あの日、あの瞬間から日本中の多くの人の頬を涙が伝わったことでしょう。
２０１１年３月１１日、１４時４６分。東日本大震災。
ちょうど今日、１年が経ちました。
平成という時代を一緒に生きた人は、決して忘れてはいけない日。後世に永劫、伝えていかなければいけない日。
理不尽に命を奪われた全て方に、本日、改めてご冥福申し上げますとともに、いまだ避難生活を続けられている被災地の全ての方に改めてお見舞い申し上げます。
愛と暮らした日常を、日記に綴り続けていました。愛と過ごした日常を残したくて。でも、あの日は更新できませんでした。
２０１１年３月。この月の１１日は、更新することができませんでした。
愛が住む栃木県足利でも震災の影響で市内の半分、福島から電力供給を受けている区域が停電してしまったからです。
春を迎える矢先の出来事でした。
あの日、夜空の月は冷たく輝いていました。
愛の体が月に反射して、白く明るかったのを記憶しています。そして温かったな。
あの日から、３６５（３６６）回以上は、更新しようと心に決めました。
今朝は、少し早く起きちゃった。
今日１４時４６分、足利市内では追悼のサイレンが市内全域に響くそうです。
僕は愛の笑顔を１年間、伝えることができたかな。
悲しみと当たる場所の無い怒りを込めて日記を書いていました。
これからは、愛との暮らしを純粋に、シンプルに綴りたいと思います。
故郷「足利」の風景にあふれたブログ。
少し肩の荷が下りた気がします。
１年間、愛の日記にお付き合いいただきありがとうございました。
今日は僕の中で一つの区切りですが、これからも前向きに明るく、書き続けようと思います。
少しづつではありますが一日も早く復興が進むことを、祈ります。
愛、パパは今日、３．１１を取り戻したよ。
