英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
メタルマンはメタルブレードで死ぬ

バブルガムクライシスについて

2017年04月22日 21時22分27秒 | アニメレビュー

バブルガムクライシスについて知ったのは今から12年ほど前だろうか。
なんかの本で読んだ。
ちなみに手元にあった"スーパーロボット名鑑ver.98"をめくってみたが載っていなかった。
スーパーロボット名鑑で見たと思ったんだけどな。
まぁその本に、モトスレイヴと合体したプリスのハードスーツのアニメ絵が載っててこんなロボットいるんだぁ、ぐらいに思っていた。
このモトスレイヴのデザインは、凄いカッコイイ!というわけではないのだが、それが丁度いい感じになっている。
装着者の全身をすっぽり覆うのではなく、装着者の手足が出てるあたりが逆にリアルでいい。

今回、とりあえず最初を全話(全部で8話)視聴した。
なぜ突然見たかというと
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/WUgpUIWWgx4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
この動画を見たからである。
最近、この手の80~90年代のアニメのMAD?が良くて何度も視聴している。
その中でなんとなくこの絵がいいな、と思って見てみるとどうやらバブルガムクライシスの1シーンらしい。
ということで視聴してみることにした。
まぁこのシーンの女の子は、主人公でもなんでもなく第04話に出てくる暴走カーの運転手の彼女なのだが。

第01話は作画もあまりキレイじゃないし、脚本が悪いのかイマイチ話がよくわからんという感じだった。
キャラそれぞれの魅力もよくわからないし。
榊原さんが演じるシリアが22歳という設定だが、榊原さんの声によって20代には全然見えない。
あとシンシアってなんだったの、よくわからん。

このアニメの面白いところは話が進むにつれて明らかにクオリティの上昇が感じられるところだ。
第01話では、昔のアニメだなぁという感じた。
第08話はかなり面白くなっている。
また当然ではあるが、話が進むにつれてキャラそれぞれの個性もハッキリしていって面白かった。
だがシリアについては単純に年上キャラ感がましていくばかり、本当に20代なのか?笑

また元々の主人公はプリスだと思うのだが、プリスは声優の下手さもあってかイマイチ好きになれない。
髪型も微妙だ。
だが第08話のプリスは、ポニーテルにしてて可愛かった。
第05、06話は大張正己が監督をしていてその話に出てくる敵のロボなどは明らかにバリってる。

また回に寄るが、結構メカ描写には凝っており第04話のグリフォンのエンジンをふかすシーンなどは作ってる側の愛を感じる。

残念なところとしては、モトスレイヴの活躍が減っていくことだ。
まぁちょいちょい出てはいるのだが、第06話で出てきたものすごく強いモトスレイヴが特にバイクに変形するわけでもなくその回しか出てこない・・・
第01話でモトスレイヴがプリスをお姫様抱っこして降下していくところはめっちゃかっこいいのだが。

色々知りたいと思ったのだが、検索しても意外に情報が少ない。
大体昔のアニメを検索すると、ファンの熱い想いを書いたブログなりHPなりが出てくることが多いが、これはほとんど出なかった。
俺が中学生ぐらいの頃にリメイクのアニメがやっていたようだが、全く記憶にない。
題名が"バブルガムクライシス TOKYO 2040"って題名。
このTOKYOってあたりがダサい。
今、第01話だけざっと見てみたがわりと面白そうだ。
キャラデザが大分変わってるのがちょっと残念だが。

スパロボに出ないかなー、イクサーが出てるんだから余裕だろ。

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モアナと伝説の海(2017)

2017年04月11日 22時41分15秒 | 映画レビュー
「アナと雪の女王」の夏バージョンといった感じの映画。
映像はすげーキレイ。
話はまぁ普通。
色々あるけどみんな幸せ!って映画。
楽しいよ~><
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017)

2017年04月11日 22時09分03秒 | 映画レビュー
そもそも俺は攻殻機動隊についてはあまり詳しくない。
高校生の頃に「イノセンス」が公開されたので見に行ったが、なんとこのとき「GHOST IN THE SHELL」を視聴したことがなかった。
なので、当然全く意味がわからなかったので面白いとは到底思えなかった。
そもそもあの頃の俺が見ても、あまり攻殻機動隊おもしれー!とはならなかったように思う。

攻殻機動隊について最も最初に触れたのはゲームだったように思う。
PS2で攻殻機動隊のゲームが出ていて、それを全クリした程度。
このゲームは、操作性があまりよくないように思うが、ゲームとしては結構面白い。
またプレイしたいのだが、どうやら売ってしまったようだ。
またSAC、2ndGIGも見たのは2、3年前でARISEについては未視聴のため攻殻機動隊についてはかなり素人だ。

さて映画について書こうと思う。

まず最初にスカーレット・ヨハンソンが主演であることについて、俺はかなり否定的であった。
草薙素子はクールなお姉さん、という印象がある。
それに対してスカーレット・ヨハンソンは、お姉さんというより小娘という印象だ。
「ルーシィ」の時も圧倒的な力を持ってはいたが、やはりお姉さんではない。
そういう理由からスカージョが素子を演じるのには違和感があった。

また少しずつ本編のあらすじが発表されていったが、主人公の名前は「草薙素子」ではなく「ミラ」だった。
やはりアニメの実写化は変なことになるなぁ、と感じた。
まぁつまりこの映画には全く期待していなかった。

実際に視聴してみると非常に面白かった。
確かに原作と話はかなり異なってはいるが面白かった。

建物、町の雰囲気などはGHOST IN THE SHELLのイメージをそれなりに再現出来ていた。
あのカオスな街並みの雰囲気を映画としてうまく再現出来ていると思う。

水の上でゴミ収集車のスタッフをボコボコにするシーンは結構原作と一緒ですごかった。
まぁ原作はゴミ収集車のスタッフをボコったわけではないが。

桃井かおりを起用したのも、個人的にはかなりいい人選だと感じた。
わかりやすいお涙頂戴であるが、そんなに話を難しくする必要もないのでいいと思う。

全体的に一つの映画としてみれば完成度は高い!
現代版ロボコップといった感じだろう。

このように褒めてきたが色々、欠点もある。
攻殻機動隊の実写!と考えるとやはりちょっと違うのである。
攻殻機動隊といえば、なんかよくわからんけど難解、押井守の趣味映画!という印象が強い。
実際、「GHOST IN THE SHELL」、「イノセンス」もなんだかよくわからんというか小難しい。
理解できないのでネットで解説しているページ等を見て理解している。
しかしそうやって理解出来てくると面白さが増してくる。
「あ、ここのシーンはこういうことだったのか!」という新たな発見が出てきて何度も視聴したくなってくる。
わかりにくい内容が逆に考察、想像を掻き立てるのである。
(エヴァも似たようなもんかもしれないけど、エヴァは明確な答えがないのでエヴァのほうが雰囲気アニメ感はある)

またキャストに文句を言ってもしょうがないが、バトーがあんまりバトーっぽくないんだよなぁ。
攻殻機動隊と言えば、やはりバトーは非常に重要なキャラである。
が、この映画は少佐(ミラ)に焦点を当てすぎてバトーさんがあんまり目立ってないように感じた。

あとスカージョはやっぱちょっと違ったかなぁと思う。
もっと細身の人を起用すべきだったろう。

攻殻機動隊マニアの方々は、色々思うこともあるだろうが、こういう攻殻の世界もアリだなぁ、と寛大な気持ちで見ればそれなりに楽しめるのではないだろうか。
なんというか「攻殻機動隊外伝」みたいな感じだと思えばいいんじゃないかな。

と色々書いてきたが、話はわかりやすく攻殻機動隊を見たことがない人でも楽しめる映画なので是非一度見て頂きたい。
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