阪神生活:ジョージの視点

可愛さ余って憎さ300倍 だけどマイナス思考はしばし封印 今年は育成イヤー 3位なんて狙ったらアカン

9/26甲子園○3-2広島

2006年09月26日 | Weblog
ここまで盛り上げてくれたんだから仮に今日負けちゃっても仕方ないよ、と今まで阪神に対して無かった感傷的な感情がこみ上げてくる。冷静に今日からの6連戦に望もうと思う。だけど2点先制するのを見ると既に普段の観戦(ネットですが)モードに。

初回2点取って、広島のラインアップ見るとファームのようでこりゃ楽勝かなー・・なんて絶対思っちゃいけないんだろうね。中盤~終盤ヒヤヒヤの試合になってしまった。

携帯で途中経過を見ないようにして家に帰ると何と1点差で2死満塁の大ピンチですよ。そしてマウンドには久保田。この場面でいきなり使ってくるとは信頼厚いのかそれともイチかバチかか。初球最高の外角直球、いける!2球目真ん中に入ってきてバットに当てられ打球は高いバウンドで久保田の頭上へ。やばいか?いや、ダッシュ良く突っ込んだ鳥谷が処理して1塁アウト。何という安堵感、そしてここに久保田復活。あと2回。

阪神の攻撃はあっさり終わる。今岡はまだまだ戦力になりそうもない。8回はウィリアムス。いきなり先頭新井にヒット喫しやれやれだが、送りバント1死2塁から後続の2人をともに追い込んでからボール球を振らせ連続三振に切って取り、重大な局面に至らず抑える。ナゴドでは横浜が岩瀬から2点奪って同点に。中日も苦しんでいる。さあ9回は球児だ。

8回裏先頭の関本が頼もしく出塁しムード高まるがシーツ送りバント失敗などもあり0点に終わる。あと1回抑えるのみ。球児は前回のドームの立ち上がりのコントロールの悪さがちょいと不安。初球久々の150Kmもボール、が、この後3球かすらせずに三振。次打者にコントロールの不安が当たってしまいストレートの四球。次の打者はお初にお目にかかるが体格と構えはホームランバッターのそれであり少しビビる。だけど初球の直球を思い切り打ちに来て振り遅れのファールなら大丈夫か。2球直球で追い込んで最後はフォークで空振りやろ、ちょろいでと思ったら当ててきよったか。まさか三遊間?いや鳥谷の正面、素早く転送してゲッツー完成、ゲームセット。これで今季最多タイの6連勝、貯金は最多の21。ま、今さら貯金の数とかどうでもいいんだが。

今日は安藤が無難な立ち上がりに見えたが中盤以降は日曜の福原同様バックに助けられての勝利だったようだ。3点目をたたき出した鳥谷がヒーローインタビュー。あれは恐らく入団以来の最高の当たりだったんではないかな。

お先に勝ちをおさめて中日戦を高見の見物。同点のまま9回に川村が出てきて危うくまた壊しかけ、10回にはクルーン(なんだケガしてるのかと・・)が出てきてボロボロにブチ壊して中日サヨナラ勝ち。これでムード良くなるのか、それとも一旦追いつかれたことが暗い影を落とすのか。ま、今日のお互いの勝ちは想定通りですわ。明日明後日で中日はきっと1敗はする、それに対し阪神はどうか。連勝すれば2差となるし1勝1敗でもまだ先がある。明日の井川は負け覚悟だったが、今日の広島のオーダー見ると俄然色気というか3タテしなきゃいけない気分になってきた。もう背信は許されませんよ。