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『よし』・『ゆき』、我が家に住むペンギン?の「ペン太」の散策記です!

山北町の魅力堪能♪ 室生神社の流鏑馬と滝と城 ~2017.11.3(金)

2017-11-03 21:14:59 | 街・観光地編2017

 流鏑馬神事を見に行きました。

 小田急線新松田駅からバスでJR御殿場線山北駅へ。
バスが到着すると、丁度その前にお神輿が。駅前で数回くるくると廻り、バスの乗客に神輿を披露しているみたい。


 丁度良いタイミングで到着したなぁ~。

 乗ってきたバス(右)と街の巡回バス(左)。


 面をつけた天狗?も。
天狗なのか、修験者なのか?


 山北にはSLが保存されています。
修理され、動かしたのは昨年のニュース。
ただ、短い線路しかないので、ちょこっと動かしただけ。
何れ週末や祝日に御殿場線でSLが走ると良いなぁ~。
そうなれば、東京、神奈川等から観光客が大勢訪れるのではないかな?


 川に沿う道を行きます。
道沿いに有る民家のカフェが気になったなぁ~。

 洒水の滝へ向かいます。
途中の休業中の茶店。
休業した事は事前に知っていたけれど、昔訪れた際は営業していたので、周囲のさびれた光景に寂しさを感じました。


 店の前に手作りと言う感じの魚のオブジェが。
何の魚なのかな?


 四阿と左の観漠台へ向かう階段。
滝へ行くには、間の道を行きます。

 観漠台ですが、木と伸びた草が邪魔して良く見えない。

 『名水百選 洒水の滝』の碑とその右の湧水。
此処で水を汲みました。

 日本百名滝の洒水の滝。
以前は赤い橋の先に行く事が出来たし、滝行も行われてたのだけれど、落石が有って立ち入り禁止に。


 橋の向こうの通路やかつて滝行が行われていた台も荒れ放題です。
前は賑わっていたのだけれど…。
とは言え、チョコチョコと人が訪れます。
茶店も休業になり、途中の宿も営業しているのかどうか分からない状態だけれど、それなりの人数が休日に訪れるのだろうなぁ。


 酒匂川を渡った所に日向用水についての案内が。
岩をくり抜いて、用水路を作った人が居た事を知りました。
でも、足元の下を通っていると言う事で、見られないのが残念。


 道の分岐に石の祠や石柱が。
ダムの建設によって移された物との事。
昔からある道なのかな?
場所は変わったけれど、今も道行く人を見守っています。


 山北町のマンホール。
三保ダムと吊り橋、丹沢の山々と遠くに富士山と言う構図。


 目当ては城山で、河村城址。
山に入ると、点々と『〇〇跡』を示す表示が。
此処は馬出郭。


 山頂部は平らで、結構な広さの空間。


 地面に城の造りが記されています。
尾根、山の形に合わせて、色々な施設が有ったとの事。


 小さい神社も。


 その裏から眼下を見ると、目当ての障子堀(畝堀)が。
障子堀は小田原北条氏の名物と言う堀の仕掛け。
水の無い空堀に細い仕切りを設けて、堀の中の横移動を妨げると共に、堀に落ちた敵兵を其処に閉じ込めて動きを封じる。
畝の部分は、通常もっと細く設けるそうで、山中城は保存の為、土に埋めたので、畝が太くなっていたけれど、此処はどうなのだろう?


 障子堀の横に来ました。
段々がチョット見えますが、その間に溝が有ります。

私の身長178cmよりも高い畝(仕切り)が続いています。



 底から見るとこんな感じに城が有ります。


 姫の井戸と呼ばれる場所。
水がたまっていますが、湧き水なのか雨水が溜った物なのか?
城は水の確保が重要で、それは山城なので尚更。
山の上には井戸が無いし、川も無い。
裏の酒匂川は崖の下で、酒匂川を天然の堀とした造りだけれど、川まで水を汲みに行くのは大変。
この水場の水だけでは心もとないし、どうなのかな?


 河村城から麓に降り、室生神社の御祭りに行きました。
このお祭りが最大の目的。
拝殿の前で写真左の馬に乗った射手の2人が宮司さんからお祓いを受けていました。

 
 神職さんや地元の方々が神社の前の道を行きます。 


 その後ろに馬にまたがった射手が。
神社をそのままくるくると回って歩く等の儀式をし、いよいよ流鏑馬の開始。

 先頭の乗り手が扇を広げながら駆け抜け、後ろの乗り手が的を射ます。


 馬を交換する際にも地面に下りません。
馬と馬の間に置かれた踏み台を使って乗り移ります。
地面に下りるが落ちるとか穢れると言う考えなのかな?
様々な儀式を済ませた射手と馬は、清浄な存在なのでしょう。
流鏑馬が終わる迄は、その状態でいなくてはならないと言う事かな。

 流鏑馬再開。的を射た後です。
的に弓矢が刺さっています。


 流鏑馬が終わって皆が神社に参拝。


 『神奈川名木100選の室生神社の菩提樹』
立派な御神木の銀杏もあるのですが、名木100選にはこの菩提樹が指定されています。

 神馬も。
これは造り物で動きません。
流鏑馬を終えた馬が境内で休んでいたけれど、可愛かったなぁ~。


 皆で記念撮影。
流鏑馬を無事務めた男性2人に大きな拍手が。
2人も大役をやり遂げ、笑顔でした。
格好良いなぁ~。

 神社の前の道路には流鏑馬用に延々と砂が敷かれています。
御祭りが済めば片付けられるのだろうけれど、大変だろうなぁ~。
ドブに入ればドブが埋まってしまうし、毎年準備と片付けに多額の費用と手間が掛かるのだろうなぁ~。
ガードレールには、交通安全の文字と流鏑馬の絵が。


 御祭りの日は氏子さんが対応して御朱印やお守り、御札等を授与しています。
結構立派な住居の様な集会場の様な社務所なのだけれど、普段は無人なのではないかな?


 水屋が有りました。

 水舟石。
道を行く人や地域の人の水場として貴重な存在だったそうですが、水道の普及と共に見向きもされず、荒れていた物を整備して綺麗にしたとの事。
先人の苦労や功績を大事にとの事。
大事な事だよね。


 この日のお土産。
河村城麓の農家さんの家の前で売られていた栗と洒水の滝の水。

 室生神社の菩提樹の実。
カチカチなんだね。

 ユキさん念願の流鏑馬を見る事が出来たし、洒水の滝に洒水の水、河村城と畝堀、室生神社前からの富士山も綺麗だったし・・・。
山北町を堪能した1日でした。
山北、とても魅力的な街です。
また足を運ぼうっと(⌒∇⌒)




 



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