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Mark's Cafe(Blog)

ライダーのためのバーチャル喫茶店「Mark's Cafe」のBlog版です。バイクに関することを中心とした日記です。

TOYOTA F1 撤退

2009-11-04 23:59:08 | F1
つい先日、トヨタF1&小林可夢偉選手の活躍について書いたばかりだというのに、今日悲しい知らせが届きました。



昨季のホンダ、今季のBMWに引き続き、トヨタもF1活動から撤退することを発表しました。少し前には、ブリヂストンも今回の契約終了後、F1から撤退することを発表したばかりです。

トヨタのF1撤退は2期連続の赤字となった同社の業績悪化に伴うもの。

仕方がないといえば、仕方がないのですが、やはり残念です。
公言していた「今シーズン中にF1での初優勝を飾る」といった目標を達成できませんでしたが、シーズン序盤、そしてシーズン終盤の速さに「来季こそ」と期待していたのですが、それも叶わぬ夢になってしまいました。

そして、トヨタがサポートしていた中嶋一貴選手と小林可夢偉選手の去就も気になるところ。記者会見での山科専務(F1担当)の涙にも心を打たれました。
つい3日前は、小林可夢偉選手の6位入賞をものすごく喜んでいただけに、その落差が…。

何事にも「・・・たら、・・・れば」は禁句なのですが、もし「今シーズン中の勝利」という目標を達成していたとしても、やはり継続参戦は難しかったんでしょうね。


早く業績を回復して再びF1界に戻ってきてもらいたいものです。

とはいえ、前途は多難。
2012年まで参戦を継続するという新コンコルド協定に調印しているだけに、今回の撤退はFIAから何らかのペナルティを課せられるのは必至。
しかも、復帰しようとした時に、このことが尾を引くかもしれません…。

そして、もう一つの心配は日本におけるモータースポーツの一層の地盤低下。
日本メーカーも日本人選手も参加していないF1では、地上波放送が打ち切られてしまう可能性もあります。(ただでさえ、視聴率は下がってきているのに…。)
で、地上波放送がなくなれば、ファンの数も減ってしまうでしょう。
これは一人のモータースポーツファンとして、とても寂しいことです。

でも、8年間に亘るトヨタのF1活動。
携わられたスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
そして、トヨタを離れることになるスタッフもいるかと思いますが、レース界での更なるご活躍を祈っています。

あっぱれ!! 可夢偉!!

2009-11-02 23:59:24 | F1
F1日本GP予選中のクラッシュにより、負傷欠場しているT.グロック選手の代役として、ブラジルGPに引き続き、アブダビGPにも出走した小林可夢偉選手。

手に汗握る、熱い走りを魅せてくれました。



予選12番手からスタートする可夢偉に対し、トヨタチームがとった作戦は燃料搭載量を増やし、ピットイン回数を1回に留める1ストップ作戦。今回は、この作戦が見事にハマりました。

スタートでK.ライコネンをかわした可夢偉くん。
安定したペースでラップを刻み、他車が1回目のピットインを行う頃には3位浮上。3位に浮上する際には、ピットアウト直後のJ.バトン(前戦ブラジルGPで今季のチャンピオンに輝く)をパスするというシーンもありました。可夢偉くんの快走に国際映像も注目、かなりの時間、テレビ画面に映っていました。

あわやデビュー2戦目にして、表彰台にあがるのかと思いましたが、ピットイン後の後半戦は、タイヤ特性や周回遅れの処理に苦しみ、なかなかペースがあがらず、最終的に6位入賞。
でも、この成績は立派なものです。
チーム首脳だけじゃなく、世界中のF1ファンの評価も高いものだったのではないでしょうか。

僕自身も、手に汗を握りながら、テレビ画面に釘づけでした。

2008-2009シーズンのGP2アジアシリーズではチャンピオンを獲得したものの、今季のGP2シリーズではランキング16位と低迷。
来季のF1昇格は難しいかなと思っていましたが、ブラジルGP、アブダビGPの2戦での活躍で、ひょっとするとひょっとするかもしれませんね。

今季はウィリアムズからF1参戦中の中嶋一貴選手がノーポイントに終わり、来季の同チームのシートを喪失。なんとかシートが見つかればよいのですが、状況は厳しそう・・・。
そんな状況下での可夢偉選手の活躍。来季はトヨタのレギュラーシートを獲得し、再びアブダビGPのような活躍を見せてもらいたいものです。









ただいま、SUZUKA。おかえり、日本グランプリ。

2009-10-04 23:59:47 | F1
2006年以来、3年ぶりに鈴鹿に帰ってきた日本GP。
鈴鹿サーキット周辺は、独特の雰囲気に包まれています。

そして、今年久々に日本GPを鈴鹿に迎えるにあたって、使われているキーワードが「ただいま、SUZUKA。おかえり、日本グランプリ。」

上手ですねぇ。

全国各地から集まるF1ファン。
響き渡るエキゾーストノート。
OILの灼ける匂い。(食べものの匂いも…。)

レースウィークの、この空気感が僕は大好き。
なんてたって、サーキットが最も輝く瞬間ですもんね。




叶わぬ夢とは思いながら、MotoGPも日本に帰ってこないかなぁ?


さて、レースの方ですが、TOYOTAのトゥルーリがやってくれました!!
昨日の事故のために、欠場したティモの分も頑張り、見事に2位表彰台を獲得。
8年間のTOYOTAのF1活動の中で、日本GPでの最高の結果になります。

2回目のピットストップでハミルトン(昨年のチャンプ)を抜いたときには、鳥肌が立ちましたもんね。今回は、トゥルーリの走りも、ピット作業や作戦もバッチリ決まったという感じです。





レース終了直後は、TOYOTA初優勝の夢を現実に出来なかった悔しさからか、浮かない顔をしていたトゥルーリ・・・。
でも、前戦シンガポールでのティモに続き、2戦連続の2位表彰台。
今シーズンはまだ残り2戦あります。今日のような戦いができれば、念願の初優勝を手にするチャンスはまだまだあります。
頑張れ!!トゥルーリ、ティモ!!

ちなみに、優勝したのはRed Bullのベッテル。
22歳の若者ながら、さすが「皇帝シューマッハの後継者」と言われるだけのことはあります。まさしく「圧勝」という他ない、見事な横綱相撲でした。


一貴の方は、悔しい日本GPになりましたね。
金曜日(雨)のフリー走行では2番手タイムを叩きだしましたが、昨日の予選ではQ1で敗退。今日も1コーナーでスーティルに抜かされるなど、見せ場をつくることができず、悔しい日本GPになったのでは…。ロズベルグが5位入賞を果たしているだけに尚更ですね。

今シーズンのF1も残り2戦となりましたが、一貴は未だノーポイント。
来季の契約に関する情報も流れてこないだけに、心配です。


(レース中の写真は、GP Update.netより拝借しました。


久々の表彰台

2009-09-28 23:34:10 | F1
シンガポールから嬉しい知らせが届きました。

開幕当初の勢いはどこへ行ったのか、ここのところ成績が振るわなかったパナソニックトヨタF1チーム。

昨夜行なわれたF1第14戦シンガポールGPで、ティモ・グロックが2位表彰台を獲得!!

ロズベルグ&ベッテルのペナルティに助けられたとはいえ、鈴鹿サーキットで開催されるF1日本GPを目前に控えたこの時期の表彰台は励みになりますよね。



そして、中嶋一貴はあと一歩及ばず9位フィニッシュ。
今シーズンは未だノーポイントと苦しんでいます。


さて、鈴鹿サーキットでの日本GPはいよいよ今週末に迫ってきました。
そろそろ、我が家の周りにもF1関係者が現れだすかな?
明後日には、市内でF1デモランも行われるみたいだし…。

トヨタも一貴も頑張れ~!!



(写真はGP.UPDATE.NETより拝借しました。)

トヨタ 1-2 悲願の初優勝へ向けて ~F1第4戦 バーレンGP~

2009-04-26 00:36:35 | F1
F1第4戦バーレンGPで、トヨタが悲願の初優勝に向けて好発進!!

ここバーレンでトヨタは、シーズン前に集中的なテストを重ねており、今回のGPにかける思いはかなり強かったはず。

そんな中で、トゥルーリ&グロックがやってくれました。

なんとトゥルーリがポール・ポジションを獲得!!
そして、2番手に入ったのは、グロック。

まさか、まさかのフロントロー独占です。



フリー走行でも安定したタイムを刻んでおり、レーシングペースも良さそう。
これは、決勝が楽しみです。

ちなみに、予選3番手には前回の上海GPで2度目の優勝を飾ったレッドブルのベッテル、4番手にはブラウンGPのバトン、5番手にマクラーレンのハミルトンが入っています。

不安材料は、トゥルーリ&グロックは、他のチームに比べてかなり軽めのマシンで走っていたこと。ピットインでかわされ、ズルズルと後退する姿は見たくないです。。。

お願いだから、トヨタがF1で初優勝する姿を見せてください。
たしか、現存するF1チームで優勝経験がないのはトヨタとフォースインディアのみのはず・・・。

(使用している写真はGP Update.netで公開されているものです。)


トヨタF1 初優勝ならず!! ~F1第2戦 マレーシアGP~

2009-04-06 23:59:44 | F1


予選では、トゥルーリがバトンとポールポジション争いの末、僅かに届かず2番手からのスタートとなりましたが、ここマレーシア セパンサーキットはトヨタが得意とするサーキット。
悲願のトヨタF1初優勝に期待が高まりましたが…。

レース序盤はウィリアムズのロズベルグに先行を許しましたが、トゥルーリは2番手をキープし、16周目にはトップの座に…。

その後、1回目のピットインでブラウンGPのバトンに抜かれましたが、勝負はまだまだこれから…。



ところが、22周目には予報どおり雨が降り始め、レースは大混乱。

多くのクルマがウェットタイヤを履く中、トヨタのグロックが果敢な追い上げを魅せ、9位から3位へと急浮上。



ところが、激しい雨脚に32周目でセーフティーカーが導入され、33周目には赤旗中断。セーフティーカー導入前にグロックは、ハイドフェルド(BMW)を抜き、2位に浮上していたのですが、赤旗中断のままレースが終了してしまったため、規定により順位はグロックがハイドフェルドを抜く前の周で確定。

最終的な結果は、バトンが開幕2連勝を飾り、2位にはハイドフェルド、3位がグロック、トゥルーリが4番手となりました。

これで、トヨタも2戦連続表彰台獲得となりましたが、今回は初優勝への期待が高まっていたため、なんだか悔しさの残る結果となってしまいました。


そして、もっと悔しいのが、F1中継時に居眠りをしてしまい、レースの様子を僕自身が見ていないこと…。せめて、寝る前に予約録画だけでもしておくんだった…。(T T)

(文中の写真は、今回もGP UPDATE.NETに掲載されていたものです。)

ブラウンGP vs トヨタ ~F1第2戦 マレーシアGP~

2009-04-05 08:18:36 | F1
先週のオーストラリア メルボルン でのF1開幕戦に引き続き、2週連続でF1第2戦がマレーシア セパン で始まりました。

昨日行なわれた予選では、ブラウンGPとトヨタF1がお互いにタイムを更新しながら手に汗握る戦いを繰り広げ、最終的にはブラウンGPのバトンが開幕戦に引き続き、2戦連続でポール・ポジションを獲得!!

トヨタのトゥルーリが0.092秒差で2位。
3位にはベッテル、4位にはバリチェッロが入りましたが、この2台はギアボックス交換等によりグリッド降格処分が行なわれるので、スターティンググリッド3番手はトヨタのグロックの手に…。

ブラウンGPの方が重めに燃料を積んでいるようですが、予選での戦いを見る限りブラウンGPとトヨタはがっぷり4つ。

これはトヨタ悲願の初優勝なるか!?
今日行なわれる決勝が楽しみです。

不安材料は雨ですね…。

いよいよj開幕!!F1サーカス2009

2009-03-27 23:59:12 | F1
レギュレーション(規則)が大幅に改正され、フェラーリ&マクラーレンの2強時代は終焉したといわれる2009年のF1GP。

そのF1GPが、とうとうオーストラリアのメルボルンで開幕しました。

初日のフリー走行でトップタイムを記録したのは、中嶋Jrこと中嶋一貴のチームメイトのニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)。
なんと、1回目・2回目とも堂々のトップタイムです。

一貴も好調で、1回目は2番手、2回目では7番時計を叩きだしています。!!


そして、悲願の初優勝を狙い、開幕前のテストで好調だったトヨタ勢もまずまずの位置につけています。



トゥルーリが12番手(1回目)と3番手(2回目)、グロックが10番手(1回目)と6番手。


参戦が危ぶまれたブラウンGPもテストでの好走の勢いそのままに、好位置につけており、明日の予選、明後日の決勝が楽しみです。

まさしく、戦国時代の今シーズン。
日曜日に表彰台の真ん中に立つのは、いったい誰なんだろ?


(写真は、GP Update.netより借用しています。)

F1日本GP~公式予選~

2008-10-11 23:30:03 | F1
富士スピードウェイで行なわれているF1日本GP。

トヨタ勢は、今日も好調だったようですね。

午前中にウェットコンディションで行なわれたフリー走行ではグロックが2番時計。さらに、Q1ではトップ通過。

そして、Q2ではトゥルーリが4番手、グロックが5番手と好位置につけ、期待を抱かせてくれます。

トップ10で争われたQ3では、燃料搭載量の違いなどもあり、単純にスピード比較にはならないのですが、トゥルーリ7番手、グロック8番手とフリー走行、Q1、Q2の結果を考えると少し後退してしまいました。
でも、これは明日に行なわれる決勝レースを見込んでのことと良い方に解釈してみる。(ドライバーコメントによると燃料を積んだときにグリップ不足を感じたとのことであるが…。)

ウィリアムズの中嶋一貴は、フリー走行では常にトップ10に入っていましたが、予選ではQ3進出はならず、14位に…。
でも、チームメイトのロズベルグを上回ったことは評価していいと思います。

なお、PPを獲得したのは、現在ランキングトップのハミルトン。
そのハミルトンを7ポイント差で追いかけるマッサは予選5番手。

明日の決勝レースが楽しみです。

T.グロックがトップタイム~F1日本GP~

2008-10-10 23:59:08 | F1
いよいよ富士スピードウェイでのF1日本GPが開幕!!

2回目のフリー走行で、トヨタのT.グロック選手がなんとトップタイムを記録!!
ウィリアムズの中嶋一貴選手は7番手タイム。

とはいえ、トップから17位までが1秒以内にひしめく大接戦。

まだまだ、予選、決勝ではどうなるのか想像がつかないですよね…。