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Mark's Cafe(Blog)

ライダーのためのバーチャル喫茶店「Mark's Cafe」のBlog版です。バイクに関することを中心とした日記です。

F1第14戦トルコGP

2006-08-28 23:50:18 | F1
昨日行われたF1第14戦トルコGP決勝。

今回は、14周目のリウッチィ(トロロッソ)のスピンに起因するセーフティーカーの導入が全てでしたね。
それまで1-2体制を築き、後続を引き離していたフェラーリの2台がなんと同時にピットイン。おかげで、マッサの作業を待っている間に、M.シューマッハはチャンピオンシップを争っているアロンソ(ルノー)に抜かれてしまいます。
M.シューマッハも懸命にアロンソを追いかけますが、ディフェンディング・チャンピオンのアロンソがそう簡単に隙を見せるわけがなく、そのまま2位でゴール。
シューマッハは、わずか1,000分の1秒差で3位に・・・。

これで10ポイント差だった二人のポイント差は、12ポイントに拡大。
残り4戦、まだまだ絶望的というわけではないですが、M.シューマッハにとっては、非常に勿体ない取りこぼし・・・。
フェラーリ・チームらしからぬミスですよね。
マス・ダンパーの使用禁止で、一時期のずば抜けた速さを失ったルノーに対して油断したのでしょうか・・・。

そして、中盤から終盤にかけては、トヨタの2台とホンダのバリッチェロのバトルに手に汗を握りました。(今回のトゥルーリはタイヤ選択のミスからスピードに欠けていましたが・・・。)
ともに序盤戦では出遅れてしまいましたが、中盤以降はそのスピードを取り戻してきています。特に、ホンダは前回の優勝が物語るように、ここのところかなり調子良さそう。
トヨタ勢もスピードは取り戻しつつあるのですが、肝心なところでトラブルが出たりして、いまいち結果につながっていないのが歯がゆいところ。

でも、こうして日本勢同士で切磋琢磨して、早くトップチームに追いついてもらいたいものです。


F1第13戦 ハンガリーGP

2006-08-07 23:59:22 | F1
昨夜遅く、驚きのニュースが飛び込んできました。

ハンガリーのハンガロリンクサーキットで行われたF1第13戦ハンガリーGP。
例年であれば、酷暑の中で行われるのですが、今年は雨・・・。

あがらない気温、濡れた路面・・・。
この天候に各チームは翻弄されます。

ポール・ポジションからスタートしたK.ライコネン(メルセデス)が2位走行中の26周目に周回遅れのリウッツィに追突し、リタイヤ。
そして、このアクシデントをきっかけにセーフティーカー導入。

なんと、この頃には予選4位ながらエンジン交換のペナルティのため14番手スタートだったJ.バトン(ホンダ)が2位まで浮上。

逃げるアロンソ、追うバトン。
そして、アロンソがピットインした際に、とうとうバトンがトップに浮上。
さらにアロンソは、ピット作業でのミスが原因で、マシンコントロールを失い、コースアウト。痛恨のノーポイントレースを喫してしまいます。

気がつけば、J.バトンが2位に30秒以上の大差をつける独走で初勝利。
F1参戦113戦目でようやく掴んだ勝利です。
そして、ホンダの第3期F1活動においても今回が初勝利。
1992年以来14年ぶりの優勝。そして、ホンダワークスとしては39年ぶりの優勝。
本当に、2000年の第3期F1活動開始から優勝するまでの6年間、本当に長かったです。でもようやくチームスタッフの労力が報われましたね。
おめでとうございます。

そして、今シーズン中の初優勝を目指すもう一つのチームにひと言。
「こんどはあなたたち、トヨタチームの番ですよ。」
開幕後の不振を克服して、とうとうホンダが勝利を掴むことができたわけですし、最近上り調子のトヨタF1チームにも初勝利の可能性は残っています。
そのためには、まだまだやらなければならないことがたくさんあるはずですが、ホンダの勝利は彼らにとっても励みになったはずです。

頑張れ!! トヨタ!!

F1第11戦 フランスGP

2006-07-20 23:59:26 | F1
随分、日が経ってしまったけれど、日曜日に行われたF1第11戦フランスGP。

M.シューマッハ(フェラーリ)がルノー&ミシュランのホームGP優勝の夢を打ち砕き、見事にポール・トゥ・ウィンを飾ったのも良いけれども、それ以上に印象的だったのが、トヨタ勢の活躍。

予選では、フェラーリの2台、昨年チャンピオンのアロンソ(ルノー)に続く、4番手、5番手。
決勝レースでも、2ストップ作戦を選択し、多めに燃料を入れていたにも関わらず、トップ3台と比べても遜色ないペースで走行。
残念ながら、4位を走行中だったトゥルーリはブレーキトラブルのためにリタイヤしてしまいましたが、ラルフが見事に4位入賞。

開幕当初は圧倒的なスピード不足に今季はどうなるのかと頭を抱えてしまいましたが、モナコGPでのTF106Bの投入以来、上向いてきているようです。
ただし、2台ともに完走というレースはほとんどなく、信頼性の低下が懸念されるところですが、現状では仕方がないと割り切っています。
今までのトヨタは、信頼性に重点を置くあまりに、スピードはトップチームからは劣っていました。
でも、今のトヨタはそのスピード差を縮めつつあり、信頼性が低下してきているのは限界まで攻めている、という積極性の表れだと思うからです。

トヨタチームは、今シーズン中に初優勝をあげることを目的に、懸命に作業を続けています。
この実現は難しいかもしれないけれど、その実現に向けて攻めの姿勢をとっている現在のチーム体制を私自身としては評価しています。

あとは、願わくば、フランスGPの結果が偶然ではないことを祈るだけです。

トゥルーリ、無念の残り5周(F1第7戦 モナコGP)

2006-05-29 23:59:07 | F1
故意だったのか、アクシデントだったのか・・・。
予選終盤、コーナーを曲がりきれず、コース上にマシンを止めてしまい、結果的に他のドライバーのタイムアップを阻み、ポールを獲得したM.シューマッハ(Ferrali)。
結局、FIAはクロと判定。
全ての予選タイムを剥奪し、最後尾からのスタートを命じる・・・。

こんな波乱の予選から始まったF1第7戦モナコGP。
序盤から中盤は、昨年チャンピオンを争った二人、F.アロンソ(Renault)とK.ライコネン(McLaren Mercedes)が激しく争います。
1回目のピットインが終わっても、2人はテール・トゥ・ノーズで激しい首位攻防。
見た目にはライコネンの方に勢いがありましたが、ここは難攻不落のモナコ。
コース幅が狭く、ワンミスでガードレールの餌食となる難コースでは、なかなか抜くことができません。(アロンソは、このことを知っていてペースをコントロールしていたのかもしれませんが・・・。)
こんな2人の明暗が分かれたのは、M.ウェバー(Williams)がマシントラブルのためリタイヤし、セーフティー・カーが入った直後。
なんと、2位を走っていたK.ライコネンのマシンがトラブルのため、炎上。
これで楽になったアロンソは一度も首位を他者に譲ることなく、優勝。
うれしい、うれしいモナコ初優勝です。

一方、トヨタ勢は燃料を多めに積み、ピットストップを1回で済ませる作戦を選択。
スタートでは出遅れてしまいましたが、見事に作戦が的中。
上位陣の戦線離脱(K.ライコネン、M.ウェバー、N.ロズベルグら・・・)もあって、ラスト5周となった時点で、J.トゥルーリが表彰台圏内の3位を走行。
今季は不運に泣かされ、未だにノー・ポイントのJ.トゥルーリ。
ようやく表彰台を獲得し、このまま勢いに乗るのか?と思った矢先・・・。
なんと油圧系トラブルでスローダウン。またも勝負の女神にそっぽを向かれてしまいます。
なんとか完走扱いにはなったものの、17位フィニッシュ。
今年はどうも歯車が噛みあいません。

抜群の信頼性を誇っていたトヨタのマシンですが、今季はマシントラブルによるリタイヤが目につきますよね。
せめて、昨季のマクラーレンのように壊れるけど、スピードはあるというマシンならまだマシですが、トップから離されたうえに壊れてしまうマシンでは・・・。
もう少し何とかならないものでしょうか・・・。

とはいえ、結果は出ませんでしたが、TF106Bを投入し、それなりに明るい材料も見えてきたみたいだし、次戦以降に期待ですね。


ところで、最後尾スタートながら見事に5位入賞を果たした疑惑のシューマッハ。
予選の際の映像を見ましたが、あれでは故意と受け止められても仕方がないですよね。
たしかに、勝ちへの強い執念が7度のチャンプ獲得につながったのでしょうが、あれはやり過ぎ。
故意ではなかったことを祈るだけです。


アロンソ、見事母国優勝!!(F1第6戦スペインGP)

2006-05-15 23:59:10 | F1
スペインのカタルニア・サーキットで開催されたF1第6戦スペインGP。
ここカタルニアサーキットでは、何回もテストが行われているということで各チームともデータ量は豊富。
つまり、マシンの真の実力が明らかになるサーキットの一つともいえ、スペインを制すものがシリーズを制すると云われるぐらい。

そして、注目すべきポイントは、いうまでもなくM.シューマッハ(Ferrali)F.アロンソ(Renault)の新旧チャンピオン対決。
M.シューマッハが3連勝でさらにチャンピオンを追い詰めるのか、それともアロンソ母国GPを制し、流れを引き戻すのか・・・。

前回のヨーロッパGPでは、M.シューマッハに追いつくことが困難と判断すると、すぐにエンジンを温存し、2位表彰台をキープすることに専念したアロンソ
レース後のインタビューでも語っていたように母国GPに賭ける思いはかなり熱いものがありました。

予選もその言葉通り、見事な走りを魅せ、ポールポジションを獲得。
ところが、それをM.シューマッハが指をくわえて見ているわけがなく、予選3位からの逆転を狙っています。

で、ここでポイントになるのがアロンソM.シューマッハの間に割って入ったJ.フィジケラ(Renault)。
彼の働き次第で、レース展開は大きく変わってしまうことが予想されたのですが・・・。

決勝レース、グリーンシグナルの点灯とともに好スタートを決めた青いマシン。
アロンソよりもフィジケラの方がスタートが良かったような気がしましたが、そのフィジケラはアロンソの後ろにすっとつけると、後ろを走るM.シューマッハを牽制。
今日のレースは、この一瞬が全て・・・。
結局、アロンソはこの後、どんどん後続を引き離し、独走態勢。
見事に母国優勝を飾りました。
一方、M.シューマッハは中盤でフィジケラを抜くのが精一杯でした。

というわけで、母国優勝を喜ぶアロンソ。
それを祝福するチームスタッフとスペインの大観衆。
レース展開としてはあまり面白いものではなかったですが、ここは素直にアロンソの母国GP優勝をお祝いしたいと思います。


ところで、トヨタ勢・・・。
チームメイト同士で接触した挙句、1台(R.シューマッハ)はリタイヤ、もう1台(J.トゥルーリ)も入賞圏外(9位)でのフィニッシュ。
予選はまずまずだったので期待していたのですが、散々な結末に終わってしまいました・・・。



強いフェラーリが帰ってきた~F1第5戦ヨーロッパGP決勝~

2006-05-08 23:59:00 | F1
ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されたF1第5戦ヨーロッパGP。

M.シューマッハ(フェラーリ)が、横綱相撲で2連勝。
フェラーリの復活を強くアピール。

序盤は、ポールスタートのF.アロンソ(ルノー)につかず離れずの距離でついていき、アロンソが2回目のピットインを行った際、猛然とスパート。
勝負どころで、きっちりとタイムを刻んでくる全盛期のシューマッハを思い出させる走りに胸が熱くなりました。

王者アロンソも2度目のピットイン後、2~3周シューマッハの追撃を試みたようですが、差が縮まらなかったために2位確保に作戦を切り替えたとのこと。
(次戦はアロンソの母国GP。次のレースでも今回使用したエンジンを使わなければならないため、エンジン温存も目的だったようです。)

トヨタ勢は、6番手を走行していたR.シューマッハがラスト7周となったところで、派手に白煙を吹き上げ、エンジンブローのためリタイヤ。(ホンダやメルセデスのエンジンが壊れるのは見慣れたけど、信頼性が高いトヨタでは珍しい姿。)
J.トゥルーリも序盤から中盤にかけてペースが上がらず、入賞圏外の9位フィニッシュ。

でも、チャンピオンを巡る熱い戦いに赤いマシンが加わっただけで十分。
トヨタのマシンがあまり映らなくても、手に汗握る首位攻防、しかもその1台がフェラーリという状況は最高!!
やっぱり、チャンピオン争いには、シューマッハ&赤いマシンが加わらないと面白くないですよね。(願わくば、早くライコネンもこの戦いに加わって欲しいところです。)

赤と青の攻防~F1第4戦サンマリノGP決勝~

2006-04-24 23:59:57 | F1
昨日行われたF1第4戦サンマリノGP。
最後まで目が離せない、まさに手に汗握る展開でした!!

フジテレビでは「落日の皇帝」なんて云われてしまうようになってしまったM.シューマッハ(Ferrari)
音速の貴公子A.セナが最期を迎えたイモラ・サーキットで、そのセナの記録を塗り替える66回目のポール・ポジションから、久々の優勝を狙います。

もちろん、最大のライバルは「青き皇帝」、昨シーズン史上最年少のチャンピオンに輝いたF.アロンソ(Renault)です。

序盤は、スタートに成功したM.シューマッハがぐんぐん後続を引き離し、このまま逃げ切ると思われましたが、中盤になってペースダウン、後ろからはF.アロンソがものすごい勢いで追い上げてきます。

そして、あれよあれよという間に2人はテール・トゥ・ノーズのバトルに突入。
ところが、ここイモラ・サーキットは非常に抜き難いサーキット。
F.アロンソは何度も何度も揺さぶりをかけますが、M.シューマッハは動じず、ミスのない走りで20周以上、この若きチャンピオンを抑えきり、最期はF.アロンソのミスを誘って、見事優勝!!

ちなみに、この2人、昨年は逆の立場で超接近戦を繰り広げています。
その時は、若き挑戦者F.アロンソが赤き皇帝M.シューマッハのプレッシャーを跳ね除けて優勝を飾っているのですが、今回はその時以上のバトル。

本当にいいバトルでした。
長い間、M.シューマッハが君臨していたF1界も世代交代の時期。
昨シーズンは、大きく成長を遂げたF.アロンソK.ライコネンが優勝争いを繰り広げ、低迷するフェラーリで苦しんでいたM.シューマッハの時代はこうしてあっけなく終わっていくのか・・・と感じさせられましたが、ここに来て嬉しいM.シューマッハの復活劇!!

やっぱり、世代交代していくにしても、こうしたガチンコの新旧チャンピオン対決がなくちゃいけないですよね。

ちなみに、テストでスピードを取り戻したかに思われたTOYOTA勢でしたが、トゥルーリはマシントラブルのためわずか5周でリタイヤ。
R.シューマッハも3回ピット作戦が不発に終わり、9位でフィニッシュ。
しかも、中盤以降激しい首位争いが繰り広げられたので、画面にもほとんど映らず・・・。

でも、満足です。
あれだけの戦いを見ることが出来たんですから。
モナコでも、同じような戦いが繰り広げられないかなぁ。

F1第3戦 オーストラリアGP 決勝

2006-04-02 22:30:04 | F1
今日行われたF1第3戦、オーストラリアGPはセーフティーカーが4度も入る大荒れの展開。

そして、そのレース模様をひとことでまとめると『J.バトンを襲った悲劇』

もちろん、事故やトラブルにより戦列を去ったドライバーたちはたくさんいます。
でも、J.バトンに比べれば・・・。

レース序盤でアロンソライコネンに交わされるのは想定の範囲内。
でも、最終ラップ最終コーナーでのエンジンブロー。
炎をあげながらもゴールラインを目指しながらも、ゴールに辿りつくことのできなかたHondaのマシン。凄く衝撃的な映像でしたし、荒れた今日のレース展開を象徴する出来事でもありました。

ちなみにレース結果は次の通り。
アロンソがライコネンとの戦いを制し、今季2勝目。
チームは開幕3連勝を飾っています。

1 F.アロンソ (ESP) Renault
2 K.ライコネン (FIN) McLaren Mercedes
3 R.シューマッハ (GER) Toyota
4 N.ハイドフェルド (GER) Sauber BMW
5 G.フィジケーラ (ITA) Renault
6 J.ビルニューブ (CAN) Sauber BMW
7 R.バリチェッロ (BRA) Honda
8 S.スピード (USA) Toro Rosso Cosworth
9 D.クルサード (GBR) Red Bull Ferrari
10 J.バトン (GBR) Honda
11 C.アルバース (NED) Midland Toyota
12 佐藤 琢磨 (JPN) Super Aguri Honda
13 井出 有治 (JPN) Super Aguri Honda


それにしても、アロンソの試合巧者ぶりが光った闘いでもありました。
これだけ荒れたレースにも関わらず、安定した横綱相撲。
これがチャンプなんですよね。激しいプレッシャーに耐え抜きつかんだ栄冠。
そして、それがドライバーを大きく成長させたんでしょうね。
既に走りに貫禄があります。

そして、もう一つの注目は第3位。
なんとR.シューマッハ(Toyota)がちゃっかり入ってるじゃないですか!!
速さという部分では、まだまだ物足りないToyotaのマシンですが、チーム力でここまで引き上げてきましたね。あの目も当てられない開幕戦から、よくぞここまで立て直したものです。
これで、序盤のJ.トゥルーリ(Toyota)の接触さえなければ・・・。


F1第3戦 オーストラリアGP 公式予選

2006-04-01 22:50:43 | F1
いやぁ~、荒れました。F1第3戦オーストラリアGP公式予選。

予選第1ピリオドでは井手勇治(SAF1)のスピンにより、赤旗中断。
この影響をまともに受けたのがR.バリチェッロ(Honda)
タイムアタック中に遅い車にひっかかってしまい、なんとここで脱落。

そして、予選第2ピリオドではF.マッサ(Ferrali)がクラッシュ。
この事故の影響でまたも赤旗中断。
さらに追い討ちをかけるように、セッション終盤で雨・・・。
この影響で、なんとM.シューマッハ(Ferrali)がタイムを出せずに脱落・・・。

最終ピリオドでは、ようやく2台揃って最終セッションに進んだトヨタ勢ですが、J.トゥルーリ(Toyota)がギアボックスのトラブルのため走行できず・・・。
そして、ポール争いはJ.バトン(Honda)が制し、自身3度目のポール・ポジション獲得。2-3番手にはルノーの2台、4-5番手にマクラーレンの2台が続き、R.シューマッハ(Toyota)はその直後の6番手となっています。

さて、こうなってくると注目は・・・。

「J.バトン&第3期ホンダの初優勝なるか・・・?」

ということになるのですが、オイラの意見は懐疑的。
バトンファンの方には申し訳ないのですが、2列目のF.アロンソ(Renault)K.ライコネン(McLaren)は役者が違います。
決勝レースでは、昨年チャンピオンを争ったこの二人に第2戦で優勝を飾ったJ.フィジケラ(Renault)を加えた3人を軸に戦いが展開されることになるでしょう。


~予選結果~
1 J.バトン (GBR) Honda
2 G.フィジケーラ (ITA) Renault
3 F.アロンソ (ESP) Renault
4 K.ライコネン (FIN) McLaren Mercedes
5 J.モントーヤ (COL) McLaren Mercedes
6 R.シューマッハ (GER) Toyota
7 M.ウェバー (AUS) Williams Cosworth
8 N.ハイドフェルド (GER) Sauber BMW
9 J.ビルニューブ (CAN) Sauber BMW
10 J.トゥルーリ (ITA) Toyota
11 M.シューマッハ (GER) Ferrari
12 D.クルサード (GBR) Red Bull Ferrari
13 V.リウッツィ (ITA) Toro Rosso Cosworth
14 C.クリエン (AUT) Red Bull Ferrari
15 N.ロズベルグ (GER) Williams Cosworth
16 F.マッサ (BRA) Ferrari
17 R.バリチェッロ (BRA) Honda
18 C.アルバース (NED) Midland Toyota
19 S.スピード (USA) Toro Rosso Cosworth
20 T.モンテイロ (POR) Midland Toyota
21 佐藤 琢磨 (JPN) Super Aguri Honda
22 井出 有治 (JPN) Super Aguri Honda

F1第2戦 マレーシアGP 決勝

2006-03-20 23:59:49 | F1
灼熱のF1第2戦マレーシアGPが終了しました。
結果は昨日の夕方には分かってたんだけど、地上派の放送が終わるのを待ってたら、一日遅れになってしまいました。

さて、今回の戦いを振り返って・・・。

まずは、フィジケラ
ポール・トゥ・ウィンで1年ぶりの勝利。
見事な勝ちっぷり。おめでとうございます。

でも、今回の注目株はやはり青き王者アロンソでしょ。
スタート直後のジャンプアップは素晴らしかった。
大外からウィリアムズの2台をパスするシーンでは鳥肌が立ちました。
その後も、チーム戦略があたり、バトンをかわしての2位表彰台。
今シーズンはチャンプの風格が漂ってますよね。

ホンダ陣営は、ルノーのチーム戦略にしてやられたという感じ。
やはり上位チームは百戦錬磨。柔軟に作戦を変更してきます。
この辺りは、ホンダだけじゃなく、トヨタなど若いチームも見習わなくてはいけないですね。

そして、トヨタ陣営。
先週のバーレンGPが悲惨だったので期待してなかったのですが、いい意味で裏切ってくれました。
まだまだ明らかにスピード不足ですが、こんな状態でもラルフが8位に入賞したのは見事。序盤の接触でマシンにダメージを受けたトゥルーリも粘りの走行で9位完走。
とはいえ、昨年の活躍を考えると、こんな成績では満足できません。
ヨーロッパに戻るまでに、なんとかマシンの戦闘力を取り戻してもらいたいものです。

期待のルーキーロズベルクは早々にエンジントラブルでリタイヤ。初の表彰台は次戦以降にお預けということで・・・。
こういう意気のいい新人が出てくるとレースは面白くなりますよね。

佐藤琢磨は結果こそ最下位に終わってしまいましたが、今回はレースしてましたよね。
でも、その姿は痛々しかった。早く新車が完成することを祈ります。

決勝の結果は次の通り。

1 G.フィジケーラ (ITA) Renault M 56 1:30:40.529
2 F.アロンソ (ESP) Renault M 56 +4.585

3 J.バトン (GBR) Honda M 56 +9.631
4 J.モントーヤ (COL) McLaren Mercedes M 56 +39.351
5 F.マッサ (BRA) Ferrari B 56 +43.254
6 M.シューマッハ (GER) Ferrari B 56 +43.854
7 J.ビルニューブ (CAN) Sauber BMW M 56 +1'20.400
8 R.シューマッハ (GER) Toyota B 56 +1'21.200
9 J.トゥルーリ (ITA) Toyota B 55


14 佐藤 琢磨 (JPN) Super Aguri Honda B 53

DNF 井出 有治 (JPN) Super Aguri Honda B 33 メカニカル

DNF N.ロズベルグ (GER) Williams Cosworth B 6 エンジン
DNF K.ライコネン (FIN) McLaren Mercedes M 0 アクシデント