愛の詩集

あなたに元気を与える愛の言葉、愛の心、生きる希望、今何かで困っている方へ心に響くメッセージ

ゆっくり ゆっくりと  「詩」

2007-03-31 11:11:49 | 愛の詩集


泣かないで  私を 見て
泣かないで  手をつなごうよ
あなたの涙が  私の手につたわる

私と共に  あの遠くの灯かりを  求めて
一緒に  歩こうよ

二人で  歩くと  心強いし 
暗い道も  お互いの 
手のぬくもりで  心が和らぐでしょう

泣かないで  私を 見て
泣かないで  私が  そばにいる

このまま  ゆっくり ゆっくりと  歩いていくと
いつの日か  昔の自分に  もどっている事に 気づき
あなたは  不思議に 思うでしょう

そのときまで  二人で
ゆっくり ゆっくりと  肩寄せ合って  歩こうよ


※精神的に病んでいる場合、人間の中の安心感、安堵の気持ちが回復に向かわせます。
 ゆっくり、ゆっくりと見守っていてあげる事が大切です。



あなたへ  「詩」

2007-03-30 17:29:31 | 愛の詩集


あなたは  いつも  仕事に  一生けんめいだった
何年も  海外へ行って  勉強もしてきた

やがて  次の仕事に 就いた
今までの  業績が 認められ
一つ上の  地位に 就いていた

まわりから  あなたの  実力を  期待され
しかし それらの  一つひとつが
心の  負担となっていった

まわりは  あなたに  期待していた
あなたに  その持てる  パワーと
海外で  学んだことを  仕事に取り入れて  欲しかったのだ

その時  あなたは  思うといい
それは  実力だけではなく
努力と  まわりからの  支えがあってこそ
ここまでこれたのだと

なにも  誇ることはない
自分を  誇ると  心の 負担になるだけなのだ 
   ・・・ by masako


※何かに成功する人は、自分のかくれた努力と身近にいる人の支えと
 それをすることの時期やチャンスなどが全部揃っていたことではないのか。
 もうひとつ、出来ない事は出来ないとはっきり言わないとストレスになります。





アリさんの世界  (小さな絵本)

2007-03-29 11:52:04 | 小さな絵本 (物語)



あるところに いじわるなアリのイジくんがいました。
とても元気がよく、アリの学校ではいつも、いばってばかりいました。

同じクラスにイジくんにいつもいじめられているヨイくんがいました。
ヨイくんはイジくんがきらいです。
イジくんは、ヨイくんの靴をかくしたり、本にいたずらを書いたり
べんとうにミミズを入れたり、ありとあらゆるいじわるをしていました。

ある日、イジくんが学校の帰り、沼に落ちてしまいました。
そこは、死なない程度の深さなのだが、なかなか一人では、
はい上がることができなく、もがいていました。

そこへ、同じクラスのフツオくんが通りかかりました。
「あっ、あれはイジくんだ。見なかったことにしよう」と思い
そのまま行ってしまいました。

今度は、同じクラスの頭のいいアタマヨシくんが通りかかりました。
「あっ、あれはイジくんだ。あいつは自分で、はい上がれるだろう。
 それに、ぼくこれから塾に行かないとならないし、見なかったことに
 しよう」 とそのまま走って行ってしまいました。

今度は、同じクラスの元気な女の子ゲンコちゃんが通りかかりました。
あっ、あれはイジくんだ。いい気味だ
「いつもみんなをいじめているから、そこに入って少し頭をひやしなさい」
と大きな声で言って走って行ってしまった。

さてさて、今度通ったのがあのいつもいじめられているヨイくんだ。
イジくんは、いつもボクをいじめているからいい気味だと思って
思いっきり走った。
でもなぜか、その時、涙がポタポタ・・・・

やがて、ヨイくんは、他のクラスの友だちをつれてきてイジくんを助け出した。
ヨイくんは、何も言わず、ただただ黙って、一生けんめい助けた。
みんなずぶぬれになった。

イジくんは、おお泣きした。 そして
「ごめん、ありがとう、ありがとう・・・
 今までぼく うらやましかったんだ
 ヨイくんが、ヨイくんの家庭が・・・
 ごめん、ごめん、ごめん・・・」 
    ・・・ by masako


※この物語は、アリさんを人間に置き換えて考えてみるとわかりやすいです。
 結局は、家庭に問題があってそのことによるストレスを他の集団の弱そうな
 人に発散しているのです。







我輩(犬)のひとりごと   「物語」

2007-03-28 19:30:39 | 小さな絵本 (物語)


我輩のご主人は実にだらしない。
我輩のこの家は、古いマンションで、
我輩が道でエサをあさっているところを、今のご主人が仕事帰りに
見られ、抱かれて連れてこられたのさ。

どうやら、ご主人も一人ではさみしいらしく
我輩をいつも抱きしめてくれるのさ。
我輩のグニャとした顔がなおグニャっとなってくるのさ。

部屋の中は、散らかし放題で、
我輩の寝る場所がようやく確保されている状態なんだ。

ちょっと待て!
我輩が散らかしていると思われたら困る。
全部このご主人が散らかしているのさ。

このご主人のことは、何もふれてなかったね。
実はと~~てもチャーミングでかわいい女の子なのさ。
我輩は心の中では、このご主人をチャーちゃんと呼んでるのさ。

このチャーちゃんは、我輩のためにかわいい服を何着も
買ってくれるのはいいけれど・・・
この部屋なんとかならんかなー。
我輩の服、あっちこっちに投げ捨ててあってかなしいワン。

ちなみに我輩は、チャーちゃんに何と呼ばれているかと言うと、
それがまたすごいんだ。
我輩はブルドックなのに「トム」って呼ぶのさ。
何でもアメリカの映画スター「トム・クルーズ」と同じ名前にしたのさ。
我輩なんだかてれるじゃん(頭カキカキ)

チャーちゃんの友だちが来るとなったらそりゃあ大変なんだ。
大掃除さ。
あっちこっち物をポンとかくしたり、まったく見ちゃいられん。
それでも、まっいっかー

我輩は、友だちが来たら忙しいのさ。
みんなに愛きょうを振りまいて楽しませるのさ。

みんなが帰り、また散らかしっぱなしの部屋になるけど
まっ、我輩は、それはおおめに見てるのさ。

我輩は、ほえないようにしてるし「うんち・しっこ」は
決まった所にきちんとはみ出さないように、
それはそれはていねいにしてるのさ。

我輩がいい見本を見せてあげるのさ。
だって、チューちゃん、小さいときから親と離れて施設で
育てられたと言っていたんだ。
なんか、かわいそうじゃん。
我輩トムが親代わりさ。
我輩を拾ってくれたのでお互い様さ。 
    ・・・ by masako







知識は何のために  「詩」

2007-03-28 13:19:06 | 愛の詩集


知識は  何のために  身につけるのか
何のために  大学まで  行って 学ぶのか
自分の幸せの  ためにか

いいところに  就職して
たくさん  お金を稼いで
たくさん  高級なものを  買いそろえて

もし  それだけだとしたら
全部  それらのかなった時点で
また 次の欲が  出てくるのは  間違いないだろう

お金があっても  違う意味での
家庭内の  何かが 出てくるはず

人間は  たくさんの物を  所有しているというだけで
人を見下したり  人と余計な競争をしあったりする

学んだ知識を  何かの形で
人のために  役立てるという発想に
なかなかなれない  生き物である 
    ・・・ by masako






出会い  「詩」

2007-03-28 09:41:13 | 愛の詩集


人間は  どのような人に  出会うかで
その人の  人生が  決まってくる

学校の中での  友との出会い
何かの  サークルでの  人との出会い
会社での  人たちとの出会い

テレビに  出ている人たちの中で
自分に何か  ひきつけてくれる人との  心の出会い

本を  読んだとき
自分を  とりこにさせる  作家との出会い

ある日  電車の中で  となりに座った人との  
話の中で  光を感じさせてくれる人との出会い

自分にない  何かを 感じさせてくれる人
それらの出会いの 数々が
やがて  自分自身を  作っていくのではないか

人間は  いつも  発展途上にあり
上へ上へと  進んでいける

よき人に  出会いたいものである
よい人生を  歩むために・・・   
    ・・・ by masako





自分の価値観  「詩」

2007-03-27 09:50:33 | 愛の詩集


人には  それぞれの 価値観がある
価値観の違いで  いざこざが 絶えない

夫婦なら  離婚することになることもあろうし
他人だと  付き合いを  やめることにもなる

自分が生まれた時の  育った環境は
自分形成に  それほど  左右されるのだ

いや、 待て
みんなが  同じなら  ロボットではないのか
ロボットでは  どう考えても  つまらない
ロボットなら  夢も希望もないではないか

人間は  自由だから
夢や希望が  持てるのだ 
  ・・・  by masako




暴力は暴力の連鎖を生む  「詩」

2007-03-27 09:42:16 | 愛の詩集


生きものの性質
それは  与えられた環境 そのとおりに 育つということ

愛の心で  育てられると
大人になると  愛の心を いつまでも 忘れずにいて 
人に  与えようとなるだろうし

暴力を  振るわれて  育った子どもは
大人になった時  我が子に  暴力を  振るうようになる

それは  ただ 悲しみの連鎖に  つながるだけであって
憎しみは  憎しみを  生むだけである  
    ・・・ by masako


※暴力を振う大人というのは、かつて大人に暴力を振るわれた子どもだったのです。
 そのことは、暴力を振るった大人も振るわれた子どもも心の奥底では、
 一生ひびくことになります。一つの悩みとなったりします。
 最終的には気づいた人が、相手を許すこと以外にないのです。






言葉は大事なんだね  「詩」

2007-03-26 23:34:43 | 愛の詩集



人から  希望をもらえるような  言葉をかけられると
自分にも  希望が持てて  幸せを感じ

人から  夢を与えられるような  言葉をかけられると
自分にも  夢が叶うような気がして  嬉しくなり

人から  前向きになるような  言葉をかけられると
自分も  頑張りたいと  やる気が湧いてくる

いつも  いい言葉を  聞いていると
本当に  いい気分になれる

ただし  素直に  受け止められる人だけなんだってさ 
  ・・・ by masako

※~と思います。 





昔の昔の昔の人  「詩」

2007-03-26 16:28:32 | 愛の詩集


学校には  入りたくても  入れてもらえない
それで  読み書きは  できない
親の  決めた人と  結婚して
たくさん  たくさん  働いて
たくさん  子どもを  産んで
子どもが  成長していく頃  親は  死んでいく

外の世界は  まるで知らなく
山に 住んでいる人は  海を 見ることもなく
もちろん  本・ラジオに  接することもなく

たくさんの  不満は  あるけれど
親に  反抗することもない

親に  反抗したら
天罰が  くらうと  言われ
ただ  ただ心に 秘めている

昔の人の  心の中は
今の人の  心の中に  通じている

どの時代に  生まれても
人間の  心の中は  いつも  変わることはない 
   ・・・ by masako