みちくさ

日々思いつくままに。

相模国府祭(さがみこうのまち)

2007年05月17日 | 行事その他!
PC教室でご一緒でしたSさんにお誘い頂き当時のお仲間と国府祭に行ってきました。
当日はお天気も良く人出もGW中でもあり多くの人で賑やかでした。


相模国府祭(さがみこうのまち)

国府祭は「こくふさい」とも、「こうのまち」とも呼ばれ、千余年の伝統を持つ祭事と云われている。
また5月5日に行われるため端午祭とも呼ばれた。
この祭では、古く国府色庁が置かれた中郡大磯町国府本郷の神揃山(かみそりやま)
で行われる神現神事(みあれしんじ)と、麓の大矢場(おおやば)で行われる国司祭(こくしさい)の
二つの神事が行われる。 国府祭は、国司が国府に一ノ宮寒川神社、二ノ宮川匂神社(かわわじんじゃ),
三ノ宮比々多神社(ひびたじんじゃ)、四ノ宮前鳥神社(さきとりじんじゃ),
平塚八幡宮の五社の御祭神を招き、天下泰平、五穀豊穣を祈り奉幣したことに起源する祭である。
五社の神輿が神揃山に渡御し祭典が行われ、特に正午に行われる「古式座問答(ざもんどう)」が有名である。
大矢場では、対面の儀、国司奉幣の儀等が,古式に則り行われ、
また参拝者には神前に供えられた「ちまき」が、無病息災を祈念し授与されます。≪ネットより≫


神揃山(かみそりやま)の頂上に、「神体石」と彫られた石柱が六本立っていました。
一之宮(寒川神社)、二之宮(川匂神社)、三之宮(比々多神社)、 四之宮(前鳥神社)、
と平塚八幡、六所神社の神体石です。

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お神輿
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non_nonさまの技をお借りしました。

相模の国六社
一之宮寒川神社 , 二之宮川勾神社, 総社六所神社,
三之宮比々多神社, 四之宮前鳥神社, 八幡宮平塚八幡宮



一之宮
(いちのみや)
寒川神社
(寒川町宮山3916)

二之宮
(にのみや)
川勾神社
(二宮町山西2122)。

総社
六所神社
(大磯町国府本郷935))

三之宮
(さんのみや)
比々多神社
(伊勢原市三ノ宮1472)

四之宮
(しのみや)
前鳥神社
(平塚市四之宮4-14-26)

八幡宮
平塚八幡宮
(平塚市浅間町1-6)。

座問答
国府祭の圧巻は、正午から行われる座問答という神事です。
相模国は相模川の東の相武(さがむ)と、西側の磯長(しなが)の二国が合体して
成立したとされます。相武最大の神社が寒川神社、磯長最大の神社が川匂(かわわ)
神社で、合体後の相模の一之宮をどちらにするかで論争が起こり、中に入った
三之宮の仲裁でなんとか収まったが、このいきさつが座問答という神事として
後世に伝えられたました。律令制が成立する前後の状況を今に伝える貴重なものです。
神奈川県の重要無形民俗文化財になってます。

画像はネットよりお借りしました。