

美術館で見た黄金のマスクがなんといっても印象的でした…。


なんでも、ブドウの成分である酒石酸は、どの壺からも見つかったのだけど、赤ブドウの皮の成分であるシリンギ酸が見つかったのは、一つの壺だけ。
そのことから、残り5つの壺は白ワインだし、ツタンカーメン王が在位していた当時、すでに白ブドウが栽培されていたに違いないという話になったらしいです。
これまで、エジプトの白ワイン製造は3世紀にはじまったと言われていたそうですが、紀元前14世紀には、すでに白ワインが飲まれていたことになります。

きっと、食事をするときには、ワインの器を傾けながら、舌づつみをうっていたのではないでしようか。
赤と白をどのように飲み分けていたのか、興味深いところです。