人や未解決事件の記事を読むのが好きになってしまった、悲しいね。

去年の映画、「百万ドルの道標」という映画にYAIBAの沖田総司が出演したのだが、その際にYAIBAも出るんじゃないか?!と言われ、それを聞いて興味が出たためコナンの映画を初めて見に行った。結果、YAIBAは出なかったが鬼丸が出てきてテンションが上がったぞ。
ちなみに沖田総司も鬼丸もコナンの漫画には出たことがあるが、YAIBAは出てこないなぁ。というかYAIBAが出てきたらかぐやとかも出てきてしまい世界観がおかしくなるか。

「百万ドルの道標」を見て思ったのは、思ったより大味だということだ。
コナンの映画ってもっとこう、現実に割と則して犯罪を解決する内容だと思っていたのだが、実際は超ファンタジー。怪盗キッドがいつものようにマントをハングライダーにして空を飛ぶのだが、ロケットでも付いてるのか!?と思わせるように自由に飛ぶことが出来る。まぁ漫画でもそんなもんだが、もっとリアル寄りだと思っていたので驚かされた。映画としてもわりと大味だったのだが、黒羽快斗と工藤新一が親戚だと言うことが判明。超絶後付け設定だが、まぁコナンも連載当初ここまで続くと思わなかっただろうし、後付けに次ぐ後付けだろう。
もうコナンという作品自体が超大きなプロジェクトなので、原作は青山剛昌ではあるが、ストーリー進行などはもう青山剛昌の手は離れているのではないだろうか。

前置きが長くなったのだが、今回の「隻眼の残像」は長野県警の大和さんという人が隻眼になり、足が不自由になってしまった事件を探るストーリーだ。この大和さんは大体、2007年ぐらいに初めて漫画に登場したキャラクターなのだが、それから18年経過してやっとその事件に触れる、しかもアニメ映画の方で・・・
これは18年前から今後、アニメ映画を作る方針でこのキャラを出したのか、はたまた後々アニメ映画にしようとなったのかどっちなんだ。
そもそもコナンのアニメ映画って本編とはあまり関係ない、と思っていたのだがどうやら本編とは密接に関係しているということだろう。

また犯人の亡くなった彼女についてだが、彼女は死ぬ前に父に「帰ってきたら聞いてほしいことがあるの。」と言って、外の倉庫に行くと見せかけて崖から身を投げて自殺している。しかしいつものコナンからすると自殺してしまうような人がその前にわざわざ実の父親に「聞いてほしいことがあるの」等と言うだろうか。
いや、実際はそういうこともあるかもしれん。
コロナ流行時はそういったコロナ鬱で何となく手首を切ってみた人が命を落としてしまったこともあった。だが、漫画のコナンだったらそういうとこは不自然だ、とか言いそうだけどなぁ。

毛利小五郎が活躍するという触れ込みだったので、小五郎が推理を決めるのかと思いきや事件はコナンが新一のフリをしてメールを送って解決してしまった。小五郎が活躍するのは銃を撃つとこぐらい。
あと安室透は出す必要あったのか?と思うが、やはり人気キャラなので出さないといけないノルマがあったのかな、と感じた。最後の犯人とのチェイスシーンはかっこいいというより無茶苦茶で笑ってしまった。
アクションというか最早ギャグだろ、これ。

仮に青山剛昌が亡くなったとしてもコナンはサザエさんのように続いていくのだろうな、と感じました。
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映画ドラえもん のび太の絵世界物語

2025年04月15日 19時40分07秒 | 映画レビュー
ドラえもん のび太の絵世界物語

昨年は「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を見に行ったが、今年も見に行った。
毎年見に行っているわけではないのだが、去年は彼女が見たい、と言ってきたので見に行ってきた。
無難に面白かったのだが、ブログに書くほどでもなかったので書かなかった。
終わりがあっさりしていたので、あまり後に残らなかったのだ。

俺は「映画ドラえもん のび太の宝島」もとても面白かったのだが、「宝島」では話の整合性があまりとれておらず、結局未来はどうなるの!?と言った微妙な後味の悪さが残ってしまう映画だった。

しかし今年の「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」は非常に秀逸だった。
前半から丁寧に伏線を散りばめて、1個ずつ伏線を丁寧に回収していく様は驚き。
ストーリーがとてもとてもよく出来ている。

最近見た映画の中でも確実のトップのストーリーだった。

話としては、のび太が夏休みの宿題としてパパの絵を描いているのだがうまく書けない。すねて寝っ転がりながら消しゴムを上に投げて遊んでいると突然、空中から絵が降ってくる。
その絵の中にはいりこみライトを使って入っていくとそこには金髪の少女がいて、その少女が現実世界に出てきてしまうが、絵の中に一緒に戻っていくといつのまにか1300年代のヨーロッパのアーテリア国に来てしまう、といったストーリーだ。

驚いたのは中世ではフォークやナイフ、スプーンが使われていなかったということをきちんと描写しているところだ。この時代、フォークやナイフは危険なので使われていなかった。平民は勿論、貴族や王族も手づかみでごはんを食べていたというのだから驚かされる。
絵具を卵から作っていたのは全く知らなかった。
強いて言えば中世の料理は正直今食べてもあまり美味しくないだろう。

こういった作品の中に入る道具としては「絵本・はいりこみぐつ」の方が俺としてはイメージが強い。作品の中に入る映画は「ドラビアンナイト」以来だろうか。

最初にも書いたが本当に伏線の貼り方と回収がめちゃくそ丁寧。
こんな丁寧なストーリーの映画は珍しい。
「映画ドラえもん のび太の魔界大冒険」で石化したドラえもん、のび太が出てくるがそれよりももっと丁寧だ。

やはり劇場版だけあって作画もとても丁寧。
しずかちゃんが箒で飛んで来てイゼールからのび太達を助けるところはとても良かった。

戦闘も秀逸で圧倒的力でねじ伏せられ、しずか、スネ夫、ジャイアン、そしてドラえもんまでも石?にされてしまい絶対絶命に陥ってしまう。
その時にのび太の書いた下手くそなドラえもんの絵が圧倒的ピンチを救う、という展開にはもう涙なしには見られなかった。
あとあのドラえもん、ドラえもんあまり描いたことない人がよくやってしまう目を白い枠の中に入れて描くドラえもんになっていて「わかるわかる」となった。

藤子・F・不二雄先生の頃と比べて色々な道具をうまく話に取り入れてくる。
昔の作品は概ね、映画用の秘密道具+タケコプター、空気砲、グルメテーブルかけ、ショックガン、キャンピングカプセル、タイムマシン、きせかえカメラ、翻訳こんにゃくが出てくることが多い印象。
しかし近年のドラえもん映画は「ここでこれを使うかぁ」と言った驚きがある道具が多く出てくる。
「宝島」の時に救命イカダが出てきたのは驚かされたが、今作はモーゼステッキやぐっすりまくらが出てくるのは驚いたな。

最後にヒロインのクレアが実は絵の世界の住人であるため、はいりこみライトの破損と共に消えてしまうのだが、タイムパトロールの人が本物のクレアはタイムホールに閉じ込められてたから助けてきたよ~、とあっさり助けてきてしまう。
さらに絵のクレアの記憶は私にも引き継がれてるよ!とご都合主義マックスのところだけちょっと子供向けだったな、と思ったがまぁその方がハッピーエンドでいいかな。

正直、昔のドラえもんより面白かったな。

来年は海をテーマにした作品になるようだ。
「海底奇岩城」のリメイクか!?と思ったがおそらくオリジナルストーリーだろう。
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ヴェノム・ザ・ラストダンス(2024)

2024年11月04日 13時21分08秒 | 映画レビュー
うおー、ヴェノムかわいい~!!
宇宙から来たシンビオートがひょんなことからエディ・ブロックと融合し、ダークヒーローとなった!
って感じのヒーロー映画。

なんだかんだ俺は3作全て映画館で視聴したが、3作全て60点ぐらいの映画。
見る前から面白くないことはよくわかっているのだが、一応チェックしてきた。

まぁ映画としても大した映画ではないのだが、そもそも俺が思うヴェノムのイメージとこの映画はかけ離れている。
あ、エディ・ブロックをトム・ハーディが演じているのはいいけど。
けど身長175cmってエディ・ブロックのイメージにしては小さいかも。

ヴェノムのイメージと言えば「マーヴェルVSカプコン」のイメージ。
対戦前に「We are venom!」と言って出てくる。
偽スパイダーマンのようなイメージが結構強かった。
アメコミの方はあまりよく知らないのだが、元々はピーターがシークレットウォーズで手に入れたブラックコスチュームが実はシンビオートで、このコスチュームは廃棄した。
それをスパイダーマンを憎むエディ・ブロックが拾って着用したのがヴェノムの始まりだ。
つまりヴェノムはスパイダーマンがいたからこそ生まれた存在だ。

しかし映画のヴェノムではスパイダーマンは一切関係ない。
宇宙から飛来したシンビオートがひょんなことからエディ・ブロックに寄生。
2人で悪人をやっつけてみたりしながら、ドタバタ生活!といった内容だ。
しかしヴェノムとエディが生きていると宇宙がやばい、ヴェノムは敵と共に自爆!
上の3行で3作全ての内容が網羅出来てしまった。
そのくらい実写「ヴェノム」は内容がない。
あとこの映画、アクションシーンも結構あるのだがとにかく見応えがない。

マーヴェルの「ヴェノム」を実写で見たかったらサム・ライミ版の「スパイダーマン3」の方がよっぽどヴェノムしている。あまり評判は良くないが、こちらの方がまだ原作に近いヴェノムと言えるだろう。

しかし3作全て見終わってわかったこともある。
この映画は「ヴェノム」と題してはいるが、別にアメコミの「ヴェノム」とはほぼ関係ないのだ。
近年のマーヴェルが内容の面白さは別として、アベンジャーズ的なコラボレーションが普通になっていたので、ヴェノムもそういったコラボレーションがあって当然だ、と勘違いしていた。
本来、ヒーロー映画というのはその1キャラだけに焦点を当てた微妙な映画が多いのだ。

実写「ヴェノム」はスパイダーマンに出てくる「ヴェノム」ではない。
「ヴェノム」に似た作品でしかない。
こちらとしてもトム・ホランドのスパイダーマンと共演するのかな?とか他のマーベル作品に出てくるのかな?と言った期待感で見てきたが、特に何もない。
宇宙生物ドタバタギャグコメディバトル映画。

しかし、トム・ハーディはこんな映画にも出てくれるのだなぁ。
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悪魔と夜更かし(2023)

2024年10月05日 01時02分13秒 | 映画レビュー
※日本公開は2024年10月
あー、ホラー映画って面白い!
映画館で見るとその面白さは、家で見るのとはレベルが違う楽しさがある。
俺はホラー映画見るのは大好きだが、結構恐がりだ。
ゴキブリが出ただけで大騒ぎして、彼女をイライラさせたこともある。
そんな俺だからこそホラー映画をアトラクションのように楽しむことが出来るのである。

俺が最も好きなホラー映画は今のところ「ヘレディタリー」だ。
この映画は正直見てても意味があまりわからない映画なのだが、とにかく気持ち悪い。
あとあと考察サイトを読むと納得できる要素は多数ある。
のだが、まぁそんな設定はさておきとにかく気持ち悪い。
最後のシーンで裸の男女が急に集まってきて、幼女の首が刺さったマネキンを崇拝する。
ダイモン降臨!で終わるのだが、全く意味がわからない。
ただ最初から最後まで徹頭徹尾気持ちが悪い。
全てを細かく語らないのが良かった映画だな、と感じる。

さて今日は「悪魔と夜更かし」という映画を見てきた。
とても面白かったのだが、映画視聴が趣味ってなんかこう何も産まないな、と感じる。
コンテンツを消化するだけで終わりだ。
こうやって感想文を書くことが何かを産んでいる、と思いたいがこんなものは自分の思い出として書いているだけなので産み出しているとは言えないだろう。

この「悪魔と夜更かし」は、1976年に撮影された「NIGHT OWLS」というテレビ番組のマスターテープを流す、という体の映画だ。
この「NIGHT OWLS」は、司会のデルロイ・ジャックが毎回色々なゲストを呼び笑いや感動を視聴者に届ける、と言った内容だ。
しかし近年は視聴率が激減しており、ジャックの人気も日々落ちつつあった。
そんな状態を打開すべく、ハロウィンの時期にホラー特集で挽回を図るのだが・・・
といった内容だ。

番組仕立てで始まるので、テレビスタジオでの出来事をずっと流していることになるのだが、いわゆるモキュメンタリーとも言えるかもしれない。
スタジオで起こる怪異が少しずつ激しくなっていくのが気分を盛り上げてくれた。
この映画よりももっとグロい映画などいくらでもあるのだが、魅せ方がうまい。

また司会のジャックが悪魔と契約したと思われる会話内容がちょいちょいあるのだが、そこは詳しくは語られず断片的に示されるのが良かった。
え、あれはどういうことだったの?と考えさせられることで後を引く内容に感じた。

番組の途中で「アブラクサス第一教会」という宗教団体が出てくるが、
結局あれはジャックが所属していた「グローブ」という団体と同一、もしくは何かしらの関係があった、ということだろう。

さらにリリーは、ジャックのことを「ジャック」と親しげに呼んでいた。
ほぼ初対面のはずなので「デルロイさん」と呼ぶべきところを「ジャック」と呼んでいた、ということは宗教団体で出会った可能性があることを示唆している。
リリーに悪魔が憑依したときもジャックのことを知っていたため、ジャックは「グローブ」で悪魔と契約し、テレビ業界でのし上がろうとした。
しかしその代償として愛する妻が肺がんにかかってしまい、妻の願いを聞き入れ妻を刺殺した、ということだろうか。

いや、この映画をこうやって考察するのはナンセンスかもしれない。
ただただなんか気持ち悪い映画だったな~、と余韻にひたればいい。

出てくる霊能力者や心理学博士が微妙に胡散臭いのが良かった。
なんか嘘くさいなぁ~、仕込み?これなら真似出来そう、と思わせてくれる。
そんな視聴者の気持ちを代弁してくれるマジシャンの存在はとても良かった。

どのシーンもとにかく楽しかったが、リリーが番組に出てきたとき、ずっとカメラ目線でこっちを見てくるのが最高に気持ち悪かった。是非とも映画館で体験して頂きたい。
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トランスフォーマーONE(2024)

2024年09月27日 00時41分13秒 | 映画レビュー
トランスフォーマーONE

ここ10年ぐらいトランスフォーマーの玩具をちょくちょく買っている。
毎年、たくさんの玩具が発売されるが気に入ったものしか購入しない。
基本的にはG1のリメイクばかりを買っているが、ビーストウォーズなどでも気に入っているキャラが出たら購入している。
直近で買ったのはマグマトロンだったが、めちゃめちゃ良く出来ていた。
これはすごい、恐竜3体が合体してロボットになる。
恐竜のプロポーションもロボットのプロポーションもカッコいい。
この感じでビーストウォーズⅡのガルバトロンを出して欲しい。

このように玩具はちょくちょく買っているものの、実はトランスフォーマーのアニメはほぼ見たことがない。初代を数話みたぐらいで、ビーストウォーズに至ってはほぼ見たことがない。
コミックボンボンの漫画を読んでいたし、ゲームボーイの格闘ゲームもミニゲームの方を主にやりこんだのでキャラクターは知っているが、話は知らない。
ダイアクロンの玩具がトランスフォーマーになったとかそういう話は知っているが、実際のストーリーは詳しくない。

俺の認識では、なんかセイバートロン星ではエネルゴンキューブが枯渇しているので、サイバトロンとデストロンで奪い合うため戦っている?みたいな話?
んで、デストロンは他の星にエネルゴンキューブを求めるために宇宙に飛び出して、それをサイバトロンが追って両陣営地球に不時着?
それで不時着したのだが、両陣営とも不時着のショックでスリープ状態。
そこにゴリラコンボイとかが来て、スリープしてるコンボイと合体して?メカゴリラになって?とかよくわからんのじゃーい!
さらに日本独自のトランスフォーマーVがあって?雑誌展開のもあって?あとコミックもいっぱいあって?G2?バイナルテック?キスぷれ?
もう意味がわから~ん。

じゃあなんでトランスフォーマー買ってるの?ってことだが、玩具として集めやすいことが一番大きな理由だ。俺は子供のころからロボットの玩具が大好きだ。これがガンダムでもまぁいいのだが、ガンプラは作ってるときが一番楽しく作り終わってしまうとなんか飽きてしまう。トランスフォーマーは時々変形させたりして、脳トレにもなりそうだし、指も動かすのできっと知育にいいはずだ。またガンプラは変形させるためにパーツを外してみたり、他のパーツに付け替えたり、と変形させるまでが大変だし、パーツを無くしやすい。ポロリも多い。
トランスフォーマーもポロリやパーツ付け替えがあるものもあるが、概ね近年は余剰が出にくくなっている。それらの点からロボットの玩具はほぼトランスフォーマーだけを買うことにしている。

あ~、玩具の話が長くなったが今回は「トランスフォーマーONE」について書く。
CGアニメ映画なのであまり見るつもりはなかった。CGアニメ映画ってなんとなく絵がしょぼいイメージが今でもあって、実際はそんなことないのだが敬遠しがちだ。
むしろCG使ってないアニメなんて今ないのに。
だが、youtubeで本編映像の一部が公開されており、それがトランスフォーマーのレースに変形出来ないオライオンパックス、D-16が無理やり出場するシーンだった。
ここのシーンで、オラインパックスとD-16の二人は友人関係だということがわかり見る気になった。
コミックの「メガトロンオリジン」というコミックもあるが、この作品では特にこの2人が友人関係という描写はなかった、と思うのでこのオライオンパックスとD-16の友情を描いた作品は珍しいな、と思い見ることにした。

オートボットとディセプティコンの成り立ちが丁寧に書かれていてとても面白かった。
物語の緩急も非常によく、前半はコメディが多く、後半はシリアスな展開でハラハラした。
なんでも挑戦する前向きなオライオンパックス、真面目に生きようとするもオライオンパックスにつられがちなD-16。この正反対な2人の関係性がとても良かった。
実写映画で有名になったバンブルビーも出てきたし、エリータ1もほぼ主役級の扱いで珍しかった。どっちかというとアーシーの方が有名か?アーシーも出てたけど。

D-16は真面目な性格から、センチネル・プライムを崇拝していたが、裏切られて騙されていたことがわかり、その怒りからメガトロンになってしまうのはかわいそうだな、と感じた。
オライオンをカノン砲で打ってしまい、さらに落ちる彼を助けなかったとき、目が赤くなり「メガトロン」となったシーンは激熱。

トランスフォーマー関係なく、2人の弱者男性が不正を暴き、革命を起こすも結局考え方の違いから2人は袂を分かつ、というストーリーが面白かった。
いや、トランスフォーマー史上最もわかりやすい映画だったのではないか?
実写もよくわからんし、アニメのシージとかもつまらんかった。
あっちは見ながら寝てしまったよ、玩具の出来は良かったけど。

1つ気になるのだが、サイバトロン星はオートボット、ディセプティコン陣営に分かれたのはまぁいいとして、クインテッサ星人が攻めてきてるんだから内部で戦ってる場合じゃなくない?これじゃあメガトロンがプライムに選ばれなかったことの逆恨みだよ。
あ、これ書いてて思ったけどマトリクスを手にしたメガトロンもいつか見てみたいね。
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映画館で映画を見る

2024年06月23日 00時36分21秒 | 映画レビュー
とにかく何か映画が見たかった。
6月ももう下旬なのだが、とにかく映画館に行きたかった!
映画館でなんでもいい!
とにかく映画が見たい!と思っていたのだが、全く見たい映画がなかった。
今日は何かやっていないだろうか・・・
と近くの映画館の上映作品一覧を見てみた。

今日の上映作品は・・・
「大室屋 dear friends」
なんかわからんが幼女が出るロリコン向けのアニメっぽい。パス。

「九十歳。何がめでたい」
なんかわからんけど90歳の恋愛映画??パス。

「銀魂オンシアター2D一国傾城篇」
昔から銀魂はなんかきらいなのでパス。

「バッドボーイズ RIDE OR DIE」
え、令和にバッドボーイズかよ。
バッドボーイズは1作目は観たはずだが全く記憶にないな。

「ザ・ウッチャーズ」
あー、シャマランの新作かぁ。
いつも通りよくわからんことがだらだら続いて、最後ビックリがある映画だな。
ミスターグラスがアマプラで押されてたのはこれが理由だろうか。
まぁこれぐらいしか見るものないし、これを見よう。

ちなみに他の上映作品も書いておこう。
「おいハンサム!」
知らん。

「小早川家の秋」
昔の映画。うーん、パス。

「ツキウタ。」
なんか女性向けアニメ映画?

「ディア・ファミリー」
大泉洋が主演、娘のために人工心臓を作るお涙頂戴感動映画!!パス!

「ブルー きみは大丈夫」
大丈夫じゃない。ちなみに主演はライアン・レイノルズ。

「Ike Boys イケボーイズ」
予告は見て少し見てみたいかなぁ・・・と思ったが、そこまでパワーが上がらずパス。

「ラーメン赤猫」
猫ちゃんのアニメ映画、かわいいね。パス。

「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:」
知らんが現代のけいおん!ってことか?

「BLIEVE 日本バスケをあきらめなかった男たち」
ボール競技に並々ならぬ嫌悪感を抱いているのでパス。

「第2幕)コードギアス 奪還のロゼ」
封切り3日目ぐらいで見た。

「明日を綴る写真館」
この映画のポスター、上下に分けられていて上は年配のおじさんがカメラを構えている。
下は若いお兄さんがカメラを構えているのだが、なぜかフェラされているような射精しているような顔で映っている。
ゲイ映画か?是非ポスターを見て欲しい。

「映画 からかい上手の高木さん」
実写映画、なんか知らんが大人になった西方と高木さんが久々に出会う映画らしい。
高木さんはバツイチ?になってるとか。
どの層に向けた実写化なんだろう。

「マッドマックス:フュリオサ」
アニャ・テイラー・ジョイが主演のフュリオサビギニングみたいな映画っぽい。
マッドマックスは怒りのデスロードしか見ていないため話しについていけない。

「お終活 再春!人生ラプソディ」
なんだこりゃ。

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章」
見てみようかな、と思ったら後章だった。

「劇場版ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」
なんかゲーム。

「碁盤斬り」
???

「トラペジウム」
なんか元アイドルの人が脚本を書いたらしい。アイドルを題材にした作品って何が面白いのかわからん。以前、Wake up girlsのアニメ版を頑張って全部見たが何も記憶に残らなかった。

「ゴジラ×コング新たなる帝国 / Dub)Godzilla x Kong:The New Empire」
うーん、怪獣映画はあんまりテンション上がらないんだよなぁ。

「劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』」
お前、まだ公開していたのか。5月ぐらいからやっていないか?
この映画は封切り日の翌日ぐらいに見に行ったが、結構大味な映画で面白かったっちゃ面白かった。コナンの映画は人生で初めてだった。

「変な家」
え、お前もまだやってるのかよ。興行収入結構いいらしい。
この映画、なんか・・・変ですね・・?

「ドラえもん のび太の地球交響楽」
見た、平和的に面白かった。

「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」
ゴミ捨て場でバレー?するのかな。

映画館って結構いろんな映画を上映してるんだなぁ。
あ、ところで「ザ・ウォッチャーズ」はまぁまぁな映画でした。
主人公の女性が森に迷い込んだらそこには同じように迷い込んだ人たちが3人いて、夜になると怪物が襲ってくるので襲われないように「鳥かご」と呼ばれるマジックミラー号みたいな部屋で一夜を過ごす。
朝になったら森に野草をとりにいったり、動物を狩りしたりしながら、なんとかして森から逃げ出すよう頑張る映画。
まぁホラーサスペンススリラーとった内容だろうか。
映画館で観たからめっちゃ面白かったが、家で観たら途中でやめてしまうだろう。

やはり映画館で見ると、見続けないといけないストレスというのがいい方向に作用していると感じた。
家で見ると、ちょっとだるくなったらすぐに他のことを出来るが、映画館ではひたすら映画を見ることしか出来ない。
さらに館内は暗くなっているのでスマホなどを使えば目立ってしまうし、そもそも当然マナー違反なので出来ない。
そういった意味で映画館で映画を見ることは、映画を見るという作業に没頭できるのでいいね。
非日常感があるかもしれない、テーマパークみたいな。
たまには「この映画を見たい!」ではなく、「なんでもいいから映画館で映画を見たい!」ぐらいの気持ちで映画館に足を運ぶのも悪くないな、と思った。
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俺は信じてない。

2024年02月09日 23時24分03秒 | 映画レビュー
2024年~25年の間に"Sister Act"、いわゆる「天使にラブソングを」の新作をやるらしい。
なんだかんだできっとやらないだろう。

「天使にラブソングを」は小学生の時から存在は知っていたが、全く見ようとは思わなかった。
題名もダサいし、小学生の俺はとにかくSDガンダム以外は目に入らなかった。

というわけで初めて見たのは20台になってからだった。
TVで放送されているのを初めて見たように思う。
正直、めちゃめちゃ良かった。
劇中で流れている曲は全くわからなかったが、とにかく良かった。
ウーピーゴールドバーグはこの映画で覚えた。
というかこの映画以外はスタートレックしかわからん。

さらにこれの続編があるのか!と2作目はツタヤでDVDを借りて視聴した。
荒れた高校生たちを更生させる、みたいなストーリー。
途中までは前作の方が面白かったかな、と思っていたが最終的に曲が良かったので1作目よりもむしろ曲の印象は強い。
ラストの"Joyful Joyful"は最高だよ、ラップのところもかっこいいね、服装が90年代って感じ。
GOD。

2作目ですら1993年、それから30年も経過してるんだぞ。
ウーピーゴールドバーグは68歳、マグゴナガル先生は89歳らしい。
ウェンディ・マッケナ(メアリー役)も65歳、シスター・パトリック(太っちょの修道女)は66歳らしい。
あんまり見たくないような気もするが、彼女たちが出演しない"Sister Act"はありえないだろう。

こうやって書いてみると2作目の高校生たちはあんまり覚えてない。
「Oh,Happy Day」でめちゃ高い声を出す少年以外はあまり記憶にない。

作品としては1作目の方がいいのだが、2作目の方が印象的な曲が多いような気がする。
まぁ俺が好きな曲が多いだけか・・・

まぁそんな最高の作品だが、3作目はなんだかんだ言ってやらないだろう。
やってもインディジョーンズ5みたいな感じになるに違いない。
昨今のディズニー映画でそんな印象的な記憶に残る作品が作れるとはあまり信じられない。

そんなわけだから「天使ラブソングを3」は公開しない気持ちでいたい。
が、やはり期待感はある。
けど期待感があるとハードルが上がる。
ハードルが上がることで実際に作品を見てその落差に愕然とする、という落ちが見えている。

そういうわけだから新作はやらないでくれ!
けどやってくれ。
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ゴールデンカムイ(2023)

2024年01月24日 10時47分45秒 | 映画レビュー
ゴールデンカムイは17巻ぐらいまで読んだような読んでいないような。
途中からどんどん登場人物が増えていって話がわからなくなってしまった。
追い続けるのもだるくなってしまった。

20台の頃なら漫画の実写なんて絶対に見に行かなかったが、あまり気にならなくなってきた。
元々、漫画の実写化なんて期待して見に行く方がアホなのだ。
漫画を読んできて自分の中で構成されたキャラクターのイメージがあるわけだから、実写の俳優が演じたところで違和感しかないのは当たり前である。
だからまぁ、実写化を見に行くのであれば同人誌、アンソロジーなどを見に行くような寛容な気持ちで観ないといけない。
同人誌を読んで、このキャラはこんなことしない!!!などと怒りはしないだろう。

というわけでまぁゴールデンカムイを見てきた。

出演者はあまりわからなかったが、玉木宏扮する鶴見中尉はやはり漫画とはちょっと違うが、キャラが立っていて良かったな。
土方はかっこよかったのだが、土方が元々カッコイイからであって自分のイメージとは声が違った。
白石は全然白石に見えなかった。
まぁ実写に漫画のキャラを求めるのが筋違いなんだけど。

公開前からインターネットでは言われていたが、衣装がコスプレっぽい!という指摘は俺もそう思った。
アシリパさんは綺麗な白い毛皮を着ていて、全く汚れる気配もない。
白石の上着も全く汚れておらずコスプレにしか見えなかった・・・
撮影所の建物もとても綺麗に整備されており、汚れもなかったためリアルっぽさはない。
が、まぁリアルなノンフィクションを撮っているわけではないしこんなものかな。

これ、映画を作る側としても衣装を漫画と現実のどちらに寄せるかは悩むところだと思う。
あまり原作から変えすぎると漫画のキャラクターと同じに見えない、と怒られるだろうし漫画そっくりにしてしまうとリアルじゃないと言われるし・・・

衣装はコスプレだが、撮影や演技はかなり頑張っているように見えた。
杉本、白石が冬の川に落ちてしまい凍えるシーンはとても寒そうでリアルだった。
クマや狼は当然CGだろうが、素人目にはリアルな動物にしか見えず、よく出来ていた。
八甲田の映画ぐらいガチで雪山で撮影したのか、合成なのかはよくわからんが雪山の景色はこの映画の見どころだと感じた。

漫画はコミカルなシーンも多いが、映画の方はどちらかというとシリアスに寄せている印象だった。
登場人物は漫画と似ていないのであまり思い入れなく見ていた。
鶴見中尉のところから脱出した杉本が寅次、梅ちゃんのためにお金が必要なんだ、とアシリパに語るシーンは見ていてグッ!と引き込まれるシーンだった。
おお、面白くなってきたぞ!と思ったらそこで終わりだった。
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M3GAN(2023)

2023年06月13日 00時03分25秒 | 映画レビュー
M3GAN

両親を事故で無くしてしまった少女ケイディ。おばであるジェマが彼女を引き取る。
ジェマは玩具会社で働いており、新製品開発に忙しく、ケイディにあまりかまってやれない。
そんな中、ケイディの一言から超高性能AI人形「ミーガン」を作り出す。
ミーガンちゃんは会社の上司からも絶賛され、ジェマの評価も急上昇。
しかしケイディはミーガンにべったり、ミーガンはケイディの母親のように振る舞い始め、ケイディに危険を与えるものは容赦なく殺し始めてしまう、といったストーリーだ。
まぁ予告を見ればなんとなく話の流れはわかるだろう。

ホラー映画だと思って見に行ったが、メカ描写が多く近未来SFのようだった。
なんというか人形系ホラー映画は、動かないはずの人形が動くから恐いわけだが、ミーガンは元々自分の意志で動いて歩けるため、動くことに対して恐怖を感じなかった。
むしろミーガンが自我を持ち始めどんどん暴走していくシーンはワクワクしてしまった。

ミーガン自身はチタン製のロボットにゴムの皮を被せて人形のような外見をしている。
ゴムの皮の内部はターミネーターのエンドスケルトンみたいなもんだ。
他の人間の声を完全に模写も出来るし、周囲の電子機器のハッキングまで出来てしまう。自動車も運転できるし、電話回線のハッキングまで可能。
動きはシーンによるが、やたらスムーズに動くときもあるし、サンダーバードの人形みたいな動きをするときもある。

自宅でのバトルでは人間が操作するロボットとミーガンとの対決シーンもあり、完全にロボットプロレスとなっており、もうホラーではなかった。
ロボットプロレスにより上半身だけになったミーガンの顔のパーツを次々はぎ取って顔の真ん中にあるCPUをドライバーでぶっ壊すシーンがなんかこう、ステレオタイプなロボット破壊シーンで良かった。もうこれ昭和アニメだろ。

最後のシーンでミーガンを倒したと思ったら、スマートスピーカーみたいなやつが勝手に動くシーンがあり、いわゆるミーガンの素体は破壊したが、ミーガンの意識はすでにネットの世界にアップロードされた、みたいな解釈をしたのだが攻殻機動隊かよ、と思った。

とても面白かったのだが、ホラー映画というよりSFパニック映画といった感じだろうか。
劇中で殺人を犯すシーンもあまりないし、殺人シーンも結構あっさり。
追いつめて追いつめて殺す、ではなくあっさり殺してしまうので恐さがあまりない。
途中、ブランドンという少年の暴力に反撃するところで地面に寝かされている状態からブリッジして直立し、その後、四つん這いで彼を追いかけるシーンはとても良かった!がそのシーンも短い。

もっとこう、やっぱり人間じゃないんだ!という不気味感を感じるシーンがあったら楽しかったのになぁ。
面白かったけど惜しい、惜しい映画だなぁ!!!
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エスケープ・ルーム2の通常版とエクステンデッド・エディションの違いについて

2023年05月03日 21時36分56秒 | 映画レビュー
エスケープ・ルームという2019年の映画を視聴したら結構面白かったので2も続けて見てみた。
結論から言えば1作目の方が面白かった。

ところでエスケープ・ルーム2は通常版とエクテンデッド・エディションというものが存在する。
この2つは部屋からの脱出シーン以外、冒頭と結末が全く別物になっている。

通常版では主人公のゾーイがベンとミノス社にカチコミかけてやる!といってニューヨークに行ったが、ひょんなことからまたエスケープ・ルームに入り込んでしまい、新たなゲームをやらされることになる。
ゲームを進んでいくと、前作で転落死したアマンダが突然出てきて、実はミノス社に無理やり雇われて仕方なくゲームを作らされていた、というものだ。
なんとか脱出し、通報しミノス社には警察の捜査が入り、ゾーイ達勝利!と思われたが、最後帰るために飛行機に乗ったらまたゲームが始まり、エスケープ・ルームもといミノス社はまだ終わりじゃない!という続編がありそうな終わりだ。

対してエクステンデッド・エディションでは、冒頭はミノス社で脱出ゲームを作らされているヘンリーという男の家の話から始まる。
よくわからないのだがヘンリーの妻は、ヘンリーにミノス社の仕事を辞めて欲しいようだ。妻が家のサウナに入ると、急にサウナに鍵がかかり室温が急激に上昇し始める。ゲームが始まってしまい、脱出しようとするもあと一歩で死亡してしまう。その後、現在の話になり、ゾーイがNYに行って脱出ゲームに参加させられるところは通常版と全く一緒。
酸の雨ステージでタクシーの座席から次のステージに移動するところまでも一緒だが、その後が全く違う。
行きついた先ではクレアという脱出ゲームを設計している女の部屋の前でゾーイは目を覚ます。
クレアは脱出ゲームを作るため、父親であるヘンリーに監禁されているのだ。
クレアとゾーイで協力して脱出!
通報してゲームをやってるところには警察の捜査が入る。
ヘンリーはクレアに、クレアが閉じ込められていた部屋に入れられ、そこで酸素を抜かれて死亡。
そこで終わり。
なお冒頭でヘンリーの妻を殺したのはヘンリーだと思っていたが、実はクレアだったようだ。

なんというか通常版で急にアマンダが出てくるのは違和感があって、無理やり感があった。

エクステンデッド・エディションも最後はクレアのシーンで占めているのでうーん、なんか違う、といった感じだ。ゾーイの話なのかクレアの話なのかよくわからん。脚本だけで観れば通常版のほうがいいように感じるが、なんか1作目に比べて謎解きが雑というか、1作目の脱出の部屋を超える部屋が出てこなかった。1作目以上に謎解きは雑だ。

脱出ゲームをしているシーンは結構面白いのだが、全体的な話の構成がちょっと微妙だったかな。
通常版では、次回作を想起させるような終わりだったが、1作目の興行収入が1億6000万ドルぐらいなのに対して、2作目は6000万ドル程度だったそうなので次回作は残念ながらもうないでしょう。
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ZONBIE HIGH(1987)

2023年04月26日 17時21分05秒 | 映画レビュー
父方の祖父は生前、金曜映画劇場やらなんやらをVHSで録画しておくのが好きだった。
そのため、父の実家にはそのVHSが50本ぐらい?あったろうか。もっとあったかもしれないし、そこまでないかもしれない。

父の田舎は特になにもなく、土地勘もないのでどこかに行くわけでもないので非常に暇だった。
そのため、小学生高学年ぐらい?からかそのVHSを適当に選んで見るようになっていった。

その中にこの「ZONBIE HIGH」という作品があった。
今日までこの映画の作品名を「ゾンビハイスクール」だと思い込んでいたのだが、「ゾンビハイスクール」で検索すると別の映画が出てきてしまい映画の名前がわからずじまいだった。

この映画のラスト、ゾンビでいっぱいになってしまった学内でロックが入ったカセットテープをかけるとゾンビたちがみんな倒れていく、という最後である。それを覚えていたため、そこからたどってやっと作品名がわかった。
別にこの作品について書くことはないのだが、題名がなんだか覚えづらいので備忘録として記載しておく。
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グリッドマン・ユニバース(2023)

2023年03月28日 01時08分00秒 | 映画レビュー
グリッドマン・ユニバース

久々に同じ映画を2回見に行った。
意外とグリッドマン、好きだったんだなと思った。
まぁ正直見る前はあまり期待値が高かったわけでもない。
グリッドマンとダイナゼノンの続き!ってことで見ておかなきゃな~、ぐらいの気持ちで見に行ったのだがとても完成度の高いアニメ映画だった。

とにかくスパーっと綺麗に終わっている映画で最高だったが、こうやってレビューしようと思うとあまり書くことがない。

一点気になるのは、あまりにキレイにしっかり終わっているというところだ。
テレビ版で気になっていたところもぜーんぶちゃんと畳んでくれたおかげでここから新しい話を作るのは少々ハードルが高くないだろうか・・・

やはりアカネとアンチ(ナイト)が久々に出会うところはめちゃ良かった。
「しぶとく生きてんね」と声をかけるところは、テレビ版のなんか食べ放題の店の前で出会ったときに言った言葉と一緒だった。
なんかまあ結局やってることはSSSS.GRIDMANとあまり変わらないと思うのだが、うまいことダイナゼノンの人たちも入れてうまくやってるな~と思う。

現実世界のアカネは、電脳世界に干渉出来る。
グリッドマンは電脳世界を守る存在だ。
しかし長い闘いでグリッドマンは人間界の影響を受け、電脳世界にいくつものマルチバースを作ってしまった。まぁそれはそれでいいのだろうが。

しかし電脳世界では今までにたくさんの怪獣が作られてきた弊害で、マルチバースを一つにまとめカオスなユニバースを作ることにより無限のエントロピー(自由エネルギー)を得ようとする怪獣マッドオリジンという存在が表れてしまった。このマッドオリジンは怪獣というよりは、人間の意志の残滓の集合体であり、怪獣というより現象らしい。

最終的にはそのいくつも出来たグリッドマンのマルチバースを無くしてしまいたいらしい。自然現象のため、そこに深い理由はないのだろう。

こうやって書いてみるとやはりあまり話の筋を理解できていないな。

グリッドナイトが二人出てきたシーンも理解できていない。あまり深く考えてはいけないのだろうが、気になる。少し考えてみたのだが、グリッドマンのアンチ君とダイナゼノンのナイトさんは別の人物、ということだろうか。

SSSS.GRIDMANの最終話においてアンチとアノシラス(二代目)はツツジ台に残っていることからこの二人はずっとツツジ台にいたと考えられる。サムライキャリバーがアンチについても「あいつは来ない」と明言している。

SSSS.DYNAZENONにもナイトさん(アンチ)とアノシラス(二代目)は出てくるのだが、この二人はグリッドマンが「ダイナゼノンっていう作品でぇ、途中から成長したアンチと二代目出してぇ、合体させてぇニチャ」という妄想ユニバースで作られた世界であり、ツツジ台のアンチ、アノシラスとは別の人物だったということだろう。ガウマの存在自体も「電光超人グリッドマン」であった出来事をグリッドマンが拡大解釈して「あのミイラがぁ、実は怪獣優生思想でぇ、こいつらとダイナゼノンが戦うニチャ」として作られた存在だったのだろう。

あの世界において怪獣だけは世界改変等の影響を受けにくいようである。元々、アノシラス二代目も電脳世界の頃からいて、アカネがツツジ台の世界を作ったことも知っていたわけなので怪獣だけが電脳世界にいる上で、少し引いた目線で世界を見られるわけだ。

なのでSSSS.GRIDMANのアンチ、二代目はマルチバースの重なりの影響を受けず、世界がおかしくなっていることを感知していた。それをグリッドマン(裕太)に伝えるため何度もコンタクトを試みるが、フィクサービームの影響でコンタクトを取れなかった。裕太自身が世界に違和感を感じることで初めて接触出来たわけだ。

その後、グリッドマンをアンチが倒すことでフルパワーグリッドマンもカイゼルグリッドナイトも姿を消してしまった。一度、グリッドマンを強制的にシャットダウンすることでグリッドマンマルチバースも全て一時的に消してしまったのだ。これにより世界のカオス化を抑えることが出来たわけだ。

ツツジ台はアカネが作った世界だし、アンチもアカネが作った怪獣、アノシラスは元々電脳世界にいる怪獣なのでグリッドマンユニバースとは違う世界の存在のため影響を受けない。蓬は怪獣と結びつきを受けないため影響を受けなかったらしいが、これは少し都合良過ぎな気もする。

しかしその後、グリッドマンはアレクシスにインスタンス・アブリアクションを受けてユニバースのダイナゼノンとサウンドラス戦艦を呼び出している。このとき、ダイナゼノンの面子も復活していることからアレクシスによって再びグリッドマンユニバースは復活したと言えるだろう。
この時にアンチとアノシラス二代目はダイナゼノンのナイトと二代目になってしまった。「同期された」とかなんとか言っていた。

グリッドマンユニバースの正常化に伴い、同じキャラクターは統合されたと考えるべきだろう。
アンチはツツジ台の存在であり、ナイトはダイナゼノンの世界のキャラクターである。この二人はグリッドマンの中では同じキャラなので、統合してしまおう、という考えだろう。他にもグリッドマンが妄想で考えた別ユニバースの同じ怪獣などは統合されているのかもしれない。

まぁつまりSSSS.GRIDMANのアンチとSSSS.DYNAZENONのナイトさんは別の存在だったということがわかった。が、今回の映画でこの二人は統合されました。

メインのストーリーよりは、裕太が六花に告白するまでのプロセスや学園祭の準備をするところなどが見ていて楽しい。ジャンクショップにも新世紀中学生、ダイナゼノンのメンツが揃うしワイワイしていてなんか楽しい。
怪獣との戦闘シーンは言わずもがな最高だったのだが、グリッドマン、ゴルドバーンのパワーアップしたやつ、ダイナゼノンが合体した姿は「超合体竜王超人ロードカイゼルグリッドマン」で合っているのだろうか、それだけが気になる。
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仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIE バトルロワイヤル(2022)

2022年12月25日 01時08分44秒 | 映画レビュー
今日は仮面ライダーギーツ×リバイスの映画を見てきた。

リバイスは7話ぐらいまで結局見るのを止めてしまった。
夏の映画はドンブラザーズ目的で見に行ったのだが、リバイスは途中寝てしまったような気がする。
リバイスが最高に輝いていたのは、「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」の時だったように思う。
この時は新しい見せ方、ちょっとメタ的な発言もあるバイス、変身のときに後ろに出てくるLINEみたいな画面、ととても面白そうなキャラクターだなと思わされた。
見なくなったのはまぁ結局そんなに面白いと思わなかったのだろう。
今となっては見なくて正解だったように思う。
なんというかどうにもリバイスは人が多く出過ぎていくように感じる。
いつも出てくるさくらちゃんの顔芸、「イッキニー!」が見ていて辛い。
なんかこう、リバイス最強で他の人たちは応援係みたいな印象を受ける。
1年間ちゃんと見たらまた違うのかもしれないが、今日の映画を見ても特に見てみたいとは思わなかった。
家族で仮面ライダー!(お母さんはちがうのかな)も寒い。

今日の映画を見て思ったのはイッキニーがあんまり魅力的に感じないことだと思う。
これはもうなんというか原因がわからないのだが、あんまり好きになれない。
戦闘もなんかしょぼい。
あと出てくる仮面ライダーのデザインも全体的に寒い。
50周年で過去のライダーをモチーフにしたのは良かったのだが、なんだろうなぁ。
始まる前はバイスのキャラが面白そう!と思ったが、今日の映画ではなんだかくどく感じた。
モモタロスと似たようなもんだと思うが、何が違うんだろう???

ギーツは今のところ、全話きちんと見ている。
館から脱出するゲームの話はなんか子供っぽくて(子供向けの作品に文句言ってごめんなさい)くだらないなぁと思ったが、エースのキャラクターもいいし、先日の「エースが死ぬまでGDPに参加出来る」みたいな伏線がよくできてるな、と関心した。
続けてちゃんと仮面ライダー見てるのはゼロワン以来だな。
ゼロワンもデザインは最高にかっこいいのだが、話は最終的には微妙だった。

ギーツはデザイン上というかおもちゃの問題上、足がちょっと太く見えるところだけがあまり好きじゃないな。
ベルトとかのギミックは面白そうだが、特に購入意欲は涌いていない。

今日の映画は、前半はリバイスのつまらん話、ギーツが始まって面白くなってきた。
リバイスはいつも同じようなことやってるな、悪魔が出てその力を求めて争う。
うおー、五十嵐家最強!みたいな、寒いなぁ。

なんかキャラクターがたくさん出てきて話はごちゃごちゃしてたし、いまいちデザイアロワイアルのゲームマスター?の目的も良くわからなかった。
仮面ライダーシーカーさんも親のために、みたいに言ってたけどまぁそこらへんはさらっとしてた。
あっさり幸四郎君の悪魔を吸収出来るのも???まぁそこらへんはライブ感か。

シーカーのデザインはすごく良かった。
鹿とseekerをかぶせてるのだろうか。
胸と肩のアームが独自に動くギミックも面白かったし、武器を入れ替えて戦うのも面白かった。
映画の仮面ライダーだが、珍しくちゃんと面白いおもちゃを作ろう、という気概を感じる。
大体映画の仮面ライダーは既存のドライバーの音声と見かけをちょっと変えて恐そうにするばっかりなので、これは玩具として面白そうだと思った。

がちゃがちゃ書いてきたが、俺のようなおじさんから見ると結局この映画は龍騎が出てきたおかげで最高だった。
現ライダーを圧倒するナイトや王蛇、見ていてにやにやしてしまう。
結局、幼い時に見た作品のファーストインプレッションが凄いから新しいものを見ても昔の作品のほうの思い入れが勝ってしまうんだよな。
今の子供のファーストインプレッションがギーツとかだったとしたら、大人になって見る新しい仮面ライダーよりギーツが良かった、というだろう。

最後のシーン、真司と蓮の掛け合いは最高だったな。
二人ともおじさんになったけどいいよ、本当に。
あのシーンがあったおかげで映画良かった~、と思えた。
欲を言えばもう少しアドベントカード使ってほしかったかな。
王蛇がバイスをガードベントに使う、みたいなシーンがあると思い込んでいたからなかった。

あとDGPのお願い、「バイスが消えない世界」にしてやれよ、エース。
まぁそこをあえてそうしないのがいいわけだけど。
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ボンドカーについて

2022年12月05日 17時13分56秒 | 映画レビュー
007のボンドカーについて

いつも映画の評価について書いてきた。
最近は「すずめの戸締り」、「ブラックアダム」を観に行った。どちらも面白かったがなんというかレビューを面白く書ける自信がないので書く気にならない。
読んでくれている人たちはどちらかというとお年寄りが多いわけで、そんな方々に向けて新海誠の最新映画やよくわからんヒーロー映画について書いても読んでもらえないだろう。
うーん、何を書けばいいのだろうかと悩んでいたのだが、「ブラックアダム」にピアース・ブロスナンが出演していたのでたまには007について書いてみよう。

「007」は昨年(2022年)で50周年を迎えたジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画で全23作品もある。これは洋画において最もシリーズ作品数が多い映画だ。(ちなみに邦画で最多は「男はつらいよ」の全48作、「釣りバカ日誌」は全22作)
今回は「007」のボンドカーについての思いをお伝えしたい。ボンドカーというのは劇中でジェームズ・ボンドがMI6から与えられる秘密兵器が搭載された自動車のことを指す。

ほとんどの作品でアストンマーティンに乗っているが、ロータスやベントレー、トヨタ2000GT、BMWに乗っていたこともある。
スパイというのは職業柄あまり目立たないほうがいいと思うのだが、いつもこのような高級車にばかり乗っている。

1967年公開「007は2度死ぬ」で乗ったトヨタ2000GTは生産台数337台、超絶レア車の筈だがそんな車をスパイが使ってていいのだろうか。

さらに2015年公開の「007 スペクター」では、アストンマーティン・DB10に乗るがこの車は映画用に作られたため一般販売されていない一般には流通していない車だ。その生産台数はたったの10台!1台だけチャリティー・オークションで販売されたが、落札価格は約3億円!こんな車に乗ったら目立ち過ぎてスパイ活動どころではないだろう。

やはりスパイは目立たないほうがよいので、欧州車ならフィアットやフォルクスワーゲン、日本車であればプリウスやワゴンRに乗ったほうがいいと思うぞ。

と野暮なことを書いてきたが、毎回、007の新作でボンドカーがどんな活躍をするのか楽しみにしている。次回は思い切って空でも飛んでみたら面白いかもしれないな。流石にやりすぎか。
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仮面ライダーBLACK SUNについて

2022年11月03日 12時16分56秒 | 映画レビュー
「仮面ライダーBLACK」は元々1987年の作品だ。
俺自身は2、3歳の頃の作品なので、こちらよりはこれの後番組「仮面ライダーBLACK RX」の方が印象深い。
仮面ライダーBLACKは、体の関節部は生物的なくせに基本的なデザインはわりとメカっぽいデザインなので子供の時気持ち悪いなぁと思った。
生物っぽいはずなのに頭には黄色と赤の装飾、ベルトもメカっぽい。それなら完全にメカっぽくしろよ。
仮面ライダーBLACK RXは、メタルヒーローっぽいデザインになって車にも乗り出した、それはそれで極端だが子供の自分は仮面ライダーBLACK RXが大好きだった。

今回は「仮面ライダーBLACK SUN」について書くが、この作品はリブートやらなんやら言っているが、仮面ライダーBLACKという作品を題材にした新しい作品であると感じた。
1987年のオマージュシーンなどもあるが、基本的には新しい作品であったように思う。
なので子供の頃の「仮面ライダーBLACK」を想像しながら見るとそのギャップにクソ作品のように感じるだろう。

あらすじとしては、人間と怪人が住んでいる現代日本。
人間による怪人の迫害が続いている。
そんな中、人間として怪人との共存を訴え続ける女子高生の葵とバッタ怪人である南光太郎が出会うことで政治、怪人の歴史が動き出す、といった話だ。

現代の話が進みながら、50年前の過去の話が少しずつ解き明かされていくのは面白かったし、仮面ライダーの戦闘シーン、アクションも悪くなかった。
何をするにもベルトをカチャカチャする現代ライダーに少し辟易しているところもあったのか、ベルトは変身する時だけ!と割り切っているのも好感触。
ただバイクが走っていくだけのシーンも久しぶりにライダーがバイクに乗るのはカッコいいな、と思わされた。
近年のライダーはあんまりバイクが出てこないので、最後までバイクが移動手段としてだけでも活躍したのは良かった。

が、色々設定がよくわからないところが多かったのも事実。

怪人の起源が第二次世界大戦中の人体実験なのはいいのだが、ということは怪人の歴史は80年ぐらいだと推測される。
その人体実験で怪人がわらわらと人間社会に出てきたということだが、それなら怪人たちは人体実験によって生まれたってことはバレバレだろ、と思った。
が、まぁご都合主義的な設定で怪人にされた人間は記憶を消されて人間社会に放たれた、と考えればまぁ辻褄は合うか。
1950年台の日本では突然、怪人に変身出来る人たちがわらわら出てきて「なんだこいつらは!」とびっくりしたことだろう。
見世物にされたりしていた怪人たちも段々飽きられてきて結局迫害の対象になっていたのだろうか・・・?
1970年には怪人の迫害に対する団体ができているわけだが・・・
その頃、光太郎は25歳前後??ビルゲニアも子供の頃に改造されたのだろうか??秋月博士と知り合いだったのもなんでだ?子供の頃に改造された?ビルゲニアの年齢はわからないが、戦時中に改造された怪人の子供だとするとまぁ1950年に生まれたとして20歳ぐらいか。
まぁありえなくはないのか?

創世王が怪人第1号なのはいいのだが、ゴルゴムがいつから創世王を大事にし始めたのかもよくわからん。
そこらへんはもう少し丁寧に書いてほしかったように思う。

怪人への変身も体そのものが変わる、というより動物の着ぐるみを被るみたいな描写もうーん??
スズメマンが死んだ状態では、スズメの着ぐるみの中に人間体の顔があるといった描写で怪人に変身というよりどこからともなく着ぐるみ装着!といった表現だった。
人間から怪人態に肉体が変質している、といった表現の方が個人的にはしっくり来るのだが。

一番疑問なのは最後のテロリスト集団育成シーンだ。
これは悪は倒す、現政権も悪と判断した場合、テロを起こしてでも倒す!といったことだと思うのだが・・・
葵がなぜそういった思想になったのかがわからない。
葵は光太郎の思いを継ぐ、といった流れになると思うのだがなぜそれがテロリスト集団の育成になってしまったのだろうか。
光太郎は創世王を殺し、新たな怪人が生まれないようにするために行動してきた。
うーん、けど創世王を殺したとしても人間と怪人に交配で怪人は生まれるので厳密には怪人が生まれないわけではない。
まぁ人間を怪人に改造は出来なくなっているので絶対的には減ると思うがいなくなるわけではないのだ。
光太郎は悪を倒す!という目的はあまりなかったように感じたが、葵ちゃんはなぜテロ集団に・・・・
うーん、まぁ怪人関連で色々あったのはルー大柴内閣が怪人ビジネスにご執心だったからだ!
それをさせないためにもテロリスト集団を作るぞ!といった流れだったのかなぁ。
そういうテロリスト集団を作ったいきさつも教えてくれたら俺みたいな初心者にもわかりやすかったな。

全体的にまぁ左寄りな内容だったのは俺もそう思うが、だからクソとはあまり思わなかった。

脚本や設定にちと無理があったが、まぁ仮面ライダーって昔からご都合主義だしそこにごちゃごちゃ言ってもしょうがない。
「そのとき不思議なことが起こった!」と考えて気楽に観ればいいと思った。
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