久しぶりの 電話だった
あんなに 前を向き 走っていたのに
いつも 仕事に励み
子どものこと
夫のこと
親の介護のこと
親戚のこと
地域のこと
忙しそうに 飛びまわっている あなた
今日の様子は 違っていた
電話の 向こうの あなたは 叫んでいた
私は 耳もとで あなたの 心を聴いていた
あなたの 淋しさと 悲しさを 見ていた
そして あなたの 優しさを 感じていた
私は じっと あなたの 声を 聴いていた
いつしか 受話器の 向こうの あなたと
涙で 語りあっていた ・・・ by masako
※誰しも生きている上で、自分の中でやらなければならないことがあります。
少し手を抜きながら、自分の出来る範囲でものごとを行っていると
思うのですが、この電話の中の彼女には、周りの人からの
「ありがとう」という感謝の言葉が足りないと思うのです。
やはり、家族であっても人に何かをやってもらったら感謝の言葉が
必要なのです。そして彼女のつらい気持ちをわかってあげることです。