母親は、『トム・ソーヤの冒険』を書いたマーク・トウェインのいとこで、父親は、そのトウェインの本を出している出版社の社長だったそうです。
ヴァッサー女子大学在学中から小説を書き始め、36歳のときに『あしながおじさん』を、39歳で『続・あしながおじさん』を出版。どちらもベストセラーに。
その同じ年の39歳で結婚し、幸せな家庭生活をスタートさせましたが、女の子を出産した2日後に、亡くなっています。
小説がなかなか売れなかったとはいえ、裕福な家庭で育ち、世界一周旅行をするなど、思いのままに生きた人生。(のように見受けられます。)
でも、いまでも読みつがれている2冊の本をこの世に送り出してしまうと、39歳という若さで、亡くなってしまいました。
彼女はまるで、この2冊の本を書くために生まれてきたみたいです。
作家の人生について、ちょっとだけ考えました。
人は何のために生まれてくるんでしょうね?
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