2018.9.1(土)鎌倉十三仏結願とスタバ(ルミネ藤沢店)の事

　久々に鎌倉に行って来ました。
鎌倉13仏巡りの完結編。
13仏だとあっと言う間に終える事が出来るのだけれど、最近は鎌倉に行く事も無く、時間をかけての結願になりました。

　残りは２箇所のお寺で、極楽寺と成就院。
成就院が最後に行くお寺で、其処で結願になるので、極楽寺を先に行く事になります。
両方とも江ノ電の極楽寺駅が最寄り駅。
　写真は極楽寺の山門。
茅葺の屋根の右前には、芙蓉の花が咲いています。
後ろの萩の花の見頃にはもう少しかかりますね…。

　極楽寺の御朱印。
鎌倉十三仏の十二番。
大日如来


　続いて成就院へ。
左は極楽寺坂で、この辺りからが鎌倉七口の１つである『極楽寺坂の切り通し』になります。

　成就院の山門。
三解脱門の事なのだけれど、煩悩の塊の自分は、幾つも門を潜っても、その境地には到達できないな・・・。

　『煩悩の犬は追えども去らず』
仏教の教義の一つで、今回このブログをアップしていてしった言葉。

「煩悩は犬と同じ様に人間にまとわりつき、犬は追えば逃げるけれど、煩悩と言う犬は払っても離れられない」

と言う意味。
　う～ん、耳が痛いし、心に響くお言葉。

　成就院の御朱印。
虚空蔵菩薩で、星井寺の名になっていて、『結願』の印も押されています。
星井寺は、極楽寺坂の下に有る成就院が管理している虚空蔵堂の事。
因みに九月生まれの私の守り本尊は虚空蔵菩薩。

　成就院から虚空蔵堂(長谷駅側の極楽寺坂下)へ下る参道。
以前は写真の右手に紫陽花がびっしりと植えられていて、前方の由比ガ浜の景色と紫陽花の花と言う光景の美しさが名物になっていましたが、斜面の整備などの影響で伐採する事となり、現在は萩が植えられています。
萩も綺麗だけれど、綺麗な紫陽花の景色を覚えているだけに、寂しさも。

　坂下から振り返った景色。
右の階段の上に有る瓦のお堂が虚空蔵堂。
階段下には鎌倉十井の１つである星の井戸があります。
昔は極楽寺坂を行き来する人々を相手に、井戸の水を提供する茶店が有ったとの事。

　極楽寺坂下にある高級パン屋さんbread code。
東京の世田谷区に有るお店の支店との事で、そちらは一斤3,000円とか4,000円と言った食パンも売っている庶民には信じられない価格の食パンを販売しているお店。
此方は「庶民に向けて低価格な商品を」と言うコンセプトで開店させたとの事。
前から気になっていたで、今回奮発して購入する事に。
でも、安い物でも一斤800円前後。
う～ん、どんだけおいしいのかな？

　力餅家さんの横を抜け、御霊神社へ。
階段の先が江ノ電の踏切になっていて、その直ぐ先が境内になっています。

　踏切を渡ると境内に。
線路沿いに葉紫陽花が植えられていて、人気の撮影スポット。
電車が行ったばかりで、撮影していた時には電車が来ない。
諦めて立ち去って直ぐに電車が来た・・・。

　御霊神社の拝殿。
拝殿裏には様々な種類の紫陽花が植えられていて、紫陽花の品種の多さを改めて感じる事が出来ます。

　拝殿を横から。
張り出した向拝はこんな感じ。

　鎌倉権五郎景正弓立の松

　景正が手玉に取り、袂に入れたとされる石。
右の『袂石』は１６貫　約６０㎏、左の『手玉石』は２８貫　約１０５㎏。

　藤沢へ移動。
駅の壁に設置されている東海道５３次の藤沢の浮世絵。
実際行ってそれをモチーフにと言う物と、実際に入った事が無いけれど、聞いた話をもとに・・・と言う物が有るんだよね。
誇張も多いし。

　藤沢駅に行き、スタバでコーヒータイム。
フローズンドリンク２種を注文。
紙袋はbread codeの紙袋。

　此処で大失敗を。
蓋を取った状態のカップをひっくり返してしまったのです。
テーブルの上とズボンの上とリュックの上にフローズンドリンクがドカッと積もった状態に。
ポケットティッシュと紙ナプキン、ハンカチタオルで掻き集めて、ビニール袋に入れたのだけれど、手はべっとべと・・・。
「あ～～、やっちまった～」と思いながら、１人で上の階のトイレに行って汚れシャツの裾と手と洗って来ました。

　再び席に戻ると、このカップが。
拭き取る為のタオルをくれた店員さんが新たにもう１杯作ってくれたとの事。
然も、ペンでメッセージ入り　

ひっくり返したのは私なのだけれど・・・。
有り難いやら申し訳ないやら・・・。

　フローズンドリンク２杯は、流石に体が冷えて・・・だったけれど、心はとても温まりました(⌒∇⌒)。

感謝と言う言葉しかないし、このお店に頭が上がらないなぁ～。

　藤沢に行く際には、贔屓にしないと…。
ルミネ藤沢店のスタバの店員さんへ。
その節は御迷惑をお掛けして申し訳ありません。
そして、有難うございました。