もしもこのブログをずっと読んでいてくださっている方がおられるなら、
私の趣味(手工芸)に関する傾向は、おわかりかと思います。
1.一つのことに手を出すと、飽きるまで、それに没頭する。
2.誰かに習うのが、嫌い。本などを参考にし、一人で作るのが好き。
3.ある程度コツを掴んだら、自分の作りやすいようにアレンジする。
4.作った作品のその後のことは、何も考えていない。
そんな私が、10数年前、一時期ハマっていた「和紙人形」。
本(3月2日の記事を参照ください)を参考にして、作り始め、
最終的には「かなりイケてる」と思えるレベルの人形を作れるようになったのですが、
作っただけで満足してしまい、放置しているうちにホコリが目につくようになり、
大掃除の際に、全部、捨ててしまいました。
思い返せば、ちょっと、もったいないことをした・・・と思います。

今なら、百均でディスプレイ用のケースが買えるので、
それに飾ることが、できるのに。
昨日ふと思いつき「しおり人形」を作ったのですが、
コツを思い出すと、なかなか楽しい。
ハマっていた頃に買い集めた和紙のたぐいが、たくさんあるので、
わざわざ材料を買いに行く必要も、ありません。
なので、今日は、平面的な「しおり人形」ではなく、
立体的な人形(基本的なもの)を、作ることにしました。
10数年前にも作ったことを、懐かしく思い出しつつ・・・・。
「歴史は繰り返す」とは、このことでしょうか。
頭部にワイヤーを差し込み、腕・脚となるワイヤーを巻きつけ、
ちぎった手芸綿の上に乗せたところ。
手芸綿をワイヤーに巻きつけ、体型紙を着せつけ、ボンドでとめ、
ボディのできあがり。
着物のパーツ。左上が身頃。下が裾、右が袖です。
身頃を着せ、裾を巻きつけ、帯を接着した後ろ姿。
ワイヤーに袖を通して接着。
髪の毛を接着。
頭にリボンをつけ、両腕のワイヤーを曲げてポーズをつけ、完成。
その気になれば、一日で完成する和紙人形。
興味がある方は、私がご紹介した本などを参考に、ぜひどうぞ。
私は、この「少女」の人形を作ることで、すっかり勘を取り戻したため、
次には、昔作ったことがある、「お年頃な娘さん」の人形を作ろうと思います。