2007年。
夏ドラマで、貧乏家族を支える高校生を演じたNさん。
10月公開の映画、撮影に入ったら役の設定に「貧乏」が追加されたYさん。
12月、38年前の時代劇を観てたら赤貧の下級武士を演じていたMさん。
思うに、翳りを持っているがゆえに!の設定。
その説得力ある背景としての外的な要因に適してるんですよ、「貧乏」は。
しかもどの役もこれに負けていかないんですわ。
おもしろいなぁ、おもしろすぎるぅ。
マイナスを背負っていても前向きであるという人は、より輝きますモンね。
ほんと、お三方とも二の線なんだわねー。
でも、翳りというのは万人の共感を呼ぶ要素とはちょい違うかな。
NさんもYさんも、誰かを守るための犯罪から、追い詰められて
最期は自殺していく、悲劇的な役柄を・・・。
Mさんにだってそういう役がきっとあったはず。
こんな切なさが、私は好きです。