英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
メタルマンはメタルブレードで死ぬ

RIDGE RACER NIGHT 2024

2024年07月08日 00時18分19秒 | その他
今年の3月下旬に急遽、RIDGE RACER NIGHT2024(長いので以後はイベントとする)の開催がアナウンスされた。
しかも抽選で当選しないとチケットの購入すら出来ないとのこと。
参加すると会場限定のCDがもらえるそうだ。
よく考えたら抽選にしてるのは話題作りのためで、あとから一般販売するに決まってるのだがこの時の俺はどうせ外れるだろうという気持ちで応募してしまった。
それが当選してしまったのだ。
しかし後日始まった一般販売と何も変わらない、早めに買えただけだ。

このイベントはいわゆる俺の苦手なクラブイベントだ。
暑く狭い会場に人がいっぱいはいってなんか音楽聞きながら体を揺らすイベントだ。
この手のイベントが苦手なのはこの40年近い人生でよくわかっているにも関わらず参加してしまった。

イベントは渋谷ウームというクラブで行われた。
入ってみると1階にRIDGE RACER、RIDGE RACER2、RAVE RACER、POCKET RACERのアーケード筐体が置いてあり、1プレイ200円でプレイすることが出来た。
久々にRAVE RACERをプレイしたが3週設定で2位で終わってしまった。

14時からイベントが始まると聞いていたのだが、全く始まらずDJの人も来ない状態でずっとダンスホールで他の参加者と話しをしていた。
しかし一向に始まらず、アナウンスもないため、そこらへんに座っていた優しいお兄さんに聞いたところ、2階でもうやってますよ、と教えてくれた。
2階にも部屋があることを知らず40分ぐらいずっと始まらない、始まらないと話をしていたのだから面白い。


いざ2階に上がってみるとたくさんの人たちが音楽とともに棒立ちしていた。
これはクラブでもしょぼいライブでもそうなのだが、前の客程なんか手を振ったり、体を縦揺れにブルブル揺れている人が多くなる。
後ろにいけばいくほどベガ立ち勢が多くなる。

2階に上がったときはミフメイという人がDJをしていたのだが、RIDGE RACERの曲よりも初音ミク?とかなんかしらんアニメの曲をたくさん流していて面白くなかった。
ツイッターを見てみると「最近の曲知らないおじさんwww」、「RIDGE RACERの曲以外もわかる俺異端」みたいなことを嬉しそうにアニメアイコンの人達が呟いていた。
RIDGE RACERのイベントなんだからRIDGE RACERの曲を聴きたいのに他の曲を流されても楽しめるわけがない。
例えば男性アイドルのコンサートに行って、女性アイドルの曲が流れてきたら意味が分からないだろう。
というわけでこのDJの選曲は非常に不快だった。

その後も音楽を流していてみんなブルブル体を揺らしていたが、あまり乗れず途中で帰ることにした。

正直、音楽を聴いているよりも他の参加者とリッジレーサーへの思い出話に花を咲かせている時間の方がよっぽど楽しかったイベントだった。

まぁそんなリッジレーサーも10年以上新作が出ておらず、当時の製作チームも解散しているため新作は絶望的なんだよ、と他の参加者に教えてもらった。
新作を出すとしたらどうしたらいいと思いますか?みたいな話が面白く、やはりニトロはゲームとしては面白くないという意見があった。
ニトロを入れるとしたらラップタイムが早いほどニトロが貯まりやすく、遅いほど貯まりにくくする、もしくはフレックスならアリじゃないかという話を聞いた。
一理あるな、と思ったがよく考えたらそれニトロいらないくなってしまうな。
挙動はリッジレーサーVが一番良かった、という話もしていた。
確かにリッジレーサーズだと簡単すぎてやりがいがなくなってしまう。
とはいえR4のドリフトはなんか変。
そう考えるとリッジレーサーVが一番いいらしい、とのこと。
俺からするとリッジレーサーVは地味なイメージしかないが、なるほど挙動は結構アリなのか。

途中で帰ってしまったが、1階の休憩スペースでもっといろんな人の話を聞けばよかったな、とちょっと後悔。
しかしあの狭い部屋でドンツクドンツク音楽聞いているだけで疲れてしまった。
2度とクラブイベントにはいかないが、あのようにCDを餌にされるとまた参加してしまうかもなぁ。
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HIGHSPEED Étoile(2024)

2024年07月04日 11時20分46秒 | アニメレビュー
俺が新アニメを見ることはめちゃめちゃ稀だ。
毎週きちんと見てるのはブンブンジャーぐらいで、プリキュアも見ていない。
どちらかと言うと最近はアニメより映画を見ることが多い。

そんな中、「ハイスピードエトワール」というアニメが途中までクソつまらないが、途中から面白くなる!という記事を読んだ。
それは凄いな!と思い、急遽3日間で12話まで視聴した。
興味があるブレイバーンは半年かけて3話しか見れていないのに、あまり興味のないこちらは3日間で視聴しきってしまうのは不思議なものだ。

結論から言うとこのアニメは、すっきりとした清涼感を感じられるアニメだ。
あの話、もう1回見直したい!あのシーン良かった!と言うような後味は一切ない。
春雨のようなアニメだ。

アマゾンでレビューを読んでみるとレースシーンがしょぼい、盛り上がりにかけるなど罵詈雑言が書かれていた。
俺も気になったことを書く。

第1話
ビリで走る主人公が、1位のキングに周回遅れにされるシーンがある。
ビリになりたくない主人公は、周回遅れは道を譲るというルールを知らず、リボルバーストと呼ばれる加速装置を使いキングを抜き返す!
というシーンがある。
なぜかこの後、「あのキングを抜いた!」と周囲からちやほやされ始めるのがこれがよくわからない。
ドライビングテクニックで抜いた!すごい!となるならわかるのだが、加速装置を使って一時的に加速し追い抜いただけなのに凄い!と評価されるのはどういう世界観なんだろうか?

またライバル達がみんな仲良しすぎるのも面白さにかける。みんなで一緒にゴールしてしまいそうなぐらい和気あいあいとしている。
レースに勝つ!!と言うよりは、クラブ活動のような感じを受けた。
ライバル達みんな主人公と仲良し!だから、主人公負けるな!!!と応援したい気持ちにイマイチならない。
もっとこう一癖も二癖もあるライバル達が出てきて、主人公と熱いバトルを繰り広げる!というシーンがあれば良かったと感じる。

劇中で主人公の車がクラッシュし大破してしまい、新車に乗り換えるシーンがあるのだが、なんかデザインが変わってMT車になりました、くらいでワクワクがなかった。
折角、主人公の乗機乗り換えイベントなのに全くテンションが上がらない。
折角、新車になってもその次の話ではなんかスタート前にリタイアになっていたのもよくわからない。
と言いたいところなのだが、これはドラグナーのオマージュである。
ドラグナーがパワーアップしてドラグナーカスタムになった次の話でグン・ジェム隊にボコボコにされるというエピソードがあるので、それのオマージュだと考えられる。
ドラグナーの監督は福田監督、福田監督はサイバーフォーミュラの監督。サイバーフォーミュラはレースアニメ、ハイスピードエトワールもレースアニメ、というマニアックなオマージュなのだろう。

レースドライバーは可愛くて若い少女ばかりで、男性は3人ぐらいしかいない。(キング、リチャード、ボブ)
まぁ可愛い子を出せば男は見る!!という判断なのだろうが、レースという題材にはそぐわないように思う。

マシーンに搭載されている人工知能amiは、KITTやアスラーダ、ADAのような感じで好感を持てた。乗り物に搭載されている対話型人工知能はやはり夢があるなぁ。車のデザインはなかなかカッコよかった。
が、プラモが出たら買いたい!というほどでも無い。

なんかこう魅力的なキャラクターに欠けるんだよなぁ。このキャラクターの続きが見たい!と思ったキャラがいなかったのが残念だ。

ゲーム化も予定されているそうだ。
当然、レースゲームだよな!サイバーフォーミュラのゲームみたいな感じかなぁ!と思ったらパズルゲームとノベルゲームだった。
俺はパスだが、50年経てば逆に価値が出るかもな。
まぁレースゲームを作るとなると金がかかるからしょうがないのかも。

全体的に脚本がよくなかったように思うが、カーレース自体が昔ほどの盛り上がりがないため、この令和時代に色々な販促要素を入れてストーリーにするのは難しかっただろう。
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