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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

南高尾、峰の薬師 ~2016.10.1(土)~

2016-10-01 23:38:20 | 山歩(さんぽ)2016

 南高尾に行って来ました。高尾山は近年非常に混雑が激しいけれど、少しコースをずらせば、静かな山歩きが出来ます。
今回もそんなコースです。

 高尾山の最寄り駅である京王線の高尾山口駅。
紅葉の最盛期には、人で溢れかえる事になるんだろうなぁ・・・。


 高尾山口を後にして、大垂水峠の方へ進みます。
相模湖駅行きのバスが丁度来れば、大垂水峠迄バスで行き、其処から南高尾山稜を高尾山口の方へ歩いて戻って来ようと思っていました。
然し、バスは1日に3本のみ。
バスが無いので、大垂水峠から戻って来る案は無し。
高尾山口近くから南高尾山稜の尾根に行くコースも有りますが、今回は大通りを少し歩いて行く事に。
写真は新しく開通した圏央道とその下の一般道。
こんな感じになったのか。

 横断歩道が無くなったので、歩道橋で道を渡ります。
階段の右手のフェンスは、以前有った歩道を閉鎖した物。
以前は一般道の左右に歩道が有りました。
現在は高尾山口から来た場合、右手側に歩道が有るだけ。
左手の歩道は、途中で途切れてしまうので、右手に渡らなければなりませんし、右側の歩道も圏央道の入口が完成したため、その手前で圏央道の入口の下を潜る地下道を通る事になります。

 歩道橋を過ぎた場所で出会ったコカマキリ。
茶色のカマキリで、久々に会いました。
子供の頃は、頻繁に姿を見る事が出来たのになぁ。


 梅の木平に到着。
此処で右折して大通りから離れます。
 今日もミニペン太が同行しています。

 川沿いの脇道の入口には「関東ふれあいの道」の石柱が。


 勢揃い。
皆付いてきました。

 川沿いの道を行き、老人福祉施設を過ぎると、森の間の土の砂利道になります。
道の分岐にお地蔵様が立っておられます。

 一番道側は道標。
左大山?右高尾?・・・かな?
左側の小道は入った事が無いのだけれど、この道も南高尾山稜へ通じていると地図に記されています。 

 この道はツリフネソウが多く、ちょうど満開でした。

 シュウカイドウ。
字は、秋海棠。
春に咲く海棠は、私もユキさん大好きな花なのだけれど、「秋に咲く海棠に似た花」と言う事なのかな?
う~ん?似ているかなぁ?
 チョット離れた場所から蕾を見て、「平べったい姿をこれは真ん丸な形だと思いこめば、多少は寝ているかな?」
中国南部原産の植物で、江戸時代初期に伝わったと言われているそうです。
庭などに植えられている植物ですが、物野生化して群生している場所も有るとの事。
上記のお地蔵さんの場所の少し先に咲いていたので、この道を行き飼う人に種が運ばれて野生化した株なのかな?

 アキノタムラソウかな?

 道はこんな感じ。
左に川が流れ、右は植林、左は急な斜面で広葉樹と藪が広がっています。

 小菊の花も多く咲いていました。
菊の花も色々種類が有って、どの菊かな?

 四阿に到着。
左手に先程の川が流れ、水の音が聞こえます。

 此処で昼食。
これから登りで、未だ山歩きをした感じは無いのですが、昼食には、この四阿が使い勝手が良い。
ラーメンとお湯を注げばパスタとスティックコーヒーと菓子パン。
偏っていますが、男1人の昼食何てこんな物では?

 シラネセンキュウかな?
  

 蕾。

 南高尾山稜に到着。
此処が三沢峠です。
右は大垂水峠方面へ行く道。
左は2本道が有り、手前側が高尾山口へ、奥側が峰の薬師を経て津久井湖へ降りる道です。

 昔峰の薬師に向かう道に間違って入ってしまった事が有ったのですが、今回は峰の薬師へ向かう道に。
その時以来だから、10数年振りの訪問です。

 少し行くと見えてくるのが無線局の塔。






 ムカゴ!
近所の雑木林でも簡単に見付かる秋の味覚。
実家の庭にも生えています。
 この日は20粒収穫🎵


 登山道の左手に入る道が有り、その先に石の祠が有りました。
山の神かな?
と思ったら、祠の正面に下り階段が有り、その下の看板に「金毘羅様」と記されていました。

 登山道の隅にオオセンチコガネが2匹。
その内の1匹がアケビの実の果肉の様な物を抱え込み、穴の中に引っ張り込んでいました。

 この子はもう1匹の子。
小さな種はアケビかな?
果肉なのか、アケビの種がびっしりのイタチやテン等の糞なのか?
オオセンチコガネは糞虫。
フンコロガシの様に糞を転がしはしませんが、巣に引っ張り込んで山を綺麗にしてくれています。

 写真左上に建物の屋根が少し見えます。
これが峰の薬師の奥の院。
直進すると奥の院に到着しますが、写真右手に下る道も見えます。

 前回訪れた際、此処でアナグマに会いました。
写真右手の茂みからゴソゴソと出てきて、下を見て地面に餌が無いか探しながら歩いていました。
我々に気付かず、数mの距離迄近付いて初めて我々に気付いて顔を上げました。
そして驚いて「タッタッタ!」と、小走りで去っていきました。

 今回は・・・そうは偶然は続かず、会う事は出来ませんでした。
会いたかったなぁ。


 峰の薬師奥の院の正面。
コンクリートの「3階建て」?それとも「半地下と2階建て」なのかな?
 「山中の趣の有る寺院の奥の院」
を想像して訪れると、「えっ?」と思ってしまう外観。
まぁ、この方が1度建ててしまえば管理しやすいのだろうけれど…。

 前回は奥の院から再び南高尾山稜に戻ったのですが、今回は峰の薬師に下りました。
此処からは初めての道。
奥の院から少し下った所にベンチが有り、其処からの津久井湖の眺望が綺麗でした。

 奥の院から峰の薬師までは、10分掛かるかどうか?
こんなに短時間で行き来出来たのだったら、前回も訪れて参拝しておけば良かったと思いました。

 相武4大薬師の1つとして参拝者で賑わったとの事。
相武は『相模の国』と『武蔵の国』の事。
他の3薬師は、神奈川県伊勢原市の日向薬師と高尾山の薬王院、残りの1つは新井薬師。
明応年間(1492~1501)の創建と伝えられているお寺。


 本堂横からの眺望。
津久井湖とその先の街が良く見えます。
旧津久井町と相模原市の街並みなのかな?

 『子育てとうがらし地蔵尊』と記されている石仏。
赤子を左手で抱えている子育て地蔵と言うのは分かるけれど、「とうがらし」がどう関係しているのかが分からない。
とうがらしにまつわる伝説が有るのかな?
でも、とうがらしがお供えされていると言う事は有りませんでした。

 お札や御守り、車に貼るステッカータイプのお札?と御朱印の見本が有りました。
でも普段は人は居ない様子。
相武4大薬師とは言うけれど、訪れる人は無く、静かで寂れた感が強いです。

 『姿三四郎決闘の場』の石碑。
小説の決闘の舞台となった地と言う事なのだけれど、其れで石碑が建つと言う事が珍しい。


 写真中央奥の石仏が上記の『とうがらし地蔵』で、向かって左手に本堂への階段が有ります。
写真左手の建物は、お札や御守りの見本が掲示されていた建物。
この左隣にも2階建ての建物が有りますが、何れも人は居らず、普段は誰も居ない様子。

 階段と言えば・・・。
 「じゃんけんぽん!」
 「グリコ!」


 キノコその1

 キノコその1の下側から。

 キノコその2
 齧られている様子。

 石仏が元々まとまってこの場所に有ったのか。はたまた此処にまとめたのか?

 道路に到着。
丁度バスが来たので、この先歩いて彼方此方見て回る事は出来ませんでした。



 ムカゴでカレーを。
上の方の天2つがムカゴ。



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