おつまみ未遂事件

階段を見ろ！

アレはなにだ！

亀だ！

タワシだ！

いや、ちがう

仔ニャンだ！

よいちょ　よいちょ　よいちょ よいちょ


あら、みうちゃん。遊びにきたの？とバアバ(母)

う…うん。ちょーっとね。

そ～なの。ゆっくり遊んでいきなさい。



みう　み～う　みうた～ん。
ねえ、みう、下にいる？

今、私たちの部屋に行ったけど。

どたばたどたばたどたばたどたばた～(わたくしが階段を駆け下りる音)

みう　みう　みうた～ん　み～う　どこに行っちゃったのかしら。

すでに眠っている父のベッドの下を母が懐中電灯で照らしてみても見当たらない。

みうちゃ～ん　み～う　み～う　　みう！
カサっとでも音をたてたら分かるものなのにねえ…。

と…いったわたしの足元で、


──かさ　　こそ……

はあ？
ちょっと───みうってばあ

こんなところにもぐって

ココ

ジイジ(父)の部屋着の下に「通い猫」用の(安物の)カリカリが入ってる袋の中に、
みうが混入(笑)していたのでした。

しかし、カリカリの袋は頑丈だったのでチビッコのみうには、

ちょいとムリだった～　(⌒▽⌒)アハハ!


もーちょっとだったのになあ…

てゆうか、あんな安物をたべたらオナカをこわすわよ。

ふぁ～い。ごめんなち～ゃい