2019年9月5日 木曜日 晴れ
この日はタイミング良く到着すぐに撮影できたツツドリ。尾羽を見るとツツドリ幼鳥個体の尾羽と同じように見える。また、部分的だが羽縁に白斑が見られた。この個体はフィールドで皆さんツツドリ成鳥として認識撮影されていた。私も多分に漏れずそう思って撮影した。撮影後、疑問に思う事が何点か見つかり、過去のツツドリ画像を並べてみた。
※この個体はツツドリ成鳥なのか?。
A個体
2019年9月1日に撮影したツツドリ幼鳥 ツツドリ赤色型の尾羽に近い白斑(赤味が少ない)。羽縁に白斑が見られる。
B個体
2015年9月9日に撮影したツツドリ成鳥の尾羽は、白斑は繋がって見えないのが分かる。また、羽縁に白斑は見られず。随分前に、ツツドリとホトトギス、カッコウの識別で尾羽の違いが有効と掲示板に書いた事がある。※但し赤色型と幼鳥個体の尾羽には当てはまらず、とも書いた。
C個体 秋季観察
↑と同一個体 成鳥 内側から見ても尾羽の白斑は繋がらず。
C個体 秋季観察
2011年5月から春に観察した5個体↓を並べてみると、全ての個体の羽縁に白斑は見られなかった。2014年撮影の4個体は同じ場所で毎日のように採食していた。
D個体
E個体
F個体
G個体
H個体
追記
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A個体 撮影角度で黒斑が4つは見えませんが2つは見えています。
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私見 春季飛来当初の成鳥個体には羽縁に白斑は見られない。また、尾羽も成鳥個体のそれとは明らかに違っている。等の事からツツドリ幼鳥個体としました。
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