蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

さくらさくらの小話

2021年10月12日 | 楽しいお稽古講座
和のお稽古事では、
まず手ほどきに伝統的な日本の曲「さくらさくら」をお習いすることがよくありますが、
この曲をいつ教わったか覚えていらっしいますか?

なぜかこのメロディーが流れると不思議と「さ~く~ら~♪さ~く~ら~♪」と口ずさんでしまいますよね。

もともとこの曲は、幕末に江戸でお子様の箏の手ほどきの曲として作られたもので、
その後、音楽の教科書に載ったりして時代を重ね、一般的に広まったようです。

なるほど!どうりでこのメロディーは年齢問わず、幅広い世代の方が知っているわけですね。

お箏やお三味線の体験教室・ワークショップでは、まずは「さくらさくら」を弾いてもらったりしていますが、
この旋律が初めて楽器に触れる方にはちょうどよく、少しの練習ですぐ1曲弾けるようになるという優れものです。
「1曲弾けた!」という達成感・満足感を味わえますし、テンポも良い曲なのでお歌を歌いながら楽しくお勉強できます。

小さなお子様も大きなお舞台でこんな風に立派に演奏ができますよ!

【全曲はこちらから👇】
https://youtu.be/BkzK4-2IuU4

(文責:藤枝)


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