鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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モエレのオジロワシ 1/16-② 今年も富江と一二郎の漁場だな

2021年01月18日 | オジロワシ
2021/1/16 土曜日   その2 となります

前回は モエレに 3羽のオジロワシの成鳥が現れたのですが
2羽は不明の成鳥であり 1羽が一二郎で いつもの待機場に降りたところになります
この日は暖かい日だったので いつもの水門の前も少し緩んできたようで
一二郎も現れたのだとは思うのですが 富江の姿が見えないのが気がかりです…
でもその心配は杞憂に終わることになりました

それと 前回現れた不明成鳥なのですが またその後に現れるのですが
今度は顔が良く見えます その様子となります。




前回はいつもの待機場に一二郎が降りたところになりますが
しばらくして その姿が消えてしまいます どこかへ行ったようです



しかし 中の橋の上にいるときまたその一二郎が飛び回っているのを見ることになりました
西側の上空だと思うのですが





顔を見ればすぐに一二郎だということがわかりますが
やはり左翼指5枚目6枚目の傷が目印になります



何かを見つけて飛んで行ったようなのですが







羽ばたきながら そちらの方へ








 


向かって飛んで行っているようです
時折口を開けて声を出しているようです










そのまま遠ざかってゆくのですが



その後すぐに表れたオジロワシがありました
流れから見て このオジロワシが現れたので 一二郎は飛んで行ったのかと思われます


そのオジロワシは







悠然と こちらの方へと近づいてくるのですが
光から見ると 西側の方からやってくるようです

しかしその左翼指の4枚目の傷を見ると 
この日見た2羽目の不明成鳥と同じでした
しかしこのオジロワシ 随分と顔が黒いです
一二郎とは同じ種類のオジロワシとも思えないほどです
まるで海坊主のようなこの顔は どこか見覚えがあります…去年ですが…







尾羽はきれいですが その下の黒い毛がぼさぼさになっていますね



右の翼は

翼指7枚目の根元に傷があるようですが


なんといっても目立つのは

こちらの左翼指4枚目に2つにわたって入っている傷となります
これがやたら目立ちますので この鳥であることがわかります
それと なんといっても顔が黒くてそれだけで特徴になりますね












頭の上を飛んでいるのですが 思いのほか 顔がはっきりしないのは
色が黒すぎるのが原因かと思います
富江や一二郎などは はっきりとピントが合いますが
こういった色の黒い鳥とか 目のはっきりしない鳥はピントが合いずらいです



近いんだけどね













何度か頭の上を旋回していたのですが だんだんと高度を上げてゆきます

このオジロワシ 以前見たような記憶があるのですが
我王(がおお)かと思われますが
オジロワシプロファイル⑩2020~
この中に出てくる 我王 がそれなのですが
顔が黒いのと 海坊主のような顔つきがそう思わせます
しかし 一度しか見ていませんので確信は持てません…
翼指の傷は夏場を過ぎると変わってしまうので当てにはなりません

果たしてそうなのかはわかりませんが このように色の黒いオジロワシは珍しいです





この横顔は 礼二のようにも見えますが そのほかが違うようです


  
そのまま消えてしまいました 東の空の方になります




オジロワシが消えてしまいましたが
中の橋のそばの木の枝を見ると

遠くに




ミヤマカケスがいて


枝を




移動してゆきます


公園の中でも

違う鳥でしょうが
柵のところを動き回っています







ミヤマカケスとなります



A-水門まで歩いてゆくと




ダイサギが飛んでゆきますが


原因は この

灌木の後ろ側に見える黒い影となります
オジロワシがやって来たようですね



そのオジロワシ 飛び上がって







水門の前の期の上に降りたのですが


その横顔を見ると

富江であることがわかります
久しく見ていなかったのですが 元気にやっていたようですね
暖かくなったので ここへやって来たのだと思います



そうするともう1羽オジロワシが現れます
水門の後ろ側から姿を現し 沼の上を低く飛んで






舞い上がりますが 翼指の傷から このオジロワシが一二郎であることがわかります


そしてまた







いつもの待機場へと降り立ちます



さっきまでいた水門の前の富江が見えません…

一二郎と見間違えたのかもしれないと思ったものですが



どうやら先ほどのところから飛んで 沼の上を飛び回っていたようです
そして低く滑るように雪の上を滑空してまた戻って来たようです


中洲の向こう側を低く

滑ってくるのは









富江となります
尾羽の●●がへの字になっているのも 富江の特徴ですが
なんといってもその独特の顔になりますね 端正で長い顔が富江の特徴です


翼指の傷を見ると 左右の7枚目の根元に傷が見えますが
去年までのその他の傷は治っているようです
これが今年の傷となります。



富江は低く水門の方へと飛んで行き






水門の前で上昇







そしていつもの木の枝の上に










降り立ち 漁場をしっかりと眺めていますね
魚を獲る気満々のようです
これでやっといつもの漁場の前の富江の姿を見ることになりました



一二郎の方は 待機場で

富江をじっと見守っているのですが
去年と全く同じパターンが またここで実現したようです
これを見ると この夏もこの2羽のつがいは元気に過ごしていたことが伺えます
なによりのことかと思うのですが

まだ氷の解け方も少なく漁の方は
さっぱりのようで


漁場をじっと眺めるも 魚に動きはなく







じっと待つ富江の姿しか見られません…


そうしているうちに だんだん天気の方が怪しくなってきて
どんよりと雪も落ちてきたようです……
しばらく見ていましたが


気が付くといつの間にか

一二郎が富江の横に来ていました






富江と一二郎は 今年も変わりなく この漁場で漁をする気配となります

思い起こせば 2015年くらいから 最初は一郎とさくらのあとに来ていたのがこの両者
2019年からはシーズンを通してずっとここを守っていたのが この富江と一二郎です
さくらと一郎は2018年までしかここを守っていませんので その後をこの富江と一二郎がずっと引き継いで守っているのだと思われます

さくらと一郎にたいする 富江と一二郎の関係はおそらく親子のような関係なのかと思われますが
富江と一二郎は さくらと一郎の後を継ぐもの ということになるようです

このオジロワシの世界は そういった血の関係とか 組織だったものがあるように思われるのは
ここ数年見ていての感想となります
それが証拠に 毎年ここへやってくるオジロワシは同じ個体ですし その取り巻きも同じ個体のようです ただ かなりたくさんの数のオジロワシがこの辺り一帯にいるのだと思われ
その全貌は よくわからないのも実情です

この石狩地方に根付いたここで生活しているオジロワシの世界は 
人間社会とも似た感じの奥の深いものを感じさせます
そこがなんとも奥深いところになりますが 毎年微妙にそのメンバーに変化があるところがまた
奥行きのある所になりますし そこが面白いところとなります。

今年もまた4月までのシーズンが終わるまでどんな展開があるのかが楽しみです



この日の水門の前の漁場は

奥のところがかすかに開いているだけとなりますので
まだまだこれからのようです
暖かい日が続けばよいのですが また寒波が来るようですから気の長い話になりますね


それでは また
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