ふりだし

「カウルを外してみたのですが…」
程なくして、バイクを運んでもらったショップから連絡が来ました。



































































割れていた？
何が？









































































「直そうと思えば直せるのですが、フレームから交換となると、費用も含めお勧めできません。。。」




































ある程度の費用は覚悟していました。
事故から１年近くもほったったらかしにしていた忍千。
もともと非力なバッテリーを積んでいるにも関わらず、イグニッションキーを回すとタコメーターがぐるりと回る。
「さあ、行こうよ。今日はどこまで走る？」
そんな声が聞こえたような気がしました。
「なんとしてもコイツを直してやる！」と送り出したのに…



































所有期間：約1年6ヶ月（うち、乗車期間8ヵ月弱）
総走行距離：9,376km
































ごめん、
うまく乗ってやれなくて。
そして、ありがとう。

































廃車を決めたのには、それ以外にも2つ理由がありました。
実は販売店で試乗車として使っていた忍千を売りに出していたのです。
走行距離は1,100kmちょっと。しかも初年の2011年にのみ発売された赤の忍千。
前車からの移植できるリプレースサスのことや、新車での購入と比べると、40万円ほど安くなります。


思い返せば前車を契約した日、私は店頭にあったこの忍千に跨って購入を決めたのです。
忍千に乗り出してからも、いろいろなバイクを見てきました。
でも、「まだまだ忍千に乗り足りない…」正直そんな思いがずっとくすぶっていたこの1年。
めぐりめぐって私の元に来た縁と思い再購入することにしました。


購入を決めてからこの2週間。
休みは1日も取れず、電話と郵送のみですべてを対応して頂き、本日無事納車。




また一からやり直しです。
でも、再スタートが切れることにこそ、今は感謝すべきでしょうね。




























そうそう、今回の件。
もう一つの理由はこれです。










お金で買える安全装置の一つ。
賛否両論あるでしょうが、
それでもあって困るものでは無いでしょう。













初のABS装備車です。






まあ、できるだけお世話にならないよう、安全運転を心掛けてまいります。