東京都の85万キロワット天然ガス発電所計画

東京都は世界でもトップのマンモス自治体です。石原都知事といえばジェンダーや外国人問題などその発言に怒りさえ感じる場面が数多く存在します。しかし、環境政策については国をはるかに越えている不思議な自治体です。

排気ガス規制やco2対策や自然エネルギーなど石原都知事が個人的に考えているとは思えない発想で様々な政策コンテンツを打ち出します。一体誰のアイディア？実態は職員機構の中で環境政策をリードする集団があります。

石原都知事が勿論許容しているわけですが、目を見張ります。それが3：11を経験してまた新たな挑戦です。85万キロワットの天然ガス発電に東京都が乗り出します。「地産地消」の電気エネルギーを準備するというのです。

現在は送電線は電力会社に独占されていますが、この天然ガス発電所建設をきっかけに「風穴」をあけてやると猪瀬副知事は意気軒昂です。まさに、こうした自治体の側からのエネルギー分野での独自政策が求められます。

我が静岡県川勝知事、静岡空港の路線撤退めぐる日航を相手に果敢に裁判で戦いましたが「実質的敗訴」。しかし、その「向こう見ず」な闘争精神、浜岡原発めぐり「使用済み核燃料問題」の解決なくして再開認めず姿勢です。

いっそのこと、赤字の静岡空港の廃港後の空港跡地に太陽光、風力発電など「地産地消」の電力エネルギー基地建設くらいぶち上げて欲しいものです。
当然、その前に田辺静岡市長のリーダーシップに期待したいものです。