伊豆スカイラインで、続リハビリツー。

3月6日（水）am6:50
（あれ、もう1カ月前ですね…）



雲ひとつ無い快晴。

前日に調べた天気予報では予想最高気温18度ということなで、
この日は少し遠出をしてみます。


本当は5時半には出たかったのですが、がっつり寝坊で7時に出発。
すでに始まった首都高の渋滞をもろに受け、東名高速の東京料金所を8時過ぎに通過。




平日なのに、東名も結構混んでます。
（皆さん、お仕事お疲れ様です。）












PAで寄り道。






ここでちょいと食糧調達。



カップラーメン？

これ、「本日のぐふふ…」です。
















東名から小田原厚木道路に入り、9時30分過ぎに小田原料金所を通過。















箱根新道を通り、箱根峠を越えます。















天気は良いけど、春霞。




















さあ、クネクネ開始。（あー、この瞬間胸が高鳴ります。）























程なく見えてきた十国峠のレストハウスで、少し早目の休憩。






正面に富士山がどーんと見えます。











ちょいとかすみ気味ですが、やっぱりいいなぁ～。











そしてここで、「本日のぐふふ」を。




携帯用コンロで、















湯を沸かし、



























いただきま～す！




う、うまい。
（ただのカップラーメンですけど…）









怪我をして、バイクに乗れない1年間。そしてまたこうしてここにやってきて。
万感の思いを味わいます。

富士山を眺めながら最高のカップラーメンを食べ、すこしマッタリ。









平日でまだ午前中の早い時間なので、バイクもまばら。



おお、ビックワンのスーパーツーリングモデルだー。


















あ！

なんと、忍千もおる！




ツーリング先で忍千と出会ったのはこれで2度目。
オーナーさんに話かけようか迷ったんですが、気恥かしくて声掛けられず、ミタイナ・・。
























そしていよいよやってきました、伊豆スカイライン。



もうね。
ここは皆さん良くご存じだと思いますが、バイク乗りにとっては本当にパラダイス。
大小様々な高速ターンが延々と続くこの快感、多くのバイク乗りが魅了されるのも納得の道です。
バイク乗りになってよかった！と何度も思いました。









途中スカイポート亀石に寄ろうかと思いましたが、そこはすでにたくさんのツーリングチームがいたので、今回はパス。
そのまま冷川ICまで行き、伊豆スカイラインを降ります。













平日なのに結構混みあう伊東修善寺線を通り、
















向かった先はここ。



修善寺です。

～以下修善寺の説明～

修善寺温泉発祥の寺で、平安初期の大同2年（807年）に弘法大師が開基したもので、当時は地名が桂谷（けいこく）と呼ばれていたところから
「桂谷山寺（けいこくさんじ）」と言われ、伊豆国禅院一千束と正史に記されたほどの格式の高い寺であった。
鎌倉初期になって建長年間（1250年頃）に蘭渓道隆（らんけいどうりゅう）住し、桂谷の風致がシナの廬山に似ていることから
「肖廬山（しょうろざん）」と号した。南北朝時代の康安元年（1361年）に畠山国清と足利基氏との戦禍を受け、応永9年（1401年）には火災を蒙り、
伽藍を全焼して寺は荒廃し衰退した。その後延徳元年（1361年）に至り、韮山城主の北条早雲が再興し、叔父の隆渓繁紹禅師が住して曹洞宗に改宗され
山号も「福地山（ふくちざん）」と改められ今日に至っている。










実は初めて来ました。



想像していたよりも、ずっと素朴なお寺です。
もっと観光地っぽく派手なお寺だとばかり思っていましたが、静かな禅寺の雰囲気。













そうそう、ここの手水舎。




いつものように手と口を清めようとしてびっくり。
なんとあったかい。
どうやら温泉のようです。さすが。


















竹林の木漏れ日や、












春の訪れを告げる花。





ゆっくりと流れる時間に、
日ごろの忙しさで凝り固まった心が、やさしくほぐされた様な気持になりました。


















そこさかしこに風情を感じさせる街並みを歩くのも気持のいいもんです。


















せっかくなので少し歩いて回ります。







































ハリスト正教会はとても観光地とは思えないような
ひっそりとした場所にありました。


















木造しっくい塗。
明治45年に建造された教会。

































高さ18メートルの白く美しい鐘塔が青空によく映えます。



































修善寺のとなりには日枝神社がありました。


































神社ってパワースポットになっているせいか、巨木がよくありますよね。






































驚くほど柔らかな樹皮の感触は、生命の瑞々しさを感じさせます。


























御神木である「子宝の杉」は樹齢900年ぐらいだそうです。









































この日は汗ばむほど気温が上がりました。



ちょっとここで休憩。






















はちみつソフトを頂きます。



熊本は阿蘇から直送したジャージー牛の生乳100％。
はちみつのやわらかな甘さとミルク感たっぷりのおいしいソフトでした。































伊豆といえば、つるし雛。



店の軒先にもこんなかわいい吊るし雛が飾られていました。





























最初有料の駐車場に入ろうとしたら、駐車場のおねーさんに、
「バイクの人はみんなあっちの場所に止めちゃいますよ」って案内された無料のスペース。



この日のバイクは私のバイク1台だけでした。

時期的に川津桜が最後のチャンスだったので、
おそらくみんなそっちに行っているんでしょう。


































さて、日もだいぶ傾いてきましたので、最後は西伊豆に向かいます。
実はこの修善寺の手前から西伊豆スカイラインに行けるのですが、



この日のクネクネ道はすべて「くだり」だったので
どうせなら登りのスカイラインをと思い、土肥に向けて136号線を走ります。
でも結局入り口を通り過ぎてしまいそのまま海に出ちゃいました。
（西伊豆スカイラインってすごく地味ですよね？）













旅人岬
























バイクで海に来るのもいつぶりぐらいでしょうか。


























この日の海は大荒れで、駐車場にも波の飛沫が容赦無くとんできます。



























磯釣りをしている人もいますが、波がザブザブかかってました。


























ここから海岸通り沿いの17号を走り、そのまま素直に沼津のICから東名に乗ろうかと考えましたが、
ついつい欲張って国道1号で再び箱根のクネクネ峠へ。

来たときと全く同じに、箱根新道から小田原厚木道路～東名と乗り継ぎ帰宅したのは、8時30分過ぎ…



400キロオーバーと、かなり走りこんだリハビリツーとなりました。
さすがに疲労感はありましたが、やっぱりバイクの旅はおもしろい！

これからも徐々に距離を伸ばしていきたいと思います。