東京都市大学等々力中学校・高等学校同窓会

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期末テストと「文楽」

2007年12月03日 13時58分59秒 | Weblog
 12月11日から期末テストが始まります。中学校と高校3年生が3日間、高校1年生と2年生が4日間の日程です。
 17日が答案返却日、20日が終業式になっています。

 テスト終了後の15日土曜日に、高校1年生と2年生が国立劇場へ「文楽」の鑑賞に行きます。

 文楽は今から300年以上前、1684年に竹本義太夫が大阪の道頓堀に竹本座を創設して始まりました。
 初期のこの時期を古浄瑠璃時代、近松門左衛門作「曽根崎心中」以降1703年に豊竹若太夫が同じく道頓堀に豊竹座を創設した時期を世話浄瑠璃と呼んでいて、近松・海音の時代と言います。
 その後竹本座と豊竹座のニ座を竹豊ニ座対抗時代と呼び、1765年に豊竹座、1767年に竹本座が相次いでなくなる迄続きました。
 文楽の全盛期は1744年から1750年の6年間でした。

 文楽は長い歴史の中で何度も存続を危ぶまれることがありました。
 その都度、これにたずさわる人々の努力によって危機を脱し、今日に至りました。
 そして先人たちの知恵と工夫の積み重ねが、高い芸術性を築き上げたのです。

 文楽と言えばお年寄りの楽しみ、と思いがちですが最近では東横学園のように学生を始め、若い人の姿が客席に目立つようになりました。


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