東京都市大学等々力中学校・高等学校同窓会

東京都市大学等々力中学校・高等学校同窓会の公式ブログ

新校名「東京都市大学等々力中学校・高等学校」変更への経緯

2008年03月22日 17時14分35秒 | Weblog
 卒業生の皆様には「東横学園」の校名が無くなる、と言う一大事につきましては余りにも突然の事で、さぞ驚かれている事でしょう。
 そこで、校名変更の経緯をお知らせ致します。

 この校名変更は、現職の教職員やますみ会に事前の相談や打診が無いまま、学校法人五島育英会から新聞発表がなされたのです。
 3月14日の育英会理事会において新校名が決議され、翌15日に教職員に報告、職員会議で何も検討する時間もないまま、翌々日16日に新聞発表されました。
 先に新聞発表された新校名については変更を一切認めず、ただ「ますみ会」会長に同意書のサインを求めるものでした。
 そこで私達は、ますみ会会長、副会長、事務局長が学校へ集まり話し合いの時間を持ちました。
 
 ますみ会としては、次の3点の理由から「同意」できない旨主張しました。
1 事前に報告や打診が全く無かった。
2 新校名が納得できないものである。
3 平成20年3月末で50年の歴史に幕を下ろす、東横学園大倉山高等学校の卒業生にとっては、母校の名前が削除されてしまう。

 しかし4月からの新年度に向けて、学校運営に支障をきたす事は避けたい、と考え涙を呑んで、苦渋の選択をし「ますみ会」は会長の名前で同意書にサイン致しました。

 大多数の卒業生の皆様には、本当に納得の行かない校名変更だと思います。
 現在の矢島了子校長も「東横学園」の名前を残すよう再三再四、育英会に掛け合 って下さいましたが、残念ながら受け入れて貰えませんでした。

 卒業生の皆様から、たくさんの抗議のメールやご意見が来るかも知れません。
 しかし私たちが「母校の発展」を願う気持ちは皆さん同じだと思います。
 どうぞ今後は「東京都市大学」グループ全体が発展する事を願い、わが母校も増々栄えて行くよう見守って行こうではありませんか。
 
 
 

「東京都市大学」が誕生

2008年03月21日 16時42分25秒 | Weblog
 3月16日付けの朝日新聞に出ましたが、学校法人 五島育英会は来年度平成21年4月より、武蔵工業大学の新たな男女共学の文系学部に、東横学園女子短期大学を組み入れ、都市生活学部と人間科学部を新設すると発表しました。
 従って大学の名称も、「東京都市大学」と変更になり、5学部16学科を擁する大学へ生まれ変わり、高校大学の連携、一貫教育をはじめとする教育研究体制の連携と強化とを目指す、としています。

 =現名称=                 =新名称=

 武蔵工業大学               →東京都市大学(略称 都市大)
                         
 武蔵工業大学付属中学・高等学校   →東京都市大学付属中学校・高等学校
 東横学園小学校              →東京都市大学付属小学校
 東横学園中学校・高等学校        →東京都市大学等々力中学校・高等学校
 武蔵工業大学第二高等学校       →東京都市大学塩尻高等学校
 東横学園二子幼稚園           →東京都市大学二子幼稚園

新名称は以上のようになります。

 私たち東横学園の卒業生にとりましては、「東横学園」の名前がなくなってしまうことは本当にさびしい事ですが、学園発展を切に願い、校名変更を受け入れる寛大な心が必要なのでしょうか。

制服リサイクルのお願い

2008年03月05日 09時30分03秒 | Weblog
 3月3日に卒業式がありました。卒業生の皆さんは東横学園を卒業したあとは、ますみ会の会員として母校とつながっていきますのでどうぞよろしくお願いします。 
 さて、制服リサイクルのお願いです。成長著しく制服が小さくなってしまった在校生のために制服をリサイクルを行っています。
 冬服(ブレザー、スカート、ブラウス、ネクタイ、リボン)
 夏服(ブラウス、スカート)
 コート
 ご賛同いただけた方は、上記のいずれでも構いません。お手数ですが、クリーニングまたは洗濯の上、学校宛に送っていただくか、来校される際にお持ちいただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。担当は小金井静江先生です。

卒業生の職員室訪問

2008年03月04日 15時47分27秒 | Weblog
 本日の訪問者は、平成3年3月(平成2年度)卒業の 目黒(富貫)めぐみさんです。
 担任の先生は中学入学時が長谷川嘉一先生、高校3年が吉田博子先生でした。
 
 めぐみさんは生後7ヶ月で肝臓病を発症して、22才で肝臓移植の手術を受けるまで苦しみました。

 肝臓移植手術を受ける決意をしたのは、22才で余命5ヶ月と宣告されたからでした。
 移植でしか治療方法がない、と診断されても日本国内では肝臓移植が認められておらず、一縷の望を持ってオーストラリアへ渡りました。
 病名は「バイラー病」と言うもので、遺伝子の先天的な異常により、肝臓から胆汁が出ない難病です。進行すると肝硬変に移行して行きます。
 オーストラリアへ到着後は、余りにも身の危険が迫っており緊急を要すると診断され、移植を望む待機患者を差し置いて優先順位一位にしてくれて、3ヶ月待った後に無事移植手術を受ける事ができました。
 
 中学高校時代は黄疸が強く出て、「かゆみ」が酷く まともに勉強ができませんでした。

 29才から30才になる時に、自分に自信をつけてしっかりした30才になりたいと思い、東京シティーロードレース10km移植者の部に3回出場して完走しました。
 このマラソンは東京マラソンの前身で、今年の東京マラソンで5回目の出場となりました。
 東京マラソン2008では、移植者女子の部6人中4位、タイムは1時間39分15秒で完走することができました。
 読売新聞社から表彰され、マラソン選手の有森さんからメダルを授与される栄誉を得ました。
 この表彰の様子は2008年2月5日付の読売新聞夕刊で紹介され写真付で載っています。

 余命5ヶ月と宣告された肝臓病患者が、2年前にバイトで知り合った3才年下の男性と結婚して幸福な生活を送っている事は驚きで、まるで夢を見ているようです。
 結婚式では長谷川嘉一先生にスピーチをして頂きました。

「いつの日かフルマラソンを走るのが夢です。」と目を輝かせていました。
 

第58回卒業式とパーティー

2008年03月04日 14時52分24秒 | Weblog
 校庭に紅白の梅が美しく咲く3月3日(日)10時から、本校講堂で第58回卒業式が行われました。
 東横学園女子短期大学 海老原大樹学長、東横学園大倉山高等学校 重永睦夫校長、東横学園小学校 沖田侃校長、東横学園中学・高等学校後援会 佐藤祐一郎会長、学校法人五島育英会事務局からの来賓の方々に加え、我が「ますみ会」の片山勝子会長が列席されて厳粛な卒業式が行われました。

 片山勝子会長には卒業式後、恵比寿ガーデンプレイス内のウェスティンホテル東京でのパーティにもご出席して頂き、ご挨拶頂きました。
 卒業生の皆さんのご活躍をお祈りいたします。