走り初め、登り初め、そして写し初めです。

2008-01-05 21:04:30 | その他の山歩き


1月3日

今年の山歩きはこの山から。



高崎市にある実家からスカブで小一時間のところにある妙義山です。
画面中央に「大の字」が見えていますでしょうか?



ズームすると…



とにかく不思議な山です(笑)。



妙義山は家族連れでも登れる中間道と、岩場や鎖場をよじ登る登山道と大きく二つのルートがあります。
今回は軽装備のため、中間道を中心に歩きます。


登山道入り口は麓にある妙義神社の境内から。




ところが、ここからの登山道は去年の台風の影響で閉鎖中とのこと。
そういえば、去年の秋に一度登りに来た時も閉鎖中でしたが、
まさか半年も経った今でも閉鎖しているとは思いませんでした。

泣く泣く引き返すつもりで一旦は帰りかけたのですが諦めきれず、
駄目もとで6キロ先の中之岳神社からの登山口を覗いてみる。

どうやら、こちらからは入れる様子???



どこから閉鎖されているのか何の情報もありませんでしたが、
せっかくなのでとにかく行けるところまで行ってみることに。




とにかく不思議な形の岩が多いのがこの妙義山の特徴。
中間道とはいえ、その岩場をよじ登る場所も多く、



このような鎖場や、




ちょっと心配な(?)梯子場などもあり、なかなか歩き甲斐がありそうです。



4~50メートルもありそうな巨大な岩



まるで、大仏様が座っているかのように見えるのは私だけでしょうか?


始めのうちは石畳の坂が続いていましたが、



しばらく行くと、当分見たくなかった階段道へと変わります(汗)。

きつい、きつい。

よく「登り始めの30分は体か慣れていないので結構きつい」と言われますが、
それにしても(笑)。
正月ですっかり体が重くなったのでしょうか(汗)。


登り切ると本日最初の祠。
この先の安全をお願いします。


ここから裏妙義縦走に向かう登山道が伸びています。




奥にはこのような注意書き。


今回はもちろんパス。
いづれ、準備を整えて…。



第四石門に到着


いかにして岩がこのような形になったのかは謎ですが、とにかく不思議ですね。








この辺は不思議な形をした巨大な岩が特に多く目立ちます。


誰?
どこ見ているの?




ちょんまげ?


登山道はところどころこのように岩がせり出た道を、
半ばかがむように進むこともあります。



また、足元にはいたるところでこのような氷の破片が?



岩天井を見上げると、




岩から染み出た水がつららになっているのですね。



なるほど、さっきから「ガシャン」とものが割れる音がしていたのはこれか。
頭上要注意…(汗)。


歩いていると、またまた頭上に何かを発見。
何かを飾ってあるのでしょうか?



ズームして納得。





スズメバチの巣ですね。
冬で良かった…。



登り下りを続ける事1時間半ほど、
中間道の中間地点、「本読みの僧」へ到着。


本を読んでいる僧に見えますか?
頭の上の石がちょっと切ないです。



入山して2時間
3.4キロ地点にある第二見晴らしの鎖をよじ登る。




大人が3人も立てない岩場に腰をかけ、少し遅めのお昼ごはん。



山からの眺めを独り占めにしておにぎりをほおばる。
山登りの一番の贅沢です。



のんびりと昼食を終え、さらに進みます。

それにしても、山や岩だけでなく木も変なのが多いなぁ。


何本出ているのやら…




巻いているなぁ…



こぶ?


やはり冬は西日になるのが早く感じます。



4.3キロ地点


あの「大の字」への案内が。
しかし、ここからは裏妙義への入り口でもあるので安易に登っていいものか迷います。

今回は思いつきの行動なのでちゃんとした地図も持たず、
この先どれぐらいの時間がかかるのかわかりません。



好奇心に勝てず、様子見の思いでちょっと登ってみる事に。

しかし登り始めてすぐに後悔。




砂状になったもろい土と落ち葉で四つんばいになりながら必至によじ登る。


後ろを見ると登ってきた道が全然わかりません(汗)。



ようやく登り切ると、今度は崖に隣接したハードな岩場の連続。


せまい、せまい(怖)。



一足分の幅があるだけでその隣は崖(汗)
岩にしがみつく様にして通過。



30分程登り、ようやく大の字が見えてきましたが、



まだ、かなりの距離があることを実感。
この先の登山道が開いているのかも定かではないので、今回はここで諦めです。
結局また30分程かけてもとのルートになんとか戻りました。


時刻も2時半を過ぎどんどん陽が傾き出し、少し焦りだした頃。



妙義神社のすぐそばの登山道に到着。



結局、神社のすぐ裏の登山道が閉鎖していただけのようです。



ここからはスカブの停めてある6キロ先の中之岳神社の駐車場まで車道を歩きました。



この日、一番きつかったです(笑)

ようやく、駐車場に到着。
陽はすっかり夕日に変わっていました。




4時間半の山歩きと1時間以上のアスファルトでスカブを支える足が少々心配な帰り道でした。





最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大の字 (しびすけ)
2008-01-06 08:16:39
だれが何のためにそんな所に作ったんですかね?

でも一枚目の空の青は綺麗だな。

ちなみに妙義山と言われて、初めに頭に浮かんだのは、
頭文字D、黒R32でしたw

返信する
管理人 (みちろう)
2008-01-06 22:09:50
>しびすけ様

さすがtype-Rオーナーですね(笑)!
期せずして、この日ハチロクに遭遇しましたよ。
ナンバーは「8086」でした(笑)。
この間は榛名湖(作中では秋名湖でしたっけ?)
でもナンバー「1234」のハチロクに出会ったことがあります。
この辺はやっぱりメッカなんですねぇー。

因みに神奈川のヤビツ峠でもハチロクいました(笑)。

返信する
山のぼり (chibioka)
2008-01-07 14:00:44
妙義山は小学校の時2度ほど登ったな~~、かにの横ばいが有名ですよね(笑)
返信する
管理人 (みちろう)
2008-01-07 21:12:36
>chibioka様

さすがお膝元。
私はこの日「かにの横ばい」を通りませんでした。
石門群は4番のみの通過でした。
実は中之岳神社の境内からよりも、峠道から入山した方が早いんですね(笑)?
子供の頃の記憶ではこんなに石門まで登った記憶がなかったので、ずっと変だな~って思ってました。
返信する
やっぱり? (kira)
2008-01-10 00:58:22
妙義山ってやっぱりイニシャルDのですよね?(笑

遅れましたが明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

返信する
管理人 (みちろう)
2008-01-11 22:16:35
>kira様

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

群馬県の峠はほとんどあの漫画に出尽くしているのでは?と思います。
でも、私はほとんど読んでないです(笑)。
返信する
Unknown (三丁目)
2008-01-12 11:17:48
明けましておめでとう御座います。
今年も宜しくお願い致します。

かなり過酷そうな山ですね、
大の字が、看板チックなのには切なくなりました(笑)
誰が、何の為に・・・
返信する
管理人 (みちろう)
2008-01-12 22:57:20
>三丁目様

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

この正月は自分もSEを付けての帰省でしたが、
走行フィーリング、燃費共にかなりいい感じでした。
普通に「極寒ツー」でしたが(笑)。
返信する
遅ればせながら・・・ (かもじろ~)
2008-01-13 21:07:30
明けましておめでとうございます(汗
空の抜けるような青さ!おぬしまた腕を・・・(ry

いやー素晴らしい写真達ですね。
そして相変らずのチャレンジっぷり・・・頭が下がります。
今年も充実した一年になりそうですね。
よろしくお願いしますm(_"_)m
返信する
管理人 (みちろう)
2008-01-15 20:17:14
>かもじろ~様

わざわざのご挨拶、恐縮です(笑)。
今年もよろしくお願いいたします!

ところで、ひょっとして年末の公魚釣りは行けなかったのかな???
顧問の先生の釣果が気になります(笑)。
3桁かな…?

もう氷張ってますかねぇ。
返信する

コメントを投稿