蛍のひとりごと

徒然に、心に浮かんでくる地唄のお話を、気ままに綴ってみるのも楽しそう、、、

表紙の裏ばなし・第二話(蛍のこと)

2005年03月11日 | その他のよもやま
こいしこいしと鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす


私の好きな地唄の歌詞です。


こころに焼きついている音に惚れ、ふしに惚れ、地唄に憧れ身を焦がす、、、
こんな蛍に想うところがあって私の姿を重ねてみました。

この小さな蛍は、あんなに遠いお月様まで飛んでいきたいと願っているのでしょうか。


           名月を取ってくれろと泣く子かな


子供の時分はいざ知らず、齢を重ねた今の私は、
すぐそばの、川原の葉っぱのそこここで、ときおりほのかにホーっと光る
そんな蛍になりたいです。





初めてのひとりごとに、優しいコメントをお寄せくださった皆様方、
ありがとうございました。嬉しくて嬉しくて、、、。


今日は催花雨。
あいにくのお天気の中でのお稽古日です。
どうぞ皆様お風邪をお召しになりませんよう、、、。
暖かくしてお越しください。
火鉢に炭をおこしてお待ちしております。


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