蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

世界中にある三味線の仲間たち(3)

2021年12月15日 | 楽器のおはなし
[中国]月琴(ユエチン/げっきん)
丸い胴の楽器で、絃は2本一組の4絃ですが、最近は3絃のものもあるそうです。
明治の初めのころには日本でも親しまれました。
月琴の音色を聴きたい方はこちら
💁‍♂️https://youtu.be/b_cGFpOTawM

参考・引用:『和楽器にチャレンジ! 2 三味線をひいてみよう』(汐文社)

(文:仲井和)

世界中にある三味線の仲間たち(2)

2021年12月08日 | 楽器のおはなし
[インド]シタール
北インドの代表的な楽器で、胴はひょうたんの一種からできています。

7本の絃のほか、実際にはひかない共鳴させるための絃もたくさんあります。

シタールの音色をお聴きになりたい方はこちら
💁‍♀️ https://m.youtube.com/watch?v=8CnhcGpmH9Y

参考・引用:『和楽器にチャレンジ! 2 三味線をひいてみよう』(汐文社)

(文:仲井和)

世界中にある三味線の仲間たち(1)

2021年12月01日 | 楽器のおはなし
先週は世界中にあるお箏の仲間たちをご紹介したので、
今週からは複数にわけて三味線の仲間たちをご紹介したいと思います!

参考・引用:『和楽器にチャレンジ! 2 三味線をひいてみよう』(汐文社)

1週目の今日はこちら⤵︎

[ヨーロッパ]リュート
アラビアのウードが伝わったもので、中世のヨーロッパを代表する楽器。
絃の数は色々なものがあり、低音用のテオルボなども発明されました。
胴体と細い「さお」のような部分とがあり、主に抱えて演奏する楽器を「リュート属」といいます。

(文:仲井和)

世界のお箏の仲間たち

2021年11月24日 | 楽器のおはなし
今日は世界中にあるお箏の仲間たちについてご紹介したいと思います!
(最後に引用元の書籍を明記しております)

[ベトナム] ダン・チャン
16本の細い金属絃が張られた箏
台に乗せて演奏します
中国から伝わったものです

[韓国] 伽耶琴(カヤグム)
カヤゴともいい、12絃あります
ツメを付けず、指で弾きます
床に座り、膝の上に楽器を乗せて演奏します

[中国] 箏(ジォン)
古箏(グージォン)ともいい、日本の箏の直接の先祖です
現在では21絃以上のものが使われています
楽器は台に乗せて、椅子に腰掛けて演奏します

[中国] 揚琴(ヤンチン)
西アジアのサントゥールが伝わったもので、台形の箱に沢山の金属絃が交差して張られています
両手に持った細いバチで絃を打って演奏します

[イラン] サントゥール
形や演奏方法は揚琴とほぼ同じです
世界中に広がっており、ヨーロッパやアメリカではダルシマーと呼ばれます

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引用
『和楽器にチャレンジ! 3 箏をひいてみよう』(汐文社)

(文;仲井和)

お撥の包み方 Part2

2021年11月20日 | 楽器のおはなし
こんにちは。今日も素晴らしい秋晴れでした。
本日は地唄での『手拭い』活用の実践編です🤗

それでは早速、三味線のお撥を包みます。
風呂敷や手拭いなどで物を包む時は、なんだか心もホッと温かくなるような気がいたします♨️

👇こちらにも音声付き動画でupしております。
https://www.instagram.com/p/BegmB40lDsl/

象牙のお撥は真っ白な手拭いをお使いになると色移りを軽減できます☺️