声欄とえくれあと眼鏡とへそのごまと…

大人と社会について、自らの考え思いで腐していきます。社会への抵抗ではなく挑戦。

分からないから不安になる

2008-12-01 10:12:06 | 読んで欲しい度☆☆☆
先の事が分からないから不安になる。
特にこんな時代だから、その不安は増大する。

しかし逆に考えると、先の事が分かればその不安はなくなる。

どこまで行っても、誰にも先の事は分からないのだけど、一度経験したり、経験した人に話を聞いたりするだけで、その不安は大分取り除かれる。



例えば私に、子供が出来て不登校になっても、何も不安な事はないだろう。
親族に一度、経験した者がいるからだ。
急に学校に行きたくなくなったらしく、一年ほど休んだ。
最初、親は闇雲に行かそうとしたが、どうやら担任とソリが合わなかったらしい。
そんな彼も、今は何事も無かったかの様に生活をしている。

今考えると、彼の判断は賢かったのかもしれない。
担任を見て、嫌な気持ちになって、誰かを傷付けるより、不登校の方がずっといい。
『正々堂々と逃げたのだ。』
また親が賢かったのは、不登校を容認した上で代わりに行くところまで探していた点だ。


ここで良かったのは親と子が話合って、少しでも良い方向を示した事だろう。
そのためには、色々な情報をかき集めるのが有効だろう。
その中には、不登校を経験した人の話も含まれる。
こんなに情報が溢れている世の中だから、自分に得な情報だけ選べば良い。


先が分からないから不安に陥って悲観するのではなく、現状を容認した上で、情報を集めてより良い方法を探す事が最善だ。

そういう方法を経て、選択していけば、誰が何と言おうとも気にせず、また自らも納得できるはずである。