知事が何故、このような発言をするのか、私自身にとっても理解に苦しむ。70万人論が根拠と推察するが人口減少は時代のトレンド、そこへのこだわりは筋が違う。一方で、市議会として抗議したいと栗田議長が下記の文章で意見調整。市長同様に「訂正でいいのではないか」「発言の謝罪」は削除したほうがいいのではないかとまつや意見。市議会でなく議長名でということで、それならばと同意という経過。
※※平成28年12月28日 静岡県知事 川勝 平太 様
静岡市議会議長 栗田 裕之
県・政令指定都市サミットでの知事発言に対する抗議文
平成28年12月19日に開催された「第11回県・政令指定都市サミット(G3)」の席上、貴職は、「静岡市は政令指定都市の失敗事例だ」と発言したとの報道があった。
この発言は、静岡市行政のみならず、静岡市民を侮辱するものといわざるを得ず、静岡市議会としては、到底納得できるものではない。
現在の静岡市が政令指定都市に移行し得たのは、新たに豊かな都市を築きあげようという理想を掲げた市民の尽力のたまもので
あり、何ものにも損なわれることのない市民の総意の成果である。
このことを踏まえ、現在、静岡市は第3次総合計画を掲げ、昨
今の厳しい社会情勢への対応を着実に推進しているところである。
かかる時期における貴職のこのような発言は、静岡市のありようを真っ向から否定し、さらに市民をないがしろにするもので、断じて許すことはできない。
よって、静岡市議会は、貴職の著しく誤った認識の是正を求め、発言の撤回と静岡市民への謝罪を行うよう、強く抗議を申し入れるものである。