☆[春日組]オフィシャルBLOG ☆

学校法人尚美学園
尚美ミュージックカレッジ専門学校
MB学科生が手掛けるLive/刊行物/CD等の
最新情報発信♪

『OUT of MUSIC vol.28』 <2013年10月30日発行> D.W.ニコルズ

2013-10-30 | マガジン

  

D.W.ニコルズ

インタビュー抜粋
ギター&ヴォーカルのわたなべだいすけさんにお話を伺いました。

−−10月9日に3rdフルアルバム『SUNRISE』がリリースされました。今作で再メジャーデビューですね。
●大好きなアルバムになりました! 今の僕らを音を含めて知ってもらえると思うので、ニコルズを新しく知る人たちにもぜひ手に取ってほしい1枚です。 

−−表現の方法は変わりましたか?
●基本はぶれないようにしています。日常の中で思うことを歌にしたり、身の丈を超えない言葉で歌詞を書いたり。その中身が少しずつ変わってきたぐらいです。

−−「東京」では東京の街を背景に、そこで生きる人々が描かれていますね。この曲はメンバーからのリクエストで書かれたそうで。
●メンバーからもらったお題で曲を書くっていうのを練習していたことがあって、その中に「東京」があったんです。時代性を入れるために、東京タワーとスカイツリーを象徴として書きました。

■プロフィール
2005年、わたなべだいすけ(Gt&Vo)と千葉真奈美(Ba&Cho)を含む3人編成のD.W.ニコルズを結成。その後、鈴木健太(Gt&Cho)、岡田梨沙(Dr&Cho)を加えた4人編成となる。2009年、『マイライフストーリー』でメジャーデビュー。音楽と、それを愛するすべての人たちに向けて、日々の愛を惜しみなく注ぎ続けている。

感想
いつもステージで見ている方を目の前にし、緊張と喜びが入り混じったような気持ちに。目を見て丁寧に話してくださり、終始和やかな雰囲気でインタビューは進んでいきました。冗談混じりの回答で笑いに包まれることもしばしば。楽曲への思い、そしてD.W.ニコルズへの愛がひしひしと伝わってくるインタビューでした。今作で再メジャーデビューということもあり、今までの作品以上に決意や熱意が込められているように感じました。このインタビューを読んでから改めてCDを聴くと、さらにD.W.ニコルズが好きになると思います。私も心からオススメしたい、大好きな1枚です。

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『OUT of MUSIC vol.27』 <2013年9月13日発行> THE ポッシボー

2013-09-13 | マガジン

 

THE ポッシボー

インタビュー抜粋
──9月11日に、3rdシングル「乙女! Be Ambitious!」がリリースされますね。みなさんはこの新曲にどんな思いを込めていますか?
岡田:リズムがスカだったり、ドラムをそうる透さんに叩いてもらったりしていて、いつも以上に元気な音に仕上がりました。サビの歌詞の、”「がんばれ! がんばれ!」負けるな!”は、自分自身にも言ってることなんです。ちょっと落ち込んでる人に、これを聴いて元気になってもらえたらなと思います。

──バックの音がキラキラしていて、夏っぽい曲になっていますよね。
橋本:なので、暑苦しすぎず聴いてもらえるかな。
後藤:それと今回の曲はライブやレコーディングではじめて拡声器を使ったパフォーマンスを入れてたり、こだわってみました。
岡田:あとね! 振り付けも、わたしとごとぅー(後藤)で考えたんですよ。

──楽曲には、みなさんの意見が反映されているんですねー!
岡田:ポッシボーは今7年目。途中2年間、個々に舞台をしたりでCDを出していなかった時期があって。しかも解散……って話にもなったりしたんです。だけど改めて5人で話し合って「がんばろう!」ってことになって、スタッフさんとも話すようになったし、曲に対しても意見を言うようになりましたね。
秋山:今回の新曲も、何曲もあった候補をすべて聴いて。スタッフさんとも話し合ってできた作品がこれで、もう、みんなのいろんな思いがこめられてます。

──ところで……、THEポッシボーって自由に恋愛してもいいんでしょうか? 
岡田:あはははは! ポッシボーはアイドルっぽくないんですけど、一応そこはダメ(笑)。
橋本:年頃の女の子なのにダメなんですよね(笑)。 

──やっぱり(笑)。女子トークつながりで、オススメのダイエットや美容法があったら教えてください!
橋本:よもぎ蒸しじゃない? 女の人はすごく体にいいらしくて。穴が開いている椅子に座って、蒸されるんです。
秋山・袋みたいのをかぶって下から蒸気が出てきて、30分ぐらいずっとじっとしてるとスゴい汗が出てくるんです。都内だったら、あちこちでやってると思いますよ。
諸塚:肌もきれいになります! ただ、よもぎ臭くなるので仕事終わりとかじゃないと……(笑)。

──ポッシボーとして今後、どのような曲を歌ってみたいですか?
岡田:メンバー全員ダンスが好きなので、2年ぐらい前からかっこいい曲とかライブを盛り上げる曲を増やしたんです。だけど最近ごとぅーも誕生日を迎えて、ついにメンバー全員二十歳になったっていうのもあるので、今後はちょっと大人っぽい曲も歌ってみたいですね。

──楽しみにしています! 3年後には10周年を迎えることになるんですよね。
岡田:10周年!?!?
後藤:わたし、今びっくりして頭がまわらない(笑)。 

──その10周年に向けて目標などは?
諸塚:頑張ってこのメンバーでどうにかして、やっぱり売れたいですね。今が勝負っていうのはずっと言ってきているので、チャンスを逃さずやりたいなと思います。
橋本:個人的には、ポッシボーで女性誌の表紙を飾りたいな、って。
全員:うあ?っ! 飾りたいね!!!
橋本:そして、もっといろんな世代の方にもポッシボーをどんどん知っていってほしいな。
岡田:バラエティやドラマを個々でできるようになって、集まったときにはぐっとパワーが出るような。新しいアイドルのカテゴリーをポッシボーで作っていけたらなって思います。 

■プロフィール
ごとぅー(後藤夕貴)、はしもん(橋本愛奈)、ロビン(岡田ロビン翔子)、あっきゃん(秋山ゆりか)、もろりん(諸塚香奈実)の5人からなる、ブレイク前夜のアイドルグループ。日本一オーディエンスと距離感の近いライヴが武器で、魂の歌あり、キレッキレのダンスあり、ぶっちゃけガールズトークあり。


感想
音楽については真剣に、プライベートな質問には楽しそうに答えてくれた5人。好きな男性のタイプや萌えポイントについて質問すると、ロビンさんはたまにかける黒縁メガネ、はしもんさんはアキレス腱の筋が綺麗に見えている人、あっきゃんさんは手が綺麗な人、ごとぅーさんは横顔が伏し目がちな人、もろりんさんは二の腕に程よく筋肉がついている人が好きだそうで、メンバー同士でも知らなかった好みもあったらしく、とても盛り上がっていました。終始インタビューは賑やかに進み、「乙女! Be Ambitious!」のオススメ振り付けを身振り手振りで教えてくれたり、写真や映像より、もっと可愛くて親近感いっぱいの彼女たちに見とれてしまいました。


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『OUT of MUSIC vol.26』 <2013年7月9日発行> ammoflight

2013-07-09 | マガジン

 

ammoflight

インタビュー抜粋
──初フルアルバム『FLASH4』が7月3日にリリースされました。ダンサブルな1曲目「cheese:-)」と2曲目「夏色ドット」が爽やかで夏の発売がピッタリですね。
津久井:リリースのタイミングは特別に意識していなかったんですけど、確かに「cheese:-)」はポップで馴染みやすい曲なので1曲目にはピッタリだなと思いましたね。

──アルバムを聴きすすめていくと、後半は壮大なバラードもあって出だしとはずいぶん印象が変わりますね。
久保田:僕らの中では春夏秋冬を通して聴けるアルバムになったかなと思ってます。
津久井:どの曲も力がこもっているので、聴いてて疲れるって言われましたけどね(笑)。
久保田:曲数も多いですからね。

──恋愛の曲も多いと思うのですが、みなさんの恋愛観は似てたりしますか?
久保田:うーんどうかなぁ。でも歌詞を見た時とか共感するところはいっぱいありますね。こういう風に思ってるんだ~みたいな新たな発見とか、津久井君がこんな歌詞書くんだニヤニヤみたいな(笑)。
鳥居塚:僕も共感はすごくしますね。『FLASH4』の楽曲を聴いていてもいろんな思い出とかが浮かんで来たりするし、どれもいい曲ばかりで。

──ボーナストラックの「sewing a moment」はレミオロメンの前田啓介さんプロデュースですね。プロデューサーさんの違いで感じることとかは?
久保田:レコーディングではそれぞれのやり方があることですかね。最初はどんなふうに進むんだろうと思うところから始まり、今までなかったものはどこなのか、その中に自分が今まで積み上げてきたものでどう色を足せるかなど、どんなことをどうやって吸収しようかという気持ちでいっぱいでした。すごく勉強になりましたね。
葛西:確かに人によってやり方の違いってのはありますし、それを受けて自分の中で変わっていくものもあると思います。今回は、具体的にどうとか練習でどうにかするってことよりも、頭の中で考えるものを実際に音にするっていう訓練ができたと思います。

──ストリングスの音色があたたかく包みこんでくれる楽曲で聴くとホッとします。
津久井:この曲はテーマがおっきな愛で。その言葉に引っ張られてこういうアレンジになっていきましたね。ストリングスや他の楽器を入れることで、より楽曲の世界観が色づくんですよね。曲の世界観が自分のイメージしてたとおりになったり、いい意味で自分のイメージ以上の変化に出会ったりするのでめっちゃ楽しいっすね。
葛西:「sewing a moment」だけでなく、「アルタルフ~この恋の終わりに~」で初めて生のストリングスをいれることに挑戦したんですよ。みんなで実際にストリングスのレコーディングを見に行って、すごい感動しました!  

──さて、8月からはワンマンツアーですね!
津久井:アルバムタイトルの『FLASH4』にはメンバー4人にフラッシュが当たって欲しいという願いを込めたので、その世界観をちゃんと表現できるライブを作りたいですね。
葛西:まだライブでやってない曲もいっぱいあって、とにかくいろんなタイプの曲があるので、自分たちの音楽の幅の広さも見せていけたらなと思います。
鳥居塚:このアルバムはデビュー前から作ってきたものなので、やっとみんなに聴いてもらえるのが嬉しいですね。

──ライブを観れば、アンモフライトのすべてを知ることができそうですね!
久保田:ワンマンツアーも初めてで嬉しいですね。各地の待っていてくれているお客さんを巻き込んで楽しいライブにしたいです!

■プロフィール
ammoflight(アンモフライト)とは、「古代生物アンモナイトが空を飛ぶほどの飛躍」を見せたい、という思いを込めてつけた造語。津久井 恒仁(Vo&Gt)、久保田 庸友(Gt)、鳥居塚 尚人(Ba)、葛西 一茂(Dr)、の4人で小田原にて結成。日常に埋もれているファンタジーを歌うキャッチーなメロディと、自分や社会に葛藤しながらも明日や愛を強く信じる歌詞の世界観と、ヴォーカル津久井のちょっと強気で癖になる声で聴く者を笑顔にする。


感想
私にとっては人生初インタビューのアンモフライトのみなさん。緊張でガチガチ、言葉に詰まってしまった私に津久井さんが「今回のアルバムどうでした?」と優しく声をかけてくださり無事インタビュースタート。みなさんの優しさに助けられて最後には緊張も解け、メンバー同士のツッコミに談笑しながらの楽しいインタビュー時間はあっという間に過ぎた。アンモフライト1stフルアルバム『FLASH4』は、今まで以上にポップに振り切れていて、思わず踊りたくなるし、いつの間にか口ずさんでいることに気づく。私のお気に入りは始まったばかりの恋を歌った「7の魔法」。聴くたびドキドキさせてくれる。


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『OUT of MUSIC vol.23』 <2013年2月14日発行> indigo la End

2013-02-14 | マガジン

indigo la End

インタビュー抜粋
──1stフルアルバム『夜に魔法をかけられて』を完成させて、どんな手ごたえを感じていますか?
川谷:今回のアルバムは、”第1章3部作の完結編”なんですね。1作目はレコーディングしたのが2011年の11月で、結構浮き足立ってレコーディングした感じが音に出ちゃってたんです。そのせいか2作目は1作目の反動からちょっとアンダーグラウンドになりすぎたので、今回はもっとポップにしようというのが最初にありました。昔の曲も収録された僕らの今までの総括でもあり、今のindigo la Endを濃縮した”最高傑作”が出来たと思います。

──いろいろと想像が広がる、印象的なタイトルですね。
川谷:ひっかかりのある言葉を作ろうってことは、いつも意識しています。今回の『夜に魔法をかけられて』というタイトルには、絶対に夜は明けるし魔法も必ず解けてしまうけど、解けてしまったその先が必ずあると。そういった次の作品へ向けての大きな意味があります。

−−「抱きしめて」の“抱きしめてよ 心と心が重なるくらい”や“ただ最後だけは愛されてみたかったの”など、前作に比べて心情が素直に表れているなと思ったのですが。
川谷:ライブをたくさんやるようになって、お客さんとの距離を縮めたい、繋がりたいという心境の変化があって、それが今回の歌詞に表れたんだと思います。

──特に、印象的だったライブは。
川谷:”SWEET LOVE SHOWER 2012”が一番ですかね。たくさんの人がステージを観に来てくれたり、いろいろなバンドにたくさんの人が熱狂している姿を見たことで、自分の気持ちがどんどん変わっていきました。

──4月にデビューされてからCDを出すごとにお客さんも増えていってると思うのですが、ライブに対する意識は変わりましたか?
オオタ:ドラムを叩きながら見える風景も変わって、気合いも変わりましたね。
川谷:少人数に届ける音楽と大人数に届ける音楽は、やっぱり違うと思うんですよ。小さい所でも大きい所でも一緒ってのは綺麗事だと思うから、その都度それぞれに対する音楽を変えていかないとなぁって。

──なるほど。
長田:最近は、お客さんの心に残る演奏をしたいなぁって強く思ってて。まだ今はお客さんと距離があるんですよ。その距離をつめていきたいなぁってのがあります。

──これで第1章は完結ですが、第2章に向けての構想は?
川谷:これからはもうちょっとシンプルなものがやりたいです。ガチガチに詰め込んだものを引き算していく音楽がやりたいなぁって。

──第2章では、バンドの雰囲気がだいぶ変わっている可能性も!
川谷:もしかしたらパンクになってるかもしれません!
長田:それはないんじゃない(笑)。

■プロフィール
Vo/Gt川谷絵音、Gt長田カーティス、Drオオタユウスケによる絶対的な歌を中心に美しい音をポップに奏でるロックバンド。2010年2月から活動を開始し、2012年4月ミニアルバム『さようなら、素晴らしい世界』でデビュー。


感想
はじめてのインタビューで緊張のあまり、しばらく手の震えが止まりませんでした! 音楽では独特の世界を描く彼らとはまた違う魅力を知ることができ、貴重な時間を過ごすことができました。取材は喫茶店にて行いましたが、オオタさんがコーヒーフロートのアイスクリームを一生懸命食べていらっしゃったのがお茶目でした!

   
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『OUT of MUSIC vol.22』 <2012年12月17日発行> noodles

2012-12-18 | マガジン



インタビュー抜粋

――ニューアルバム発売おめでとうございます! アルバムタイトルの「Funtime」に込められた想いを教えてください。
YOKO●去年20周年アニバーサリーだったんです。またこれからも楽しい時間を過ごしていこうという意味を込めて、このタイトルにしました。

――ジャケットもカラフルですごくかわいいいですよね。実際に着ぐるみを着て撮影されたんですか?
一同●(笑)。
IKUNO●やっぱりそう思われてる(笑)。

――あ、違うんですか? 絶対メンバーだなーって思ったんですけど(笑)。
YOKO●違うんですよ。みんなに言われるんですけど、デザイナーさんに作ってもらったんです。

――アルバムの中で、皆さんのおすすめ曲を教えてください。
AYUMI●やっぱ一曲目の「Funtime」。最近ライブでも一曲目にやっているんですけど、文字通り楽しそうな雰囲気が出てると思います。
IKUNO●私のおすすめはアルバムの最後の「Time has come」ですね。切ない感じの終わりが気に入ってます。
YOKO●2曲目の「Beautiful Dreamer」という曲でTOMOVSKYさんにシンセを弾いてもらっているので、その辺も聴きどころになっていますね。TOMOVSKYさんとは以前から知り合いで、noodlesの世界観の切ない感じとトモさんの世界がすごくあってると思ってたし、個人的にもトモさんの楽曲が好きだったのでいつか一緒にやってみたかったんですよ。

――アルバム中の楽曲の歌詞は全てYOKOさんが書かれていますよね、どんなこだわりが……?
YOKO●自分の気持ちに素直に、自分が使わない言葉を使わないようにして自分らしい歌詞を赤裸々に書こうとしています。

■プロフィール
91年結成。横浜を中心にライブ活動を始める。99年より、the pillowsの山中さわおが代表を務める「デリシャスレーベル」に移籍。CD、制作やライブ活動を積極的に行い、全国ツアーも毎年行っている。
http://noodles.velvet.jp/


感想

終始和やかなムードで取材は進行。微笑みながら丁寧に受け答えをしくれる3人の姿が印象的でした。途中、インタビュアーがメンバーと同じ横浜出身であることを話すと、当時の思い出が蘇ったのか楽しそうに話す様子も。3人が持つ優しい雰囲気が溢れた現場となりました。

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『OUT of MUSIC vol.21』 <2012年10月25日発行> DEAD END

2012-10-25 | マガジン



DEAD END

ライブレビュー抜粋
18時。最新アルバム「Dream Demon Analyzer」に収録されていた「Deep -流星白書-」のインストバージョンがSEとして流れ始め、紗幕にメンバーのシルエットが浮かび上がる。幻想的な雰囲気から一転、SEが鳴り止み幕が落とされると、爆音が渋谷公会堂に響いた。一曲目は「水晶獣」。このライブの最初に飾るに相応しい曲だ。そこから新旧織り交ぜた楽曲を次々と展開して行く。しかし驚くべきは、そのどの曲も「最新」の慎かを遂げていたのである。

<中略>

すべてを通して圧巻の一言に尽きる。L'Arc~en~CielやLUNA SEA、黒夢やJanne Da Areなど、日本有名のロック・アーティストたちに影響を与え続けているDEAD ENDの存在の大きさを感じる3時間。DEAD ENDの遺伝子が日本の音楽シーンに確実に受け継がれ、そしてさらにその母体自体も進化を続けているように感じた。


■プロフィール
1984年暮れ、元LIARのMORRIE(Vo)、同じく元LIARのTAKAHIRO(Gt)、元RAJASの"CRAZY" COOL-JOE(B)を中心に結成される。後に元TERRA ROSAのTANO(Dr)が加入して本格的にバンドがスタート。TAKAHIRO(Gt)が脱退後、関西ギタリストNo.1と言われていた元TERRA ROSAのYOUが加入。メジャーデビュー直前にドラムのTANOが病により脱退。オーディションで元SABER TIGERのMINATOが加入し、メジャー進出を果たす。計4枚のアルバムと1枚のライブ・アルバムを送り出し、1990年1月に活動休止。2009年、再始動。2011年12月~2012年1月にかけて3ヶ月連続シングルをリリースし、現在はMORRIE、"CRAZY" COOL-JOE、YOUの3人の中心に活動中。


感想

メジャーデビュー25周年本当におめでとうございます。今回のライブは自分にとってDEAD END初参戦だったのですが圧倒的なパフォーマンス、深みのあるサウンド、どれも熟練の技だと感じました。多くのアーティストから尊敬される。この目で生演奏を見られて本当によかったです。ライブ後にYOUさんとお会いしたのですが、とても気さくでライブとのギャップに驚きました。今後機会があれば是非ともライブに行き、MORRIEさんの穏やかな声、YOUさんの攻撃的なギター、CRAZY COOL JOEの魅せるベースを聴きたいと思います。

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『OUT of MUSIC vol.20』 <2012年9月7日発行> Brand New Vibe

2012-09-07 | マガジン

 

Brand New Vibe

インタビュー抜粋
──メジャーデビューして約1年でアルバムの発売になりましたね。
Ryo:最初は実感なくて、1年間目の前にあることだけをずっとやって来たら、いつの間にかアルバムが決まってて「あ! これで1年なんだ!」って感じです。でも、考えてみればほんと一番いいタイミングだなって思います。

──アルバムのタイトルはみなさんで相談されたんですか?
Nobu:そうですね。もともとアルバムのコンセプトがなかったので、全部録りおわった後にじゃあタイトル何にしようかってみんなで曲から朝聞いてもらいたい曲まで色とりどりの曲が詰まっているので、そういう意味も「COLOR」っていうタイトルにしました。

──ロックな曲からバラードまで、様々な楽曲が含まれていますよね。それぞれお気に入りの1曲は?
MAa:お気に入りの曲かー。みんな結構ばらけてるよね。
Ryo:その日によっても変わりますね(笑)。
SHIGE:朝起きたら変わる、みたいな!

──そうなんですね。1stシングル「JUST GO!!」のリリースイベントでは、メンバー全員が感極まり男泣きをしたというお話も伺いましたが、一番思いの強い曲だから1曲目?
KEI:そうっすねー。メジャーデビューして、一番「やったるわ!」って気持ちの時に作った曲で、Brand New Vibeの原点に戻るような。そんな1曲ですからね。

──「Melody」はインディーズ時代の楽曲ですが、かなりアレンジが加えられていますね。
Nobu:Brand New Vibeで最初に作った曲が「Melody」なので、ちょっとカッコよくして入れようかって話になったんです。

──アレンジは大変でしたか?
Nobu:そうですね。アレンジだけで新しい曲に作り変えるのは、すごく難しかったです。どうしても、もとのイメージもあるし。
MAa:でも、アレンジの仕方とかそうゆう技術面に関してはやっぱ、年々というか日々成長しているので。


■プロフィール
東京都町田発のエモーショナルポップバンド。昨年9月7日にメジャーデビューを果たし、今年8月8日にメジャー1stアルバム「COLORS」をリリース。Gt.Vo.NobuのスイートヴォイスとVo.KEIの力強い込められたメッセージは、人の心の深くにまで響く。


感想
自分の好きなアーティストの楽曲を聴くことはあっても、実際に楽曲を作り上げているアーティストの生の声を聴ける機会は無いので、とても素晴らしい経験が出来ました。「COLORS」やインタビューを通して、Brand New Vibeの色々な表情を見ることができ、もっと楽曲の深さを知ることが出来ました。素直に音楽に向き合い、それを全力でぶつけてくれるBrand New Vibeのライブを是非見て頂きたいです。

 

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『OUT of MUSIC Vol.19』<2012年7月30日発行> SUPER BEAVER

2012-07-30 | マガジン

 

SUPER BEAVER

インタビュー抜粋

ーー自主レーベルでの初のアルバム『未来の始めかた』がリリースになりましたね。
柳沢:去年レーベルも事務所もやめてから、リリースをするのがなかなか難しくて。去年はひたすらライブをしていたんですけど、本数を重ねるに連れて、やっぱり新しいアルバムをもってライブがしたいっていうところから制作が始まりました。
上杉:単純に“今”が詰まったいいアルバムになったと思います。

ーー言葉の大事さやメッセージ性も以前より強く感じますが。
柳沢:自分の中でも、もっと簡潔に言える方法はないかと考えていたんすけど、難しいことは考えずにありのままをそのまま言葉にしました。ニュアンスも含めて言葉を漏らさないよう、それに合うようメロディを書いたんで。

ーーそうなると文字数も多くなりますよね。渋谷さんは実際に歌ってみて、以前と何か違いを感じたりということはありましたか?
渋谷:軸になっているものが一緒なんで、特別今回は…っていう感じはなかったですね。ただ毎回歌詞を覚えるの大変なんすよ。
柳沢:確かに文字数が多いってよく言われるんすけどね(笑)。
渋谷:もうライブで歌詞見ながら歌います…。

■プロフィール
藤原“24才”広明(Dr.)、渋谷龍太(Vo.)、柳沢亮太(Gt.&Cho)、上杉研太(Ba.)。2005年結成、東京発。矛盾だらけの毎日から正面から向き合い、歌い鳴らされる楽曲と“今”を全身で表現するライブは、全国各地で同世代を中心に多く共感を呼び、支持されている。

感想
SUPER BEAVERメンバー全員参加となった今回のインタビューは、終始笑の絶えない楽しい時間でした。4年ほど前から彼らのファンである私ですが、この貴重な機会を通じて、人との縁や出逢いの大切さを改めて実感できたように思います。

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『OUT of MUSIC vol.18』 <2012年5月19日発行> 打首獄門同窓会

2012-05-12 | マガジン

打首獄門同窓会

インタビュー抜粋

ギター&ボーカルの大澤敦史さんにお話を伺いました。

ーーまずはバンドの結成までの流れを教えてください。
●理由はそんな大したことなくて、俺とドラムが同級生で、初代のベースが一つ上で。で俺が、「バンドやるから集合!」見たいな感じで呼びかけて、特にドラマチックな展開もなく結成されました。

ーーなぜ“打首獄門同窓会”というバンド名に?
●一応「ライブでわざわざ首を痛めるのが好きな人々」という意味にしていて。バンド発足時にドラム河本から挙がった“ちょんまげトリオ”案を阻止するために俺がなんでもいいから思いつくまま言ったとか、そんなことは決してありませんハイ。

ーーそういうことですね(笑)。バンド名と同様、曲もインパクト大ですが、ラウド系のヘヴィサウンドに面白い歌詞という方向性はどうやって生まれたんですか?
●学生時代、日本のアーティストに物足りなくなって洋楽に染まっていったんですね。なので、あんまり真面目に方角の歌詞を詠んだことがなくて。そのせいか、曲を作っていると日本語ではない響きが頭の中に浮かんでくるんですよ。だから、なんか思いついた言葉を当てはめていけばいいやって、真面目にやるのが照れくさいってのもあるんですけども、多少ふざけてみたら面白くなるんじゃないかなって始めました。

ーードラムの河本さんとベースのJunkoさんのコーラスワークも映えていますよね。特に河本さんはかなり歌っていますが、あんなパワフルなドラムを叩きながらっていうのはすごいことですよね。
●最初はたまにコーラスやってた程度だったんですが、ドラムが歌をやりたいっていう話は河本が学生の頃から聞いてたんです。で、自分の作る歌って息継ぎする所があまりないんで、「交代で歌っちゃえばよくない?」ってなって。その代表曲が「デリシャスティック」ですね。

ーーその「デリシャスティック」はうまい棒がテーマですが、全体的に食べ物を歌っているものが多いですよね! なかでも、ラーメン二郎を歌った「私を二郎に連れてって」や、天下一品(ラーメン店)の曲も作りたいということなので、大澤さんにとってラーメンはかなり重要なもののように感じられるのですが。
●主食ですね(笑)。たぶん米より麺の方が多いです。“天下一品”の曲は曲にしないといけないなって思っているのでなかなかできないんです。「私を二郎に連れてって」はコンセプトがカチっと固まっててあっという間にできたんですけどね。

 

■プロフィール
2004年に結成された男女混合のスリーピースバンド。「生活密着型ラウドロック」というジャンルを名乗り、ラウドサウンドに似つかわしくないユルい歌詞を乗せて生活感溢れる歌を日一歌っている。これまでに海外公演やフジロックなどを含む訳300本のライブを行っている。

 

感想
とにかく熱いライブパフォーマンスをする打首獄門同窓会。以前、自分達が企画したライブに出演していただいた際、フロアを熱狂の渦に巻き込んでくれました。これまでギター&ボーカルの大澤さんとちゃんとしたお話をしたことがなかったので、どんなインタビューになるのだろうとわくわくしていました。始めて間もなく、“ラーメン”というワードが私の口から出ると、そこから怒涛のラーメントークが始まり、趣旨を忘れてつい盛り上がってしまいました。彼らのコッテリかつジューシーなサウンドの源は間違いなくラーメンにあります!

 

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『OUT of MUSIC Vol.17』 <2012年2月27日発行> BORN

2012-03-07 | マガジン

 

BORN

インタビュー抜粋

――2月1日リリースのフルアルバム『VIGOUR』ですが、このタイトルにはどんな想いが?
猟牙:最初にタイトルだけ浮かんだんです。『VIGOUR(ヴィガー)』っていい響きだねってことで、意味を調べたら“活力”とか“精力”とかあって。2012年一発目のアルバムなので、今の自分たちの勢いとかを全面に押し出していくのにドンピシャだと思って決めましたね。

――曲順や選曲はすんなり決まりましたか?
猟牙:いや、曲順はむしろ悩みました。
Ray:全部録り終わって、曲が出揃った段階で決めていった感じですね。
K:特に「邪眼」の位置。BORNとしてはニュータイプな楽曲だったので、すごく悩みましたね。

猟牙:最初はどこに置いても「浮くねぇ」って言ってたんですけど、3曲目に決めてベストな選択だったなって今は思いますね。
 ――6曲目の「凍結」が気になったのですが、めずらしく英詞の部分がなく、一見わかりやすそうでいて、実は難しいのかなと。母への気持ち、ですか?猟牙:そうです。単純に母親を亡くしたっていう気持ちをうたった歌なんです。母親が亡くなるっていうのは自分の中の大事なものが70%~80%無くなる感じなんですよ。だからもう、失うって言うよりは凍ってしまうんじゃないかって。

――すごく深読みしてしまいました(苦笑)。
猟牙:今までそういうストレートな歌詞を書いてこなかったので、もしかしたらファンの人も深読みして考えちゃうかもしれないですね。

 ――イントロに聞こえる時計の音から、曲の世界観に気持ちがぐっと持っていかれます。
猟牙:そこから俺もイメージ膨らませましたね。「凍結」のような歌詞を一回書きたいなって思ってたんですけど、Rayが持ってきたこの曲を聴いて一気に歌詞が浮かんできました。

――「Deep Affection」の作詞は猟牙さんとKさんのお二人でされていますが、どんな風に出来上がったんですか?
猟牙:最初、Kの作った曲に俺が仮歌詞をつけてデモを作って。
K:猟牙の書いたサビの“愛されたいと願って~”っていう箇所から、なんかファンが浮かんできたんですよ。音楽で繋がってるって言っても、ファンもBORNもお互い見えない部分っていっぱいあるじゃないですか。でもそういうところも一緒なんだよ、っていうのをここまでドストレートに言ったものって今までなくて、伝えたいことがやっとこの曲で言えたかなって思います。

――アレンジがすごく凝っているというか、いろんな音が入ってますよね。
K:そうですね。Aメロとかちょっと変わった効果音とか入れたりもしてますね。
Ray:他の楽曲と違って、音の種類も結構入ってると思います。


■プロフィール
コンセプトはTHE BLACK POPULAR。ヴィジュアル面において鮮やかに黒を彩り、サウンド面において荒々しく黒を奏でる。


感想
初めてのインタビューだった私は、緊張の色をまったく隠せませんでした。自分のガチガチになって質問をする声。それに対し、気さくな口調でテンポよく答えてくださるメンバーさんの声と、時折混じる笑い声でとても楽しくインタビューを終えることが出来ました。

 

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