ドラえもん のび太の絵世界物語
昨年は「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を見に行ったが、今年も見に行った。
毎年見に行っているわけではないのだが、去年は彼女が見たい、と言ってきたので見に行ってきた。
無難に面白かったのだが、ブログに書くほどでもなかったので書かなかった。
終わりがあっさりしていたので、あまり後に残らなかったのだ。
俺は「映画ドラえもん のび太の宝島」もとても面白かったのだが、「宝島」では話の整合性があまりとれておらず、結局未来はどうなるの!?と言った微妙な後味の悪さが残ってしまう映画だった。
しかし今年の「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」は非常に秀逸だった。
前半から丁寧に伏線を散りばめて、1個ずつ伏線を丁寧に回収していく様は驚き。
ストーリーがとてもとてもよく出来ている。
最近見た映画の中でも確実のトップのストーリーだった。
話としては、のび太が夏休みの宿題としてパパの絵を描いているのだがうまく書けない。すねて寝っ転がりながら消しゴムを上に投げて遊んでいると突然、空中から絵が降ってくる。
その絵の中にはいりこみライトを使って入っていくとそこには金髪の少女がいて、その少女が現実世界に出てきてしまうが、絵の中に一緒に戻っていくといつのまにか1300年代のヨーロッパのアーテリア国に来てしまう、といったストーリーだ。
驚いたのは中世ではフォークやナイフ、スプーンが使われていなかったということをきちんと描写しているところだ。この時代、フォークやナイフは危険なので使われていなかった。平民は勿論、貴族や王族も手づかみでごはんを食べていたというのだから驚かされる。
絵具を卵から作っていたのは全く知らなかった。
強いて言えば中世の料理は正直今食べてもあまり美味しくないだろう。
こういった作品の中に入る道具としては「絵本・はいりこみぐつ」の方が俺としてはイメージが強い。作品の中に入る映画は「ドラビアンナイト」以来だろうか。
最初にも書いたが本当に伏線の貼り方と回収がめちゃくそ丁寧。
こんな丁寧なストーリーの映画は珍しい。
「映画ドラえもん のび太の魔界大冒険」で石化したドラえもん、のび太が出てくるがそれよりももっと丁寧だ。
やはり劇場版だけあって作画もとても丁寧。
しずかちゃんが箒で飛んで来てイゼールからのび太達を助けるところはとても良かった。
戦闘も秀逸で圧倒的力でねじ伏せられ、しずか、スネ夫、ジャイアン、そしてドラえもんまでも石?にされてしまい絶対絶命に陥ってしまう。
その時にのび太の書いた下手くそなドラえもんの絵が圧倒的ピンチを救う、という展開にはもう涙なしには見られなかった。
あとあのドラえもん、ドラえもんあまり描いたことない人がよくやってしまう目を白い枠の中に入れて描くドラえもんになっていて「わかるわかる」となった。
藤子・F・不二雄先生の頃と比べて色々な道具をうまく話に取り入れてくる。
昔の作品は概ね、映画用の秘密道具+タケコプター、空気砲、グルメテーブルかけ、ショックガン、キャンピングカプセル、タイムマシン、きせかえカメラ、翻訳こんにゃくが出てくることが多い印象。
しかし近年のドラえもん映画は「ここでこれを使うかぁ」と言った驚きがある道具が多く出てくる。
「宝島」の時に救命イカダが出てきたのは驚かされたが、今作はモーゼステッキやぐっすりまくらが出てくるのは驚いたな。
最後にヒロインのクレアが実は絵の世界の住人であるため、はいりこみライトの破損と共に消えてしまうのだが、タイムパトロールの人が本物のクレアはタイムホールに閉じ込められてたから助けてきたよ~、とあっさり助けてきてしまう。
さらに絵のクレアの記憶は私にも引き継がれてるよ!とご都合主義マックスのところだけちょっと子供向けだったな、と思ったがまぁその方がハッピーエンドでいいかな。
正直、昔のドラえもんより面白かったな。
来年は海をテーマにした作品になるようだ。
「海底奇岩城」のリメイクか!?と思ったがおそらくオリジナルストーリーだろう。
昨年は「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を見に行ったが、今年も見に行った。
毎年見に行っているわけではないのだが、去年は彼女が見たい、と言ってきたので見に行ってきた。
無難に面白かったのだが、ブログに書くほどでもなかったので書かなかった。
終わりがあっさりしていたので、あまり後に残らなかったのだ。
俺は「映画ドラえもん のび太の宝島」もとても面白かったのだが、「宝島」では話の整合性があまりとれておらず、結局未来はどうなるの!?と言った微妙な後味の悪さが残ってしまう映画だった。
しかし今年の「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」は非常に秀逸だった。
前半から丁寧に伏線を散りばめて、1個ずつ伏線を丁寧に回収していく様は驚き。
ストーリーがとてもとてもよく出来ている。
最近見た映画の中でも確実のトップのストーリーだった。
話としては、のび太が夏休みの宿題としてパパの絵を描いているのだがうまく書けない。すねて寝っ転がりながら消しゴムを上に投げて遊んでいると突然、空中から絵が降ってくる。
その絵の中にはいりこみライトを使って入っていくとそこには金髪の少女がいて、その少女が現実世界に出てきてしまうが、絵の中に一緒に戻っていくといつのまにか1300年代のヨーロッパのアーテリア国に来てしまう、といったストーリーだ。
驚いたのは中世ではフォークやナイフ、スプーンが使われていなかったということをきちんと描写しているところだ。この時代、フォークやナイフは危険なので使われていなかった。平民は勿論、貴族や王族も手づかみでごはんを食べていたというのだから驚かされる。
絵具を卵から作っていたのは全く知らなかった。
強いて言えば中世の料理は正直今食べてもあまり美味しくないだろう。
こういった作品の中に入る道具としては「絵本・はいりこみぐつ」の方が俺としてはイメージが強い。作品の中に入る映画は「ドラビアンナイト」以来だろうか。
最初にも書いたが本当に伏線の貼り方と回収がめちゃくそ丁寧。
こんな丁寧なストーリーの映画は珍しい。
「映画ドラえもん のび太の魔界大冒険」で石化したドラえもん、のび太が出てくるがそれよりももっと丁寧だ。
やはり劇場版だけあって作画もとても丁寧。
しずかちゃんが箒で飛んで来てイゼールからのび太達を助けるところはとても良かった。
戦闘も秀逸で圧倒的力でねじ伏せられ、しずか、スネ夫、ジャイアン、そしてドラえもんまでも石?にされてしまい絶対絶命に陥ってしまう。
その時にのび太の書いた下手くそなドラえもんの絵が圧倒的ピンチを救う、という展開にはもう涙なしには見られなかった。
あとあのドラえもん、ドラえもんあまり描いたことない人がよくやってしまう目を白い枠の中に入れて描くドラえもんになっていて「わかるわかる」となった。
藤子・F・不二雄先生の頃と比べて色々な道具をうまく話に取り入れてくる。
昔の作品は概ね、映画用の秘密道具+タケコプター、空気砲、グルメテーブルかけ、ショックガン、キャンピングカプセル、タイムマシン、きせかえカメラ、翻訳こんにゃくが出てくることが多い印象。
しかし近年のドラえもん映画は「ここでこれを使うかぁ」と言った驚きがある道具が多く出てくる。
「宝島」の時に救命イカダが出てきたのは驚かされたが、今作はモーゼステッキやぐっすりまくらが出てくるのは驚いたな。
最後にヒロインのクレアが実は絵の世界の住人であるため、はいりこみライトの破損と共に消えてしまうのだが、タイムパトロールの人が本物のクレアはタイムホールに閉じ込められてたから助けてきたよ~、とあっさり助けてきてしまう。
さらに絵のクレアの記憶は私にも引き継がれてるよ!とご都合主義マックスのところだけちょっと子供向けだったな、と思ったがまぁその方がハッピーエンドでいいかな。
正直、昔のドラえもんより面白かったな。
来年は海をテーマにした作品になるようだ。
「海底奇岩城」のリメイクか!?と思ったがおそらくオリジナルストーリーだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます