おっと!
「静寂(しじま)の声」と申しましても、渡辺淳一さんの著書に関して綴ってはいない。
そちら関係でここへ来られた方、相済みません。
(静寂の声:渡辺淳一氏が乃木希典夫妻の生涯を描いた著書。私的には、静子夫人が説く女性の閨中心得に、へぇーーっと思った。興味のある方は、ご一読下さいませ。)
さて・・・
今日は、少々汚い話になりそうな気配だ。
嫌だな、と思われる方は、またのお越しをお待ち申し上げる。
ごきげんよう。
では、勇者はお進み下され。
通勤電車の中で、非常に暇な時がある。
そんな時、私は車内の音や会話に耳を傾け楽しむ。
いや、楽しむと言うのではなく、妄想・・・想像と言うべきか。
目を瞑ると、すぐ背後から音が聞こえる。
「ズズッ、ズ、ズズーッ」
鼻汁をすすり上げる音だ。
スギ花粉が舞う真っ只中のこと、苦しかろう。
「ズッ、ズ、ズズーッ」
さぞや苦しかろう。
お察し申す。
「ズズ、ズズ、ズズズーッ」
うーむ、かなり豪快なすすり上げだ。
この音があと1時間続くのか・・・辛い、が、すすり上げの本人は更に辛いはずだ。
ここは、我慢。
「滅却心頭火自涼」だ。(しんとうをめっきゃくすればひもおのずからすずし)
こちらが、この音とどう向き合うかが重要なのだ。
こちらの考え方次第で、この音はいかようにも変わる、はずだ。
よくよく聞けば、、、
あっ、なんかこの音、蕎麦をすする音に似てるぅ♪
って、ことにしよう。
ここは、隠れ家的極上蕎麦店。
辛口の日本酒をクッと飲みながら、つまみに手を伸ばす。
美味い。
酒がすすむ。
程好く酔いがまわった頃、蕎麦が打ち上がる。
喉が鳴る。
「ズズッ、ズ、ズズーッ」 一口すする。
「ズッ、ズ、ズズーッ」 もう一口すする。
蕎麦つゆ良し、蕎麦の香り良し、言うことなしだ。
って、おーーーい、これじゃあ、クソミソ一緒ではないかっっ。
ヤメ、ヤメ!!
じゃあ、小さん師匠にご登場願い・・・
やめておこう。失礼であったな。
反省。
しかし、小さん師匠の蕎麦やうどんの食べ方は、ホント上手かったなぁ。
あのすする姿は、つゆに浸した蕎麦の先から、つゆが跳ね上がるのが見えたような気にさせるくらい素晴らしい芸であった、と私は思う。
既に亡くなられているので、今ではDVD等でしか姿は見られなくなったが、高座をご覧になられたことのない方、必見である。
と、まあ、音というのは斯くも広がりのある世界なのだ。
音と言えばもうひとつ。
皆は、靴音というものを注意して聞いたことがあるだろうか?
靴音というものは、ひとりひとり違うものであり特徴があるから面白い。
男性・女性、体格の大柄・小柄は勿論のこと、着ているもののスタイルによってもその音に違いが出る。
そして、突詰めれば、音の主の人格まで赤裸々に語ってしまうから恐ろしい。
歩く私の後ろから、女性の靴音がする。
女性靴特有の、そう、ハイヒールで歩く「カツ、カツ」という音だ。
注意してその音を聞くと、何かおかしい。調和のとれてない音だ。
一つ目の音は、軽い「カツッ」
次の音は、金属的な「カチッ」
カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、、、
義足の阿修羅男爵・・・意味不明だが、そんな怪しげな名を想像させる音だ。
カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、、、
阿修羅男爵、迫りくる。
念の為、ここで説明をしておこう。
彼女の靴音は、なぜ同じ音質で交互に響かないのか?
それは、片方の靴のかかとが減り(壊れ)、金属(金具等部品)がむき出し状態になっているからである。
普段、靴の手入れをしていれば、すぐにこの状態に気付くはずなのだが・・・
で、その阿修羅男爵、私の横を颯爽と抜き去る。
イーーー、オンナじゃん。
横目で見た彼女の顔は、早朝にもかかわらずフルメイク。
オリエンタルな香りの香水が微かに漂う。
「脇から寄せて上げて」なのかもしれんが、おっぱいデカかった。
「たわわ」って言葉がピッタリよ。
後姿なんちゃ、生意気にもウエストはキュッとくびれちゃって、尻は小尻のくせにしっかり肉がついていてツンと上がってる。
洋服、バッグもいーーーもの持ってるじゃん。
どこのブランドかはわからんが、イイモノは作りとデザインがいいから一目でわかる。
彼女は、まさに、都会のデキル女風だ。
だが、阿修羅男爵。気取っても、阿修羅男爵。デキル女を演じても、阿修羅男爵。
あーた、どんなに良いものを持っても、どんなに綺麗に装っても、その靴音じゃー全て台無しっすよ。
想像するに、彼女は外見が良ければ満足するようなタイプで、その他に関しては無頓着な性格なのであろう。
まぁ、簡単に言えば、綺麗な服を着てきちんと化粧をしていれば、パンツやブラジャーやパンストを何日も連続で身に付けようが、全くお構いなしの人間なのである。
ついでに言ってしまえば、便所に行っても、ケツを拭かない女性なのである。
お洒落をしたいのなら、もっと細かいところにも気を遣って頂きたいものだ。
要は、中身の問題なのだが、例によってバカに何を言ってもわからぬのだろうな。
世の男性よ、女の細部を、見て・聞いて・感じてから美醜を問うて欲しい。頼むぞ。
さぁ、さぁ、皆よ、自身の靴を確認願う。
「あの人、ケツも拭かないような人なのか。」などと、後方で思われぬようにしようぞ。
我らは、心を磨き、真のお洒落さんになろうではないかっ!
と、こんな感じで今日はお終い。
またね。
「静寂(しじま)の声」と申しましても、渡辺淳一さんの著書に関して綴ってはいない。
そちら関係でここへ来られた方、相済みません。
(静寂の声:渡辺淳一氏が乃木希典夫妻の生涯を描いた著書。私的には、静子夫人が説く女性の閨中心得に、へぇーーっと思った。興味のある方は、ご一読下さいませ。)
さて・・・
今日は、少々汚い話になりそうな気配だ。
嫌だな、と思われる方は、またのお越しをお待ち申し上げる。
ごきげんよう。
では、勇者はお進み下され。
通勤電車の中で、非常に暇な時がある。
そんな時、私は車内の音や会話に耳を傾け楽しむ。
いや、楽しむと言うのではなく、妄想・・・想像と言うべきか。
目を瞑ると、すぐ背後から音が聞こえる。
「ズズッ、ズ、ズズーッ」
鼻汁をすすり上げる音だ。
スギ花粉が舞う真っ只中のこと、苦しかろう。
「ズッ、ズ、ズズーッ」
さぞや苦しかろう。
お察し申す。
「ズズ、ズズ、ズズズーッ」
うーむ、かなり豪快なすすり上げだ。
この音があと1時間続くのか・・・辛い、が、すすり上げの本人は更に辛いはずだ。
ここは、我慢。
「滅却心頭火自涼」だ。(しんとうをめっきゃくすればひもおのずからすずし)
こちらが、この音とどう向き合うかが重要なのだ。
こちらの考え方次第で、この音はいかようにも変わる、はずだ。
よくよく聞けば、、、
あっ、なんかこの音、蕎麦をすする音に似てるぅ♪
って、ことにしよう。
ここは、隠れ家的極上蕎麦店。
辛口の日本酒をクッと飲みながら、つまみに手を伸ばす。
美味い。
酒がすすむ。
程好く酔いがまわった頃、蕎麦が打ち上がる。
喉が鳴る。
「ズズッ、ズ、ズズーッ」 一口すする。
「ズッ、ズ、ズズーッ」 もう一口すする。
蕎麦つゆ良し、蕎麦の香り良し、言うことなしだ。
って、おーーーい、これじゃあ、クソミソ一緒ではないかっっ。
ヤメ、ヤメ!!
じゃあ、小さん師匠にご登場願い・・・
やめておこう。失礼であったな。
反省。
しかし、小さん師匠の蕎麦やうどんの食べ方は、ホント上手かったなぁ。
あのすする姿は、つゆに浸した蕎麦の先から、つゆが跳ね上がるのが見えたような気にさせるくらい素晴らしい芸であった、と私は思う。
既に亡くなられているので、今ではDVD等でしか姿は見られなくなったが、高座をご覧になられたことのない方、必見である。
と、まあ、音というのは斯くも広がりのある世界なのだ。
音と言えばもうひとつ。
皆は、靴音というものを注意して聞いたことがあるだろうか?
靴音というものは、ひとりひとり違うものであり特徴があるから面白い。
男性・女性、体格の大柄・小柄は勿論のこと、着ているもののスタイルによってもその音に違いが出る。
そして、突詰めれば、音の主の人格まで赤裸々に語ってしまうから恐ろしい。
歩く私の後ろから、女性の靴音がする。
女性靴特有の、そう、ハイヒールで歩く「カツ、カツ」という音だ。
注意してその音を聞くと、何かおかしい。調和のとれてない音だ。
一つ目の音は、軽い「カツッ」
次の音は、金属的な「カチッ」
カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、、、
義足の阿修羅男爵・・・意味不明だが、そんな怪しげな名を想像させる音だ。
カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、カツッ、カチッ、、、
阿修羅男爵、迫りくる。
念の為、ここで説明をしておこう。
彼女の靴音は、なぜ同じ音質で交互に響かないのか?
それは、片方の靴のかかとが減り(壊れ)、金属(金具等部品)がむき出し状態になっているからである。
普段、靴の手入れをしていれば、すぐにこの状態に気付くはずなのだが・・・
で、その阿修羅男爵、私の横を颯爽と抜き去る。
イーーー、オンナじゃん。
横目で見た彼女の顔は、早朝にもかかわらずフルメイク。
オリエンタルな香りの香水が微かに漂う。
「脇から寄せて上げて」なのかもしれんが、おっぱいデカかった。
「たわわ」って言葉がピッタリよ。
後姿なんちゃ、生意気にもウエストはキュッとくびれちゃって、尻は小尻のくせにしっかり肉がついていてツンと上がってる。
洋服、バッグもいーーーもの持ってるじゃん。
どこのブランドかはわからんが、イイモノは作りとデザインがいいから一目でわかる。
彼女は、まさに、都会のデキル女風だ。
だが、阿修羅男爵。気取っても、阿修羅男爵。デキル女を演じても、阿修羅男爵。
あーた、どんなに良いものを持っても、どんなに綺麗に装っても、その靴音じゃー全て台無しっすよ。
想像するに、彼女は外見が良ければ満足するようなタイプで、その他に関しては無頓着な性格なのであろう。
まぁ、簡単に言えば、綺麗な服を着てきちんと化粧をしていれば、パンツやブラジャーやパンストを何日も連続で身に付けようが、全くお構いなしの人間なのである。
ついでに言ってしまえば、便所に行っても、ケツを拭かない女性なのである。
お洒落をしたいのなら、もっと細かいところにも気を遣って頂きたいものだ。
要は、中身の問題なのだが、例によってバカに何を言ってもわからぬのだろうな。
世の男性よ、女の細部を、見て・聞いて・感じてから美醜を問うて欲しい。頼むぞ。
さぁ、さぁ、皆よ、自身の靴を確認願う。
「あの人、ケツも拭かないような人なのか。」などと、後方で思われぬようにしようぞ。
我らは、心を磨き、真のお洒落さんになろうではないかっ!
と、こんな感じで今日はお終い。
またね。