チーム弁慶

名はマルと申す
よろずの釣り
貧乏釣法をめざしておる。
たいくつな毎日に幸あれ。

観音まいり

2006年04月09日 | Weblog

花見をかねて、山の観音さんにおまいりに行ってきた。
毎年、4月の第2日曜は観音さんの前で
花見大会をすることになっている。

山の観音さんとは、いつの昔からあるのかは
わからないが、マル家代々の土地にあって、
一族がお世話になっている。



もともと、美那川からさらに山道を徒歩で15分ほどかかる
集落に一族は住んでいた。
そこの一角にひっそりとあったのだが、
もう誰も住んでいないので、ただの山林になっている。

かなり急な坂道で、年々足の弱った年寄りがおまいりに行けず、
淋しい思いをさせていたので、
3年ほど前に一族の長の家の近くに移設してきた。

もちろんのこと、
役の行者(えんのぎょうじゃ)の弟子なるお太夫さんの
指南どおりに、おどろおどろしくことは運んだ。

ちょっとわがままな観音さんで、
最初は動きたくないと言っていたようだが、
なんとか説得したらしい。

左側の観音さん は、マルじじが子供のころから
何度となく金箔を狙った者に 盗難.mp3 にあっているらしいが、

かならず帰ってくるというチカラをもっている。

抱いて歩くとかならず腹痛をおこして一歩も歩けなくなると言う。
泣きながら返しに来たようだ。
年寄り達は移設のときにビビッていたのだが
マルが抱いて今の場所につれてきた。
息子のチバも備品の担当にされていた。

以来では、たくさんの人が来てくれるようになって、
観音さんもにぎやかになった。
毎日のように通ってくれる年寄りもいるらしい。
賽銭箱もウハウハ状態である。
毎年建物に手を加えてバージョンアップをはかっている。

おまいりに行くと2体の観音さんがいるので、
一度に2つのお願いができる。
一回で2度おいしいグリコのようである。
今回もまた2つのお願いをしてきた。
それが何かは、はずかしくっていえない。



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