まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

大雪で新幹線ダイヤ乱れる中、名古屋市視察

2011年01月17日 | ニュース・関心事
朝の寒さと新幹線ダイヤを気にしての名古屋市での「雨に強いまちづくり 総合的な浸水対策の推進 名古屋市上下水道局技術本部 計画部下水道計画課」、「河川地区の活用 堀川 納屋橋地区 名古屋市緑政土木局堀川総合整備室」をテーマに、「総合治水及び海岸保全対策特別委員会」視察でした。

近年の2000年、04年、08年の集中豪雨で内水氾濫による都市型水害のひどさについてはよく知られています。名古屋市としては、原則一時間60ミリ降雨へのハードな対応、過去最大一時間97ミリの床上浸水の解消を目標にした総合的な浸水対策についての説明を聞きました。

麻機遊水地事業は市街化区域の水量を遊水地という調整区域での貯水機能を持たせることや大谷川放水路で防ごうとする手法とはおのずと異なりますが、ポンプを使っていることに関心を持たざるを得ませんでした。私の住む城北地区でも一時的な内水氾濫の水量をポンプで排水する措置をとっています。

質問は、ポンプで排水するといっても排水先の川の体力である水を受け入れ流量が対応していないと目標達成は難しいのではないか、ポンプ排水状況を住民に知らせるホームページなどあるとのことであるが、私の地元でも県管理河川で情報収集が難しいが、情報の一括管理先があるのか、という2点でした。

前者については、確かにその通りで現在ではまだ河川の整備目標は達成されていない、雨水貯留装置や浸透水などで段階的に処理することを進めている、また、排水状況など雨の全体像をつかむのはなかなか難しいがいろんな諸機関でのリンクによる総合情報化に努めている、とのことでした。

堀川の整備事業は、政令市・名古屋市の河川管理権獲得を前提にした特例的なものですが、清水区の巴川を考えると参考になることを感じました。名古屋市では今日から、議会解散の住民投票、阿久根市ので選挙結果踏まえ、どんな展開になるのか、緊張感と雪であふれる名古屋視察でした。